『a-kaiwa.net』 日本初COMを巡る類似ドメイン訴訟で和解

    企業動向
    2006年7月10日 12:00

    報道関係者各位
    プレスリリース                      2006年7月10日
                             有限会社えいかいわNET

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             外国語講師情報サイト『えいかいわNET』
           日本初COMを巡る“そっくり”ドメイン訴訟で和解
                 http://www.a-kaiwa.net/
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    有限会社えいかいわNET(所在地:東京都港区、代表取締役:宮川 泰子)は、
    顧客を奪うためインターネットでそっくりのドメイン名を使ったとして、
    同業者とその前社長を相手取り、ドメイン名の削除と損害賠償などを求め
    訴訟を起しました。
    この度、被告側の全面謝罪により和解が成立し、日本初のトップレベル
    ドメイン名を巡る訴訟に終止符が打たれました。


    弊社のドメイン名「a-kaiwa.net」に類似する「a-kaiwa.com」などの4つの
    ドメイン名を登録した同業者の有限会社ファインダネット(所在地:
    神奈川県横浜市)を相手取り、ドメイン名の削除と損害賠償などを求めて
    横浜地方裁判所へ訴訟を起しました。

    訴訟に先立ち、昨年7月、横浜地方裁判所は、「a-kaiwa.com」へアクセス
    すると自動的に自社のホームページへ接続するように設定した被告側の行為は、
    訴えの根拠となっている不正競争防止法違反に当たるとして、被告側へ類似
    ドメイン名の使用禁止の仮処分命令を出しました。

    被告側が「『a-kaiwa』が弊社固有のものである」ことを認め、
    「『a-kaiwa』の付くドメイン名は一切使用しない・登録しない」ことを
    誓約し、全面謝罪したことを受けて、この度和解が成立しました。


    知的財産権の保全と防衛という意識が、ようやく一般的にも浸透し始めている
    日本において、ドメイン名のもつ『可能性』と『危険性』は、未だ認識されて
    いないのが現状です。
    ドメイン登録の簡便性から、今後さらに私どものような被害者が増えていく
    ことが多いに懸念されています。JPドメイン名の登録管理業務とDNSの運用を
    行なっている「株式会社日本レジストリ サービス」や、大手ドメイン名
    登録管理会社「お名前ドットコム」などでは、類似ドメイン名の登録自粛を
    促すようになりましたが、ドメイン訴訟には多くの困難が伴い、ただ泣き
    寝入りをするしかないか、訴訟を起しても多大の労力と金銭を費やさなければ
    ならないケースが生まれてくると思われます。

    このドメイン訴訟の経験を生かし、今秋より、弊社では、WIPOなどの国際
    機関へ類似ドメインを提訴する際に必要となる、英文作成・翻訳・添削
    サービスを始めることとなりました。

    今回の事例が、諸外国から見れば【隙だらけの日本】に、一つの警鐘を鳴らす
    こととなれば、と思います。
                                     以上

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    ◆会社概要及び本件に関するお問い合わせ
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    有限会社えいかいわNET
    所在地: 〒105-0012 東京都港区芝大門2-2-7 7セントラルビル4F
    創立 : 2003年8月8日
    代表者: 代表取締役 宮川 泰子
    担当 : 石井(いしい)
    TEL  : 03-3578-3797
    FAX  : 03-3578-3798
    E-mail: admin@a-kaiwa.net
    URL  : http://www.a-kaiwa.net/

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