県央地域大規模災害訓練に向けた実運用型事前訓練を実施
こうのす共生病院、行政・医療機関連携を想定した災害医療体制の実地検証を開始
2026年1月24日(土)、医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院(埼玉県鴻巣市)は、埼玉県鴻巣保健所管内における「県央地域災害時保健医療訓練」の一環として、院内実運用型の事前災害対応訓練を実施しました。
本訓練は、2026年10月12日に予定されている県央地域大規模災害訓練への参加を見据え、実際の災害発生を想定した初動対応から情報連携までを一連の流れとして検証する「予行演習」と位置づけて実施したものです。
実際の災害対応フローを想定した訓練設計
当日は、地震発生を想定し、以下の実務プロセスを段階的に実施しました。
・災害対策本部の立ち上げ手順確認
・トリアージエリアの設営および患者動線の確認
・職員を模擬患者としたトリアージ実施
・外部医療機関・鴻巣保健所との電話連絡訓練
・災害医療情報システム(EMIS)を用いた情報入力訓練
・院内連絡体制および指揮系統の確認
平時に利用している院内スペースを災害時動線として転用する想定も取り入れ、実際の運用に近い形で検証を行いました。
「机上訓練」ではなく「実運用検証」を重視
本訓練では、マニュアル確認にとどまらず、現場での配置、動線、連絡系統、情報伝達の流れを実際に動かすことで、課題抽出を目的としています。
災害発生時には、初動対応の遅れや情報の分断が医療提供体制に大きな影響を与えることが想定されます。こうしたリスクを事前に可視化し、改善につなげることが本取り組みの狙いです。
10月大規模訓練に向けた「準備フェーズ」への移行
今回の事前訓練は単発の取り組みではなく、10月に予定されている県央地域大規模災害訓練に向けた準備フェーズの第一段階として実施しました。
今後は、今回抽出された課題を踏まえ、
・対応フローの見直し
・役割分担の再整理
・連携体制の再確認
などを段階的に進め、より実効性の高い災害医療体制の構築を目指していきます。
地域医療を止めないための継続的な体制整備
こうのす共生病院では、災害時においても地域医療機能を可能な限り維持することを重要な使命と捉えています。
今回の訓練を通じて得られた知見を院内だけに留めることなく、行政機関や医療機関との連携強化にも活かし、地域全体の災害対応力向上に貢献していく方針です。
取材・見学・情報交換について
本取り組みに関する取材、災害医療体制構築に関する情報交換、見学のご相談については、広報室までお問い合わせください。
医療法人社団鴻愛会
こうのす共生病院 広報室
TEL:048-541-1131
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