薔薇と音楽が結んだ「ROSE FOR PEACE」銀座から国宝・瑞龍寺へ
第2回「EXPO酒場 銀座店/ROSE FOR PEACE」開催報告 花に託した平和への願いと、文化を次の世代へつなぐひととき
一般社団法人フラワーライフ振興協議会は、2026年9月26日(土)、ROSE GALLERY銀座本店にて、第2回「EXPO酒場 銀座店/ROSE FOR PEACE」を開催しました。
GREEN×EXPO 2027に向け、花を起点に人と文化の出会いを育む「EXPO酒場 銀座店」。今回は「ROSE FOR PEACE」をテーマに、薔薇、ヴァイオリン、フラワーデザイン、食を通して、平和への願いと文化を未来へつなぐ時間を共有しました。
ROSE GALLERY銀座本店を、花、音楽、美術、食を介して人々が集い、新たな交流が生まれる「銀座パビリオン」として育てていく試みです。
花や音楽、芸術、食を囲み、異なる文化や感性が交わることで、新たな表現や活動が芽生えていく。ここで生まれる出会いを、GREEN×EXPO 2027、そしてその先へとつなぎながら、銀座から世界へ、花を通じて文化と未来を結んでまいります。
今回のテーマは「ROSE FOR PEACE」。
薔薇に囲まれた空間で、ヴァイオリンの音色に耳を澄ませ、花が生けられていく姿を楽しみ、言葉を交わす。
互いの想いに耳を傾けながら、花のまわりに人と人の心が通い合い、平和への願いと、文化を未来へつなぐ思いを分かち合いました。
そして、この日銀座で生まれた縁は、10月3日(土)・4日(日)に国宝・高岡山瑞龍寺で開催される「北陸芸術祭2026・花心論」へ。
銀座で響いた音色と、花に託した想い。その余韻を携え、四百年余の時を重ねてきた瑞龍寺で、復興と平和への祈りをつなぎます。
薔薇の香りに、ヴァイオリンの調べを重ねて
会の始まりを彩ったのは、広島県出身のヴァイオリニスト・安塚かのん氏による演奏。
「音楽を通して、平和への願いを届けたい」。
その思いとともに、中秋の名月にちなむ楽曲も披露され、薔薇の香りにヴァイオリンの響きが重なりました。
演奏に合わせ、ROSE GALLERYの武田桃子氏は、ガラス作家・小宮崇氏の作品に花を生け、月をイメージしたフラワーアレンジメントを制作。
薔薇の色彩、ガラスの造形、ヴァイオリンの響き。
それぞれの美が交わり、銀座の夜にひとつの景色が生まれました。

一瞬に宿る美、時を超えて受け継がれるもの
演奏を終えた安塚かのん氏から、この日の出会いに寄せた言葉が届きました。
松村吉章が語った「バラの一生は女性の生きる一生と同じである」という話に、ヴァイオリンという楽器、そして音楽のあり方にも通じるものを感じたといいます。
「音そのものは奏でた一瞬で消え去ってしまいますが、だからこそ、その時その瞬間の音色にかけがえのない価値が生まれるのだと思います。
そして、楽器そのものは時代を超え、次の世代へと大切に受け継がれていくものでございます。」
花もまた、咲く姿を日々変えていきます。その時に出会った美しさを、誰かと分かち合う。花も音楽も、同じ時を過ごす人々の心に、余韻を残します。
安塚氏は、聴衆への感謝も寄せています。
「熱心に耳を傾けてくださる聴衆の皆様がいてくださるからこそ、音楽は人々に元気を届けることができるのだと、改めてその使命を実感いたしました。」
奏でる人と、耳を傾ける人。花を生ける人と、その姿を楽しむ人。
表現を届け、受け取る人々がいてこそ生まれる時間の豊かさを、あらためて感じるひとときとなりました。

花がつなぐ、人と文化が出会う場へ
会場では、EXPO酒場の活動や、各地に広がる取り組みを紹介。
地域や立場を越えて集まった人々が、それぞれの経験や思いを持ち寄り、これからの共創について語り合いました。
フラワーライフ振興協議会代表理事・松村吉章は、ROSE GALLERYの歴史、御殿場での薔薇づくり、富山に受け継がれる文化などを交え、花を起点とした連携の可能性を紹介。
一輪の花の向こうには、大切に育てた生産者の仕事と、その土地の営みがあります。花を楽しむ人や機会が増えることは、産地を支え、次の花づくりへとつながります。
そこに音楽や美術、食が重なり、異なる分野の人々が出会うことで、新たな文化の芽も育まれていく。
「銀座パビリオン」は、こうした出会いを重ね、それぞれの地域や活動へと縁を広げていく場を目指しています。
この日も、若手音楽家やアーティストの発表機会、花と食を通じた交流など、それぞれの専門性を生かした連携について、対話が交わされました。
花と食を楽しみ、語らうひととき
演奏の余韻に包まれながら、スイーツやマグロカツサンド、ドリンクを楽しむ交流の時間へ。薔薇を囲み、初めて出会う人同士も言葉を交わし、会話の輪が広がりました。
一輪の花にも、一品の味わいにも、つくり手が重ねてきた仕事と、その土地の営みが息づいています。
花を愛で、食を味わい、その背景に思いを寄せる。
身近な楽しみを通して、生産者や地域の文化とのつながりを感じるひとときとなりました。
満ちゆく月の銀座から、国宝瑞龍寺へ
この日、銀座で響いたヴァイオリンの音色と花の表現は、次の舞台へ。
10月3日(土)・4日(日)、国宝・高岡山瑞龍寺で「北陸芸術祭2026・花心論」を開催します。
四百年余の時を重ねてきた瑞龍寺に、花、音楽、ガラス、そして人々の感性が集います。
植物は四季を巡り、花を咲かせ、実を結び、次の命へとつながってゆく。
その悠久の営みに心を寄せ、花と向き合う人々が、日々磨いてきた技と想いを一つひとつの作品に託します。
また、会場では子どもたちや学生の手で彩られる作品も。
幼い日に花に触れ、歴史ある場所で誰かとともに作品をつくった記憶は、やがてその人の感性となり、心に残ります。そうした一つひとつの経験が、この土地に息づく文化へとつながっていきます。
今回、子どもたちが制作する「花短冊」など、会場のお花には、熊本で育ったマリーゴールド、カスミソウ、トルコキキョウが使用されます。
被災地から届いた花を子どもたちの手で新たな表現へとつなぎ、復興と平和への願いを作品に託します。
生産者が大切に育てた一輪の花の価値を受け取り、人へ、文化へ、そして未来へ。
花を介して想いをつないでいく「FLOWER RELAY」の一環です。
平和祈念・被災地支援チャリティーリサイタル「花は、祈りをつなぐ。」
10月3日(土)、瑞龍寺・大茶堂では、平和祈念・被災地支援チャリティーリサイタル「花は、祈りをつなぐ。」を開催します。
三百年以上の時を刻むガルネリを奏でる、ヴァイオリニスト・安塚かのん氏。
その響きとともに花を紡ぐ、フラワーアーティスト・山川大介氏。
瑞龍寺の光と景色を映す、ガラス作家・小宮崇氏の作品。
ガルネリの音色とともに、花が姿を変え、作品が生まれていく。
花の色と香り。
ガラスに宿る光。
瑞龍寺の静けさに重なる音。
花、音、光、建築、そして人。
それぞれが、この日、この場所で一つの時間をともにします。
花が人をつなぎ、想いが未来へ巡る。
銀座で結ばれた「縁」を、国宝・瑞龍寺へ。
銀座から富山へ、そしてGREEN×EXPO 2027へ。
花を介して生まれた出会いと祈りを、未来へとつないでまいります。
【次の舞台|北陸芸術祭2026・花心論】
北陸芸術祭2026・花心論
第28回 花まつフラワーデザイン展
テーマ:
「縁 ― ひろがり・連鎖 ―」
開催日:2026年10月3日(土)・4日(日)
会場:国宝 高岡山瑞龍寺
富山県高岡市関本町35
主な内容:
「流紋」|山門~仏殿
「奉納花」|仏殿・法堂
「お花魅 回廊」|第28回 花まつフラワーデザイン展
山川大介「めぐるかたち」|フラワーデモンストレーション
小宮 崇|ガラス作品展示
【10月3日(土)特別公演】平和祈念・被災地支援チャリティーリサイタル 「花は、祈りをつなぐ。」
日時:2026年10月3日(土)
13:00開場/13:30開演/15:00終演予定
会場:国宝 高岡山瑞龍寺・大茶堂
出演・作品:
安塚かのん|ヴァイオリニスト
山川大介|フラワーアーティスト
小宮 崇|ガラス作品
定員:100名・全席自由
鑑賞料:
大人 3,000円
特別親子券 大人1名+子ども1名 4,000円
子ども1名追加につき 1,000円
※瑞龍寺拝観料別途
公演では、山川大介氏が7点のフラワーデザイン作品をライブで制作。作品完成後には、それぞれに込めた思いを紹介し、最後は安塚かのん氏の独奏で締めくくられます。
【お問い合わせ・活動へのご参加について】
一般社団法人フラワーライフ振興協議会は、「LEAVE NO FLOWER BEHIND/一輪の花も取り残さない」を理念に、花を介して、生産者、地域、人、文化をつなぐ活動を全国で展開しています。
花を楽しむ人と機会を増やし、その価値を産地や次の花づくりへとつないでいくこと。そして、花を通じて人と人、人と地域、文化と未来がつながる場を育てていくことを目指しています。
活動の趣旨にご賛同いただける企業・団体、教育機関、自治体、アーティスト、生産者の皆さまとの連携・共創も広く募集しています。
活動や協働に関するお問い合わせは、公式ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
一般社団法人フラワーライフ振興協議会
Smile Flower Project
代表理事 松村 吉章
一般社団法人フラワーライフ振興協議会
HP:https://flower-life.org/

























