【名城大学】開学100周年記念アリーナの大屋根工事が進行中

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    2025年8月14日 10:00
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    アーチ状の梁が大型クレーンで吊り下げられる様子
    アーチ状の梁が大型クレーンで吊り下げられる様子

    開学100周年事業の1つであるの大屋根を支える梁の工事が始まり8月5日、立花貞司理事長らが現地を視察し、施工を担当する株式会社熊谷組名古屋支店の(本学理工学部建築学科卒)から説明を受けました。

    梁やカーテンウォールには災害に見舞われた福島県と石川県の木材を活用

    梁は地上で鉄骨を組み立て、福島県産のスギの構造用集積材で挟み仕上げられる
    梁は地上で鉄骨を組み立て、福島県産のスギの構造用集積材で挟み仕上げられる
    工事を説明する熊谷組名古屋支店の安達統括所長(中央)と立花理事長(手前)
    工事を説明する熊谷組名古屋支店の安達統括所長(中央)と立花理事長(手前)

    この「名城大学開学100周年記念アリーナ」は、天白キャンパスの正門アプローチを登った先の旧2・3号館の跡地に建設中で、2026年に開学100周年を迎える本学の新たなシンボルとなる多目的総合アリーナ。メインアリーナはバスケットボールコート4面分が取れる広さを誇り、その大空間を覆う大屋根の工事が進められています。

    大屋根を支える梁はアーチ状の鉄骨を福島県産のスギの構造用集積材で挟む意匠設計で、その施工には大阪・関西万博の「大屋根リング」を手掛けた職人が腕を振るっています。またエントランスホールのカーテンウォールには木材とアルミの複合素材を製作し、その木材には石川県産のヒノキを活用。大災害に見舞われた福島県と石川県の復興支援の思いを込め、両地域の木材を積極的に活用しています。

    隣接するクラブハウス棟は建設工事が先行して進められており、躯体工事は完了。現在は、外装工事を行っています。両施設とも2025年度中の完成に向け、着々と工事が進んでおり、巨大な構造物が段々と姿を現していきます。

    名城大学開学100周年記念アリーナ:延床面積14,078 RC+S(屋根構造)、地下1F 地上3F
    クラブハウス棟:延床面積 3,988 RC 地上5F

    大屋根を支える梁は計14本(アーチ状12本)設置
    大屋根を支える梁は計14本(アーチ状12本)設置
    断面イメージ
    断面イメージ
    完成イメージ
    完成イメージ
    クラブハウス棟(奥)とアスレチックガーデン(手前)の完成イメージ
    クラブハウス棟(奥)とアスレチックガーデン(手前)の完成イメージ

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    アーチ状の梁が大型クレーンで吊り下げられる様子
    梁は地上で鉄骨を組み立て、福島県産のスギの構造用集積材で挟み仕上げられる
    工事を説明する熊谷組名古屋支店の安達統括所長(中央)と立花理事長(手前)
    大屋根を支える梁は計14本(アーチ状12本)設置
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    クラブハウス棟(奥)とアスレチックガーデン(手前)の完成イメージ