総合型選抜時代、夏休みが大学受験の分かれ道に 受験のプロが教える「合格に近づく夏休みの過ごし方」
~志望校選びから出願書類まで今知っておきたいポイント~
今年度、総合型選抜入試の導入が国公立私立大学で9割を超える中、総合型選抜・学校推薦型選抜入試を利用して大学進学を目指す受験生も大幅に増え、大学受験は大きな転換期を迎えています。高校で探究学習が定着したことも追い風となり、「学びたいこと」や「高校時代の取り組み」を評価する入試が広がる一方、大学側の選考方法も年々変化しています。
こうした変化を受け、大学受験支援サービス「年内入試ナビ」を運営するAvalon Consulting株式会社代表の竹内健登は、「総合型選抜を目指す受験生にとって、夏休みは合否を左右する重要な期間」とし、「総合型選抜では、7月以降に各大学の募集要項が公開され、夏休みは志望理由書や自己推薦書などの出願書類を完成させる本格的な準備期間になるため、この時期をどう過ごすかによって、秋以降の受験結果が大きく変わる。」と話しています。受験生だけでなく保護者にとっても「夏休みは受験準備の絶好の機会」では、どう過ごせばいいのか具体的にお伝えします。※1 令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況の概要より
夏休みは"合格に向けた土台づくり"の期間
竹内は、「高校3年生の夏休みには志望校を固めておくことが理想」と話します。7月に募集要項が公開される大学も多く、夏休みは志望理由書や自己推薦書などの出願書類を完成させる重要な時期として、この夏休みに取り組むべきこととして挙げるのは次の5つです。「書類は経験を書くだけでは不十分です。大学で学びたい分野について本を読み、自分で調べ、人に話を聞くなど、自ら行動して得た学びを盛り込むことで、内容に深みが生まれます。その積み重ねが合格につながります。」

保護者のサポートが受験生の力になる
総合型選抜では、保護者の関わり方も重要です。
竹内は、「保護者には、お子さまが作成した志望理由書や自己推薦書をぜひ読んでほしい」と話します。また、大学で学ぶ内容がわかる入門書を紹介したり、探究活動につながる人脈やインタビュー先を紹介したりすることも、受験生の学びを深めるきっかけになります。
「現在の大学受験は、保護者世代が経験した入試とは大きく変わっています。親子で進路について話し合いながら準備を進めることが、納得のいく受験につながります。」

夏休みのオープンキャンパスは必須!自分の体験が合格を左右する
総合型選抜では、志望校選びそのものも重要です。
竹内は、「偏差値だけで大学を選ぶのではなく、自分が学びたいテーマを研究しているゼミや研究室があるかどうかを確認してほしい。夏休みは書類作成の最後の段階です。出願した後に面接がありますので、面接で突っ込まれても良い内容になるよう、自分なりに本を読んだり足を動かしたりして自分が体感した情報を盛り込んでください。その一手間が合格を左右します。」

偏差値だけでなく学問への熱意が評価される社会を作りたい
2024年秋よりサービスを開始した「年内入試ナビ」は、竹内が「偏差値だけでなく学問への熱意が評価される社会を作りたい」という思いでスタートしています。学びたいこと、将来の職業、大学のエリア、出願&入試条件などを細かく選んだ上で、総合型選抜で希望する選考方法や、自分がアピールしたいことなどを選択すると、自分に合った総合型選抜を行っている大学がリストアップされる仕組みで、高校生・保護者・教育関係者からの利用が拡大しています。従来の“偏差値中心”の進学選択ではなく、「何を学びたいか」「どんな環境が合うか」を重視した進路選択を支援しています。


総合型選抜の最前線で受験生を支えるプロフェッショナル
竹内 健登(たけうち けんと)
Avalon Consulting代表取締役 /
総合選抜の対策塾ホワイトアカデミー代表
東京大学工学部卒業。現役で東京大学理科一類、
東京工業大学(現・東京科学大学)特別選抜入試に合格。卒業後は人材育成・組織開発に携わった後、ホワイトアカデミーを設立。
10年以上にわたり、総合型選抜・学校推薦型選抜を中心に、志望校選びや志望理由書、面接対策、進路設計まで幅広く指導。「大学に合格すること」ではなく、「大学で何を学び、その先の人生をどう描くか」を重視した伴走型の指導を強みとする。
大学受験や総合型選抜、大学選び、キャリア形成をテーマに、新聞・テレビ・Webメディアへのコメントや取材実績あり。

















