ジャパンタイムズが SOPA 2025 優秀編集賞の審査員特別賞を受賞
株式会社ジャパンタイムズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:末松弥奈子)は、2025 年 6 月に発表されたアジア出版者協会(The Society of Publishers in Asia; SOPA)主催の SOPA 2025 Awards for Editorial Excellence にて、優秀芸術・特集記事(地域/ローカル)の審査員特別賞を受賞しました。アジア出版者協会は、香港を拠点に、優れたジャーナリズムの追求を目的として活動する非営利団体です。
受賞記事: 'Noto is kind, right down to its soil': A community's long road to recovery
https://www.japantimes.co.jp/news/2024/01/17/japan/society/noto-new-year-earthquake-volunteers/
優秀芸術・特集記事は、アイデア、イベント、トレンド、パーソナリティーを描写したり、重要なトピックを説明するために、高い取材力と文章力を発揮した作品を表彰します。
SOPAの審査員は、「地震後の救助活動の最前線から、生き生きとした情景と洞察に満ちた会話が印象的。よく練られた描写力のある文章で、読者は緊迫した状況に引き込まれます」と語っています。
編集局長のマーク・トンプソンは、今回の受賞について次のようにコメントしました。「ジャパンタイムズのスタッフ数名が能登地震の直後を取材し、危機的な状況下において目の当たりにした生活の儚さとコミュニティの回復力の両方を報道した記事が、今回受賞できたことは私たちにとって非常に意義深いものです。私たちは、アレックスが震災直後の現地の状況だけでなく、孤立した農村コミュニティや大地震の不可避性という大きなトピックも伝える素晴らしい仕事をしたと感じています。とりわけ、彼は逆境に直面したときの草の根の支援ネットワークの強さを明確に表現しました」。
スタッフ・ライターのアレックス・K・T・マーティンは、次のように語っています。「昨年の元日に能登半島を襲った地震による被害を取材した記事で評価をいただけたことを、大変光栄に思います。この災害は、高齢化社会における防災の課題や、老朽化したインフラ、そして半島という地理的条件がもたらす困難を浮き彫りにしました。この記事を通じて、報道の関心が薄れた後も続く復興の過程や、今なお再建に取り組む人々の姿に、改めて光が当たることを願っています」。
受賞者は6月26日に香港で発表されました。
◆SOPAとSOPA 2025アワードについて
アジア出版者協会(SOPA)は、報道の自由を擁護し、ジャーナリズムの卓越性を促進し、アジア太平洋地域のすべてのローカルおよび地域の出版プラットフォームのベストプラクティスを支持するために、1982年に設立された香港を拠点とする非営利団体です。今日、SOPAはプロのジャーナリズムと出版を称え、支援しながら、メディアの基準と自由を守る活動を続けています。SOPA Awards for Editorial Excellence(SOPA優秀編集賞)は、質の高いプロフェッショナルなジャーナリズムの地域におけるベンチマークとして、毎年授与される主要な賞です。
www.sopasia.com
www.sopawards.com
◆The Japan Times(ジャパンタイムズ)について
The Japan Timesは、1897年(明治30年)に創刊された、日本で最も歴史のある英字新聞です。1996年にホームページを開設。現在はソーシャルメディアも活用し、日本のいま、そして未来を、世界に向けて発信しています。読者は、国内在住の外国人に加えて、世界各国の政府高官やシンクタンクはもちろん、各国のメディアにも日本に関する信頼できる情報ソースとして活用されています。過去のアーカイブは、海外の大学や公立の図書館などで、日本やアジアの歴史研究に活用されています。
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