「ALAgene® technology」で創製された抗体医薬品候補第I相単回投与臨床試験が完了 ～ライセンス契約に基づく将来の収益機会拡大へ～

　株式会社ファーマフーズ（本社：京都市、代表取締役：金武祚）は、当社独自の抗体創薬プラットフォーム「ALAgene® technology（アラジンテクノロジー）※」を用いて、当社と田辺三菱製薬株式会社（以下「田辺三菱製薬」）との共同研究により創製された抗体医薬品候補「MT-3534」について、田辺三菱製薬が実施していた第I相単回投与臨床試験（試験ID：jRCT2031240187）が2025年7月に完了したことをお知らせいたします。

　今回の臨床試験の進展は当社にとって、将来の事業化や収益拡大の実現に向けた極めて重要な成果であり、当社の創薬事業における長期的な成長基盤を一層強固にするものと考えております。

　当社は自己免疫疾患やがん、炎症性疾患といった難治性疾患に対して、哺乳類を用いた従来の抗体創薬アプローチでは実現が困難であった革新的な治療薬の開発を目指しております。今回の成果は、当社の独自技術である「ALAgene® technology」が臨床開発に着実に歩みを進めていることを示しています。当社では今後もパイプラインのさらなる拡大を目指してまいります。

※ ALAgene® technology（アラジンテクノロジー）
疾病の主因となる標的分子に対して、哺乳動物からは作製困難な抗体をニワトリから作製し、ヒト向けに改変した抗体医薬品を開発する当社独自の抗体創薬プラットフォーム。

【本資料に関するお問い合わせ先】
経営戦略部・広報グループ　 E-mail : press@pharmafoods.co.jp
以上