20代の若手能楽師たちが演じる 第八回 復曲能を観る会『和田酒盛』上演決定 現代では貴重な室町時代の演目を上演

第八回復曲能を観る会「和田酒盛」が2025年11月22日 (土)に宝生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

復曲能の魅力、3回目公演「和田酒盛」 復曲能を若い世代へ

曽我兄弟が父の仇を討ち命を落としたのは十郎22歳、五郎20歳の時です。復曲能を実年齢に近い若手演者に継承する場に立ち合い、応援頂けましたら幸いです。
今回の〈和田酒盛〉のメインキャストは、20代の若手能楽師、梅若紀佳、梅若志長、奥津健一郎が勤めます。
3人のメッセージを以下に掲載いたしました。ぜひお読みください!

公式ホームページ
https://hukkyokunouwomirukai.amebaownd.com/

◆能と狂言の力で人と人の想いをつなぎたい

人間は古来、人と人の深いつながりの中で生きてきました。現代は情報化が高度に発達し、顔の見えない仮想空間でのやりとりが激増しています。精神的なより所を見失いがちな今、私たちは伝統芸能の力をもっと現代に生かしたいと考えています。
能狂言は700年の間演じ続けられてきた世界でも稀な芸能です。これほど長い間、変わらず愛され続けた理由は、能と狂言に人と人の想いをつなぐ力があるから。舞台には年齢、身分、性別に関わらず、登場人物が誰もが持つ悩みや苦しみ、怒り、そして喜びを語り、観客と共鳴します。年月や場所を超越して、人と人をつなぐ力をもつ能狂言の力を現代に復活させようと活動しています。

◆復曲は埋もれた文化遺産の発掘

現在演能されているのは、室町~江戸時代に作られたものの中の200曲あまりの演目です。能狂言は江戸時代、幕府の儀式芸能だったため、江戸の権力者の好みが強く反映されています。一方、今は演じられなくなった草創期の室町時代の演目には、人情味あふれ広く庶民に愛された演目が数多くあります。そのような演目を現代によみがえらせることを「復曲」といいます。復曲は貴重な文化遺産の発掘です。

公演概要

復曲能を若い世代へ
第八回復曲能を観る会「和田酒盛」

公演日時:2025年11月22日 (土) 13:30開場/14:00開演
会場:宝生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)

■公演スケジュール
13:30 開場
14:00 開演
主催者ご挨拶 
お話し    
仕舞     
復曲能 和田酒盛
アフタートーク 

■チケット料金
正面S席:8,000円、正面A席:6,000円
脇正面A席:6,000円
(全席指定・税込)

主催者ご挨拶 加藤眞悟、長谷川晴彦、古室知也、奥津健太郎

【番組】     
お話し 村 尚也
仕舞  古室知也、梅若 紀長
復曲能 和田酒盛
 虎御前  加藤眞悟
 朝比奈  長谷川晴彦
 曽我五郎 梅若志長
 曽我十郎 梅若紀佳
 和田義盛 安田登
  大鼓  大倉正之助
  笛   栗林 祐輔
  小鼓  久田舜一郎
 間 虎ノ母 奥津健一郎                   
 間 家人  奥津健太郎
 地謡   八田 達弥
アフタートーク 梅若紀佳、梅若志長、奥津健一郎等

一般社団法人 復曲能を観る会

「能と狂言の力で人と人をつなぎたい」「復曲は埋もれた文化遺産の発掘」
この二つの言葉を柱に、復曲能の公演活動を通じて古人が大切にしてきた文化を改めて取り上げて未来に繋げたいと願い、能楽師の加藤眞悟、長谷川晴彦、古室知也、奥津健太郎が集い、2021年5月に任意団体を立ち上げました。2022年3月に「一般社団法人 復曲能を観る会」に改組、発展的な活動をする地盤が固まりました。同年10月東京公演、11月名古屋公演を中心に講座や謡跡めぐりを開催し、様々な角度から能狂言に親しんでいただきました。今後も東京公演と名古屋公演を軸に様々な活動をして参ります。ぜひご期待ください。

チケットサイト「カンフェティ」

チケット購入の流れ・カンフェティ会員特典
https://service.confetti-web.com

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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)

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