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    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、ファディア株式会社

    日本初!ピーナッツに含まれる単一のタンパク質を原料とした ピーナッツアレルギー診断薬を市場投入

    ~より安全で高精度の診断が可能に~

    サーモフィッシャーサイエンティフィックグループの一員であるファディア株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:イアン・マイケル・スミス/Ian Michael Smith)は、ピーナッツに含まれる単一のタンパク質を原料とした、ピーナッツアレルギー診断補助を目的とする体外診断用医薬品「イムノキャップアレルゲンコンポーネント f423 Ara h 2(アラエイチツー)(ピーナッツ由来)」を日本で初めて市場に投入したことを発表します。


    ピーナッツは、重篤な食物アレルギーを引き起こす原因食物として知られ、欧米では食物アナフィラキシー(*1)による死亡の主因として広く認知されています。卵や牛乳などによる食物アレルギーは、成長に伴い摂取しても症状が出なくなるケースが多く見られますが、ピーナッツは経年による耐性の獲得が難しいという特徴があります。日本でもピーナッツアレルギーの患者数は近年増加傾向にあります。ごく微量の摂取でも発症する可能性があるため、患者やその家族は加工食品への混入に常に細心の注意を払わなければならないなど、心理的負担やQOL(Quality Of Life:生活の質)の低下が課題になっています。


    ピーナッツアレルギーの確実な診断には、医師の管理下で実際にピーナッツを摂取する経口負荷試験(*2)を実施する必要があります。しかし、過去にピーナッツ摂取によりアレルギー症状が誘発されたことのある患者に対してこの試験を実施することは、「食物アレルギー経口負荷試験ガイドライン」で推奨されていないため、実際には、日常生活における摂取後の明らかな症状の有無と、従来のピーナッツアレルギー診断薬による検査結果に基づいて判定が行われます。


    従来のピーナッツアレルギー診断薬は、ピーナッツから直接抽出した多種類のタンパク質を原料としており、ピーナッツアレルギーの患者を高い確率で陽性と判定できる一方で、症状を発症しない人も陽性と判定してしまう場合があります。


    この度日本市場に初投入した「イムノキャップアレルゲンコンポーネント f423 Ara h 2(ピーナッツ由来)」は、ピーナッツアレルギーの発症と強い関連性があるとされるAra h 2(ピーナッツに含まれる単一のタンパク質(アレルゲンコンポーネント)の一つ)を原料としており、これによりピーナッツ摂取後に症状が誘発されない人でも陽性判定となり得るという、従来の検査試薬が持つ課題を大きく改善しました。ただし、Ara h 2以外のタンパクが原因となっている患者の検査結果が陰性となる場合があるので充分な注意が必要です。
    従来のピーナッツアレルギー診断薬と「イムノキャップアレルゲンコンポーネント f423 Ara h 2(アラエイチツー)(ピーナッツ由来)」による検査を組み合わせることにより、ピーナッツアレルギー診断の精度をより高めることができます。そのため、危険を伴うピーナッツの経口負荷試験の実施を減少させ、経口負荷試験をほぼ半減できるという報告もあります(*3)。


    「2014年は、現在サーモフィッシャーの免疫診断薬事業部であるファディアが、血中の特異的IgE(*4)を測定する体外診断薬を世界で初めて製品化してから40周年にあたります。日本においても、日本特有のアレルゲン特異的IgE検査薬の製品化を進めるなど、アレルギー診断の進歩に貢献してきました。今後も、アレルギー診断に役立つ体外診断薬の開発に傾注し、有用な試薬を世の中に送り出すべく精進いたします」と、ファディア株式会社代表執行役員兼COOの塚田 アンドレアスは述べています。


    本血液検査は、全国のアレルギー診療を行っている病院・診療所で実施されており、保険適用となっております。


    *1:アレルギーの原因物質の摂取後、数分から数時間以内に全身の複数の臓器に重篤な症状が発現すること。
    *2:アレルギーの原因と疑われる食物を実際に患者に摂取させ、アレルギー症状が出現するかどうかを観察して原因食品であるかを判断する、もしくは原因食品をどの程度まで症状誘発することなく摂取できるかを確認する検査。
    *3:海老澤 元宏、伊藤 浩明:日小ア誌27(4): 621-628,2013
    *4:即時型アレルギーを引き起こす免疫グロブリンの一つ。


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、170億ドルの収益と世界50ヵ国に50,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の4つの強力なブランド、Thermo Scientific、Life Technologies、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせをご提供します。

    URL: http://www.thermofisher.com


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(日本法人)について
    米国Thermo Fisher Scientific Inc. の日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウェア、研究用試薬を取り扱っています。

    本社     : 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9
    代表取締役社長: イアン・マイケル・スミス
    URL      : http://www.thermofisher.co.jp


    ■ファディア株式会社について
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドのスウェーデンにある免疫学的診断薬部門の日本法人であるファディア株式会社は、アレルギー性疾患および自己免疫疾患の診断薬および検査システムを輸入・販売しています。

    所在地    : 東京都台東区東上野4-24-11 NBF上野ビル
    代表取締役社長: イアン・マイケル・スミス
    URL      : http://www.thermoscientific.com/phadia
             (中央上部のGlobalタグからJapanをご選択下さい)

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、ファディア株式会社

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    この企業のリリース

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の 非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    3日前

    新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請
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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月31日 10:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ  肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、 国立がん研究センター東病院と戦略的提携  新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月28日 11:30

    オンコマインTM Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子変異陽性の
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する
アミバンタマブ(遺伝子組換え)および
ラゼルチニブメシル酸塩水和物併用療法の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
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切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する
アミバンタマブ(遺伝子組換え)および
ラゼルチニブメシル酸塩水和物併用療法の
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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月22日 10:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Thermo Scientific(TM) NanoDrop(TM) Ultra 
微量分光光度計」を日本市場で販売開始
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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月8日 16:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
細胞培養工程のプロセス開発を簡素化・加速し、
バイオ医薬品の市場投入を迅速化する、
5リットルサイズのシングルユースバイオリアクターを
日本市場で販売開始
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5リットルサイズのシングルユースバイオリアクターを
日本市場で販売開始

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月2日 10:00