特別展「大絶滅展ー生命史のビッグファイブ」 ◆注目の見どころ&展示の内容発表! ◆福山雅治さんが 展覧会スペシャルナビゲーターに就任! ◆すみっコぐらしとのコラボ決定! ◆スペシャルチケット 8月8日(金)発売!
会期:2025年11月1日(土)~2026年2月23日(月・祝) 会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
国立科学博物館(東京・上野公園)は、2025年11月1日(土)から2026年2月23日(月・祝)まで、特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」を開催いたします。
生命が誕生してから40億年、地球上では幾度もの生命の危機が訪れました。しかし生命は、危機を乗り越え、絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄することを繰り返すことで、多様に進化を遂げてきました。言わば、大量絶滅は生命の繁栄を促した現象だと捉えることもできるのです。本展では、その中でも規模の大きかった5回の「大量絶滅」事変(通称「ビッグファイブ」)を、化石や岩石に残された様々な証拠から紐解き、「生き物たち」の生存をかけた進化の歴史を辿ります。
「ビッグファイブ」をテーマとする特別展は、国立科学博物館では初めてとなります。各種の古生物や火山、古気候・古海洋などを専門とする国立科学博物館の研究者10名による監修で、様々な角度から5回の大量絶滅の謎に迫ります。
この度、福山雅治さんの展覧会スペシャルナビゲーター就任が決定いたしました。福山さんが展示映像(一部)のナレーションや音声ガイドを通して、大量絶滅をめぐる生命進化の軌跡をご案内いたします。さらに、第二会場では福山さんが世界各地で撮影してきた絶滅の危機に瀕している動物たちの写真を展示します。
そして、国立科学博物館で初めて「ビッグファイブ」をテーマとした本展の注目の展示内容と見どころをご紹介。今回、全米有数の自然史博物館の一つであるデンバー自然科学博物館から貴重な標本が多数来日、日本初公開の標本を展示します。さらに、日本からは全長約6mの世界最古のステラーダイカイギュウの全身化石を世界初公開するなど、「ビッグファイブ」や生命史を紐解く貴重な標本を多数ご紹介いたします。さらに、本展のために大量絶滅と関連の深いモロッコにおいて発掘調査を実施し、三畳紀末の絶滅に関わる火山活動の調査結果などを世界初公開いたします。
【福山雅治さんが展覧会スペシャルナビゲーターに就任!】
▼展示:展示映像の一部にナレーターとしてご出演いただきます。さらに、第二会場では福山さんが世界各地で撮影してきた絶滅の危機に瀕している動物たちの写真を展示します。
▼音声ガイド:本展の音声ナビゲーターも務めます。大量絶滅をめぐる生命進化の軌跡をご案内いたします。
▼関連番組:NHKスペシャル『ホットスポット 最後の楽園 season4』(仮)/年末年始にNHK総合にて放送予定
福山雅治さんコメント
『ホットスポット』の旅をはじめてから10年以上の歳月が流れました。その間地球は想像を超える速さで姿を変えています。我々の「地球を知る速度と深度」も変わったのかも知れません。我々人類もコロナ禍を経て現代を生きています。そんな変化の中で、生きものたちは、どんなふうに暮らしを変えてきたのか。彼らのたくましさ、そして命のつながりを自分の目で見てみたい。今回、新たな旅に出られることに、胸が高鳴っています。“絶滅”という重く、そして全ての生命が向き合う苛烈な現実を知る旅でもあります。国立科学博物館の“大絶滅展”とNHKスペシャル『ホットスポット』が連動しながら、過去と現在、そして未来を想像する視点で、進化の不思議を見つめていきます。今回の『ホットスポット』の舞台はガラパゴス諸島。進化の実験場とも呼ばれる大自然の中で、絶滅と隣り合わせの「偶然と必然の生命たち」をお伝えしたいと思います。
福山雅治(Fukuyama Masaharu)
1969年2月6日生まれ。長崎県出身。1990年、シンガーソングライターとしてデビュー。以降音楽活動、俳優、写真家、ラジオパーソナリティなど幅広い分野で活躍。地球上に残された独特の自然環境や、絶滅に瀕した貴重な生きものたちに最先端の特撮技術で迫る、NHKスペシャル『ホットスポット 最後の楽園』シリーズの番組ナビゲーターを務める。
□音声ガイド料金(税込)/収録時間 約30分(予定)
●会場レンタル版:展覧会会場入口にて、専用ガイド機をレンタルできます。
貸出料金:お一人様1台 650円(税込)
●アプリ配信版「聴く美術」(iOS/Android)
配信期間:2025年11月1日~2026年2月23日(予定)/販売価格:800円(税込)
※配信期間中に限り回数制限なし。 会場外で聴取可能。
\「大絶滅展」の見どころはコチラ/
生命史の中で起きた5回の大量絶滅に迫る!
「ビッグファイブ」から生命進化の歴史を追体験
Point.1 国立科学博物館では初!「ビッグファイブ」をテーマとする特別展
国立科学博物館では「ビッグファイブ」から生命進化の歴史をたどる特別展は初めての開催となります。生命史全体をテーマとする特別展も実に10年ぶり。国立科学博物館の古生物研究者全員と火山の研究者が協力して、「ビッグファイブ」の最新研究をご紹介します。
Point.2 迫力の展示演出!
会場では大きな地球儀「大絶滅スフィア」が皆様をお出迎えします。「大絶滅スフィア」は球形の映像展示で、地球史における「ビッグファイブ」をご紹介します。また、史上最大の絶滅の要因でもある火山活動を体感できる模型も展示いたします。
「大絶滅スフィア」のイメージパース / 火山演出のイメージパース
Point.3 デンバー自然科学博物館から日本初公開の標本が来日! その他、国内から世界初公開となる貴重な標本も!
全米有数の自然史博物館の一つであるデンバー自然科学博物館の貴重な標本の数々をご紹介します。日本からは全長約6mのステラーダイカイギュウの全身化石を世界初公開するなど「ビッグファイブ」や生命史を紐解く貴重な標本を多数ご紹介いたします。
Point.4 モロッコでの発掘調査の成果を紹介!
本展のために大量絶滅と関連の深いモロッコにおいて発掘調査を実施。オルドビス紀の世界を垣間見ることができるフェゾウアタ化石群や、三葉虫などの採集標本のほか、三畳紀末の絶滅に関わる火山活動の調査結果などを世界初公開いたします。
モロッコでの調査の様子
【ビッグファイブとは…】
生命の歴史の中で「進化」と「絶滅」は隣り合わせにある現象です。通常、100万年ごとに10%程度の種が絶滅すると考えられていますが、通常の絶滅とは異なって、短期間に75%以上もの分類群が絶滅したとされる現象(=大量絶滅)が過去に何度も起こっています。そのうち最も大きな5回の絶滅現象が「ビッグファイブ」です。「ビッグファイブ」を境としてそれ以前と以降の生命の世界が大きく変わったため、それが次の新しい世界へと繋がる大きな原動力になったという考え方があります。
1 . オルドビス紀末(約4億4400万年前)
2 . デボン紀後期(約3億8000万年前~約3億6000万年前)
3 . ペルム紀末(約2億5200万年前)
4 . 三畳紀末(約2億100万年前)
5 . 白亜紀末(約6600万年前)
【展示構成】
◆EPISODE.1 O-S境界 海の環境の多様化(約4億4400万年前)
海の生物に大きく影響した最初の大量絶滅事変です。オルドビス紀化石の世界有数の産地があるモロッコの最新研究から絶滅事変の詳細に迫ります。
アノマロカリス(レプリカ)
エーギロカシス
オルドビス紀前期に生息していた巨大な節足動物に近い生物で、体長は2mに達し、櫛状の器官でプランクトンをこし取って食べていたと考えられています。
◆EPISODE.2 F-F境界 陸上生態系の発展(約3億8000万年前~約3億6000万年前)
火山活動に起因した寒冷化による複数回の絶滅事変です。海ではダンクルオステウスなどの板皮類や多くの三葉虫が絶滅し、陸では巨大な森を中心とした生態系が始まりました。
ダンクルオステウス(レプリカ)
デボン紀後期に生息していた大型の板皮類。強力な顎がある頑丈な頭骨を持ち、当時の海洋で最強の捕食者の一つとされています。
\最古の木の化石を日本初公開!/
ワッティエザ
高さ8mにもなった最古の高木植物です。
※レプリカを展示(実物の化石は展示されません)
タリーモンスター
石炭紀の海に生息していた謎多き古代生物で、細長い体と特徴的な吻(ふん)を持っています。
◆EPISODE.3 P-T境界 史上最大の絶滅(約2億5200万年前)
シベリアで起こった大規模火山活動に起因した、古生代の終わりを告げる史上最大規模の絶滅です。海陸で多くの生物が絶滅しましたが、恐竜や魚竜、私たち哺乳類に繋がる仲間が生き残りました。
ディメトロドン(レプリカ)
約2億8000万年前に生息していた大型の捕食者で、背中の帆が特徴的です。恐竜ではなく、哺乳類に近い仲間です。
ウタツサウルス(レプリカ)
宮城県に分布する三畳紀前期約2億5000万年前の地層から発見された、世界最古級の魚鰭類です。陸上にいた祖先から水中での生活へと進出する初期の段階を示す重要な種です。
◆EPISODE.4 T-J境界 恐竜の時代への大変革(約2億100万年前)
大西洋をつくった超大陸パンゲアの分裂。この時の火山活動が原因とされる絶滅事変は、“爬虫類”の世界を大きく変え、恐竜が主役に躍り出るきっかけになりました。歴史的に有名な北米の化石産地の研究も紹介します。
\大迫力の全身骨格を2体並べて展示!/
クリオロフォサウルス(レプリカ)
レドンダサウルス(レプリカ)
約2億500万年前の三畳紀後期に北アメリカ大陸に生息していた大型の肉食性爬虫類です。恐竜類ではなくフィトサウルス類と呼ばれる分類群に属し、体全体はワニ類に似ていました。
◆EPISODE.5 K-Pg境界 中生代の終焉(約6600万年前)
小天体の衝突により恐竜などの中生代型生物が絶滅しました。原因となった隕石や、この時代の変化が詳しく研究されている北米西部の化石を紹介します。恐竜絶滅後の哺乳類の変化に注目です。
ティラノサウルス(レプリカ)
白亜紀末期に北アメリカ大陸に生息していた大型の肉食性恐竜で、体長は最大約13mに達しました。強力な顎と鋭い歯で、他の恐竜の骨を噛み砕くことができたと考えられています。
トリケラトプス(レプリカ)
アメリカのデンバー自然科学博物館から貴重な標本が多数来日!\日本初公開/
◆EPISODE.6 新生代に起きた生物の多様化
大量絶滅のなかった新生代ですが、寒冷化や乾燥化など激しい気候変化が原因で生物の世界に大きな変化がありました。生き物の多様な世界がどうやって形づくられてきたか、化石で辿ります。
\全長約6m!ステラーダイカイギュウ 全身の実物化石を世界初公開!!/
ステラーダイカイギュウ
北太平洋に生息していた海藻食の大型哺乳類で、この化石は世界最古のものです。
【大絶滅展×すみっコぐらし】
すみっコぐらしとのコラボ決定!
アノマロカリスやディメトロドン、ステラーダイカイギュウなど、本展に展示される古生物たちの着ぐるみをかぶった「すみっコ」たちのグッズを販売します。今回、古生物たちの着ぐるみをかぶった「すみっコ」たちのイラストを公開!アクリルキーホルダーなど様々なグッズ展開を予定しています。さらに、アクリルキーホルダー付きのスペシャルチケットも数量限定で販売いたします。詳細は後日公式サイトにて発表します。
・すみっコぐらしとは?
電車に乗ればすみっこの席から埋まり、カフェに行ってもできるだけすみっこの席を確保したい…。すみっこにいるとなぜか“おちつく”ということがありませんか?
さむがりの“しろくま”や、自信がない“ぺんぎん?”、食べ残し(?!)の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”、正体をかくしている“とかげ”など、ちょっぴりネガティブだけど個性的な“すみっコ”たちがいっぱい。すみっこが好きな方、すみっこが気になる方、あなたもすみっコなかまになりませんか?
【チケット・券売情報】
前売券販売期間:2025年8月8日(金)10時00分~10月31日(金)23時59分
◆通常券 券種
[入場料(税込)]
一般・大学生 前売券 2,100円/当日券 2,300円
小・中・高校生 前売券 500円/当日券 600円
※未就学児は無料。※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。※学生証、各種証明書をお持ちの方は、ご入場の際にご提示ください。※本展を観覧された方は、同日に限り常設展示(地球館・日本館)もご覧いただけますが、常設展示の開館時間内に限ります。※会場内の混雑等により、ご入場を制限する場合があります。
<オンラインチケット>
・アソビュー!
【上野おとなりセット券以外】https://www.asoview.com/channel/tickets/svo5rncYZD
【上野おとなりセット券】https://www.asoview.com/channel/tickets/LX1xDtqOtR
・ART PASS
https://art-ap.passes.jp/user/e/daizetsumetsu
・美術展ナビチケットアプリ(オンライン決済のみ)
※事前に「美術展ナビ チケットアプリ」のダウンロードが必要です。
https://artexhibition.jp/ticketapp/
<チケット販売プレイガイド>
・セブンチケット
https://7ticket.jp/sp/daizetsumetsu
セブンコード:112-037 【店頭販売】セブンーイレブン店内マルチコピー機
・チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/daizetsumetsu/
Pコード:995-660 【店頭販売】セブンーイレブン店頭マルチコピー機
・e+(イープラス)
https://eplus.jp/daizetsumetsu/
【店頭販売】ファミリーマート店内マルチコピー機
・ローソンチケット
https://l-tike.com/daizetsumetsu/
Lコード:33861 【店頭販売】ローソン・ミニストップ店内Loppi
・CNプレイガイド
https://www.cnplayguide.com/daizetsumetsuten/
【店頭販売】ファミリーマート店内マルチコピー機
・楽天チケット
◆スペシャルチケット<チケット販売:2025年8月8日(金)午前10時~>
「ビッグファイブ」にちなんで“5種類のスペシャルチケット”を販売いたします!
1.ティラノサウルスぬいぐるみ付きチケット
販売価格:4,500円【数量限定】/8月8日(金)販売開始
一般・大学生観覧券1枚と「ティラノサウルスぬいぐるみ」の引換券がセットになったチケットです。当日券を購入して会場でぬいぐるみを購入するより550円お得です!
・販売先:アソビュー!
https://www.asoview.com/channel/tickets/svo5rncYZD
・販売期間:2025年8月8日(金)10時00分~10月31日(金)23時59分(売り切れ次第、販売終了)
※画像はイメージです。実際の商品と異なる場合があります。
2.「すみっコぐらし」アクキー全種付きチケット【数量限定】※詳細後日発表
一般・大学生観覧券1枚と「すみっコぐらし」アクリルキーホルダー全種(6種予定)の引換券がセットになったチケットです!販売価格、発売日等の詳細は後日公式サイトにて発表します。
・販売先:アソビュー!
・販売期間:2025年9月~10月31日(金)23時59分(売り切れ次第、販売終了)
3.印象派展×大絶滅展 上野おとなりセット券 販売価格:4,100円/8月8日(金)販売開始
国立科学博物館のすぐ「おとなり」の国立西洋美術館で開催する「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展の一般観覧券1枚と特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」の一般・大学生観覧券1枚のセットチケットです。
当日券を2種購入するより500円お得です!
・販売先:アソビュー!
https://www.asoview.com/channel/tickets/LX1xDtqOtR
・販売期間:2025年8月8日(金)10時00分~2026年2月15日(日)16時30分
4.謎解きプリント付きチケット 前売券・当日券とも通常料金+500円 ※詳細後日発表
「謎解きクラブ」監修!ご自宅で楽しめる、セブンチケット限定の謎解きプリントで、「大絶滅展」をもっと楽しもう!観覧券1枚と、謎解きプリントがセットになったチケットです。謎解きプリントは、セブンチケットにて「謎解きプリント付きチケット」をご購入いただくと、セブンーイレブン店内マルチコピー機にて印刷できます。詳細は後日公式サイトにて発表します。
・謎解きクラブ:https://www.instagram.com/nazotoki_club/
・販売先:セブンチケット
・販売期間:2025年9月~2026年2月23日(月・祝)15時30分
5.親子チケット 販売価格 2,600円/11月1日販売開始
一般・大学生観覧券1枚と小・中・高校生観覧券1枚がセットになったチケットです。
販売先:セブンチケット
販売期間:2025年11月1日(土)0時00分~2026年2月23日(月・祝)15時00分
※常設展示入館料との差額ではご入場いただけません。※国立科学博物館ミュージアムショップ及び特別展券売所での販売はございません。※その他詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
【開催概要】
展覧会名:特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
会 期:2025年11月1日(土)~2026年2月23日(月・祝)
開館時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休 館 日:月曜日、11月4日(火)、11月25日(火)、12月28日(日)~2026年1月1日
(木)、1月13日(火)ただし、11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)、1月12
日(月・祝) 、2月16日(月)、2月23日(月・祝)は開館
会 場:国立科学博物館(東京・上野公園)
(〒110-8718東京都台東区上野公園7-20)
入場料(税込)
前売券 :一般・大学生 2,100円 小・中・高校生 500円
当日券 :一般・大学生 2,300円 小・中・高校生 600円
※未就学児は無料。※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※学生証、各種証明書をお持ちの方は、ご入場の際にご提示ください。※本展を観覧された方は、同日に限り常設展示(地球館・日本館)もご覧いただけますが、常設展示の開館時間内に限ります。※会場内の混雑等により、ご入場を制限する場合があります。
<オンラインチケット>
・アソビュー!/ARTPASS/美術展ナビチケットアプリ(オンライン決済のみ)
<チケット販売プレイガイド>
・セブンチケット/チケットぴあ/e+(イープラス)・ローソンチケット/CNプレイガイド/楽天チケット
主 催:国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
協 賛:セブンーイレブン・ジャパン、光村印刷、早稲田アカデミー
協 力:国立極地研究所、産総研地質調査総合センター、ブリッジリンク
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)
公式サイト: https://daizetsumetsu.jp
公式X:@daizetsumetsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/daizetsumetsu/
監修者
矢部 淳(総合監修、国立科学博物館 生命史研究部 進化古生物研究グループ長)
佐野 貴司(国立科学博物館 理学研究部長)
甲能 直樹(国立科学博物館 生命史研究部長)
重田 康成(国立科学博物館 生命史研究部 環境変動史研究グループ長)
對比地 孝亘(国立科学博物館 生命史研究部 進化古生物研究グループ 研究主幹)
木村 由莉(国立科学博物館 生命史研究部 進化古生物研究グループ 研究主幹)
齋藤 めぐみ(国立科学博物館 生命史研究部 環境変動史研究グループ 研究主幹)
久保田 好美(国立科学博物館 生命史研究部 環境変動史研究グループ 研究主幹)
芳賀 拓真(国立科学博物館 生命史研究部 環境変動史研究グループ 研究主幹)
三上 智之(国立科学博物館 生命史研究部 日本学術振興会 特別研究員PD)
※2026年春に名古屋、同年夏に大阪にも巡回予定!
【監修者メッセージ】
生命の歴史を大きく方向づけてきた「ビッグファイブ」は、現在、世界中の研究者が解明に取り組んでいる生命史研究上の大きなテーマです。小天体の衝突により恐竜が“絶滅”したことで一般にもよく知られる5回目の大量絶滅、中生代/新生代境界(K-Pg境界)の事変だけでなく、他の4回の事変についても、その概要が少しずつ理解されつつあります。本展では、科博の古生物研究者全員と火山の研究者が協力して、文字通り、私たちの知識と人脈をフル活用し、「ビッグファイブ」の最新研究を紹介します。中でも本展では、「ビッグファイブ」のいくつかと深く関わるモロッコにおいて、オルドビス紀末の絶滅前の世界を垣間見ることができる「フェゾウアタ化石群」や、デボン紀の巨大魚類ダンクルオステウスなどの発掘、三畳紀末の絶滅に関わる火山活動の調査なども実施しました。これらの世界初公開の調査結果をはじめ、本邦初公開となる標本・情報が満載です。ぜひ、ご期待ください。
総合監修:国立科学博物館 生命史研究部 進化古生物研究グループ長 矢部 淳