ヤングケアラーサポーター養成のプロジェクト開始 ~「ヤングケアラーを見つける目」と「支える手」を広げたい~
特定非営利活動法人kunこころの宮は、プロジェクト「サポーター養成講座を通じて、ヤングケアラー・若者ケアラーの未来を変えたい!!」をクラウドファンディングサイト「For Good」にて2025年8月1日(金)から8月31日(日)まで実施しています。
特定非営利活動法人kunこころの宮は「ヤングケアラーの未来」を守るため、手を伸ばせば話を聴いてくれる人が側にいることで、不安を軽減し安心してもらえるように彼らの抱える困難を共に理解し、支援者としてのスキルを学ぶことから社会全体で支援の輪を広げていきたいと願っています。
知っていますか?ヤングケアラー
■ヤングケアラーの社会情勢(2025年時点)
1. ヤングケアラーの定義
ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族の世話、感情的支えなどを、日常的に行っている18歳未満の子どもを指します。
その背景には、病気や障がい、精神疾患、介護、ひとり親家庭、貧困などの要因があります。
2. 現在の社会情勢
2020年代以降、ヤングケアラーの存在は日本国内でも広く認知されるようになり、国や自治体による実態調査が進められています。
特に2023年度の文部科学省調査では、中高生のおよそ20人に1人がヤングケアラーに該当すると推計されています。
しかし、支援の地域差や、本人がヤングケアラーであると自覚しづらい現状が課題です。
3. 支援の動向
- 学校内相談窓口やスクールカウンセラーの増員
- 福祉・教育・医療分野の連携強化
- オンライン相談サービスの普及
- 当事者や家族向けの情報発信と学習機会の提供
4. 残る課題
- 本人や家庭が支援を求めづらい心理的ハードル
- 地域や学校による支援体制のばらつき
- 兄弟姉妹間のケア負担の偏り
- 支える側のメンタルケア不足
5. 今後の展望
ヤングケアラーの問題は、単なる福祉課題ではなく、教育や労働、社会保障など多方面に関わるテーマです。
早期発見と予防的支援、そして本人が将来に希望を持てる環境づくりが求められています。
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■クラウドファンディングを行うことで
少子高齢化が進む中、ひとり親家庭が増え、この先さらにヤングケアラー・若者ケアラーが増え続けると考えられます。
・支援の地域差や、本人がヤングケアラーであると自覚しづらい現状が課題であり、その点をクリアにする。
・支援される側と支援する側、どちらも幼少の頃から家族の世話をしてきた方々ですが、自分がそうだったから、気持ちがわかる、理解できる、とは限りません、ひとり一人生活環境が違うように関わり方も違っています。だからこそ、相手の話を共感できる話の聴き方を身に付けることが大切です。
・学習動画を作成し事前に視聴していただく目的は、身近に手を伸ばせば話を聴いてくれる人が側にいると安心できる人材育成、サポーターを養成していくことです。話を聴いてもらえるだけで心が安らいでいくことを感じてもらうために地方の方々に向けた学びの幅を広げたいと考えています。
事前動画学習で学んでいただき1日対面で学んだ方々にサポーターとして活動できる知識と実績を積むことができます。
さらに同様にインストラクター向け事前学習+1日対面に進んでいくことでインストラクター資格を取得でき、地元でインストラクターとして活動できる資格を取得できるシステムを作りました。
ヤングケアラー支援の流れ
■リターンについて
- 3,000円 お礼のメッセージ
- 5,000円 オリジナルパステルアートメッセージカード
- 10,000円 HPへのお名前掲載、オリジナルパステルアートメッセージカード
- 30,000円 HPへのお名前掲載、オリジナルリング進呈
- 30,000円 HPへのお名前掲載、成果報告、意見交換zoomミーティング参加権利
■プロジェクト概要
プロジェクト名: サポーター養成講座を通じて、ヤングケアラー・若者ケアラーの未来を変えたい!!
期間 : 2025年8月1日(金)から8月31日(日)まで
URL : https://for-good.net/project/1001928
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