【名城大学】「第11回卒業生教員交流会」を6年ぶりに開催し、約80名が参加

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    2025年12月11日 18:00

    世代・分野を超えた交流で教育現場との連携を強化

    記念写真に収まる参加者
    記念写真に収まる参加者

    本学と教育現場の強固なネットワーク構築を目的とする「第11回卒業生教員交流会」が12月6日、天白キャンパスで開催されました。本会は2008年度に初開催し、2020~2024年度までコロナ禍の影響で実施を控えており、今回6年ぶりに開催。対象を現職教員、教職課程を履修している在学生に加え、元教員もに広げて約80人が集結し、基調講演やグループ討議を通じて、世代や分野を超えた交流を深めました。

    勝浦副学長「教育現場と本学を結ぶ強固なネットワークに」

    はじめに勝浦正樹副学長から「この交流会が、本学と教育現場を結ぶ強固なネットワークとなってほしい」と挨拶があり、渉外部の伊深智美事務部長からは大学の近況やトピックスについて紹介。教職センターの片山信吾センター長は「多くの卒業生が教員となって教職現場で活躍してきたことは、一人ひとりが紡いだ大切なレガシーです。このレガシーを確実に引き継ぐよう努力します」と決意も述べました。

    挨拶する勝浦副学長
    挨拶する勝浦副学長
    片山 教職センター長からは決意表明も
    片山 教職センター長からは決意表明も

    外国学部の鈴村教授が基調講演。日本人大リーガーの系譜を紹介

    講演する鈴村教授
    講演する鈴村教授

    基調講演には外国語学部の鈴村裕輔教授が登壇し、「聞くと誰かに話したくなる日本人大リーグ選手の系譜 ―マッシーからオオタニサンまで―」と題して講演を行いました。
    鈴村教授は、村上雅則選手が日本人初の大リーガーとなった経緯や、野茂英雄投手が登場するまで日本人選手が不在となった「空白の30年」の背景を解説。さらに、現在の大谷翔平選手の活躍に焦点を当て、「大谷選手は大リーグ機構が目指す多様化の象徴となった。その影響はスポーツ選手の枠を超えている」と紹介しました。

    この後、演習室に会場を移し、8~9人が1グループとなり討議が行われました。あるグループでは、教職課程を履修する在学生の不安に対し、現職教員が「生徒のことを第一に考え、自身も共に成長することが重要」と熱く語られる一幕もあり、在学生の不安解消につながる貴重な交流になっていました。

    天城会 服部会長「先輩が力になる。ぜひ、学生の皆さんは教育の世界に」

    この後、会場をタワー75のレセプションホールに移し、懇親交流会が行われました。
    校友会の森誠会長が「先生方の日々の努力に頭が下がる思い。校友会活動にもぜひ参加してほしい」と挨拶。歓談の後、本学の卒業生教員の会である天城会の服部光博会長(愛知県立春日井工科高等学校 校長)は「教育現場には力になってくれる先輩がたくさんいる。ぜひ、学生の皆さんには教育の世界に飛び込んできてほしい」と、後輩への熱い思いを口にしました。
    最後に、矢野幾也業務執行理事が「この会を通して、卒業生同士のつながりをさらに強固にしてほしい。大学も期待しています。来年もぜひお越しください」と述べ、交流会を締めくくりました。

    乾杯の挨拶をする校友会の森会長
    乾杯の挨拶をする校友会の森会長
    懇親交流会の様子
    懇親交流会の様子
    卒業生を代表して挨拶をする天城会の服部会長
    卒業生を代表して挨拶をする天城会の服部会長
    閉会の挨拶をする矢野業務執行理事
    閉会の挨拶をする矢野業務執行理事

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