美容室アルコバレーノ／Ribinet 福祉理美容師ネットワーク

川崎で8月5日開催の「チャリティーカット＋ヘアドネーション」でアップサイクル体験ワークショップ同時開催決定！

美容業界の廃材を活用した学生との環境共創プロジェクト

イベント

2025年7月8日 09:30

髪の毛にトラブルを抱える子どもたちにウィッグを製作しプレゼントするボランティアに取り組む美容室アルコバレーノ(川崎市宮前区、代表：戸塚貴博)が、「てくのかわさき」(川崎市高津区)にて2025年8月5日(火)に開催するイベント「チャリティーカット＋ヘアドネーション」にて、新たにアップサイクル体験ワークショップの同時開催が決定いたしました。

「スマイルプロジェクト」の本年における新たな試みとして、早稲田大学の学生NPO「環境ロドリゲス」の協力により、アップサイクル体験ワークショップも同時開催いたします。美容業界から排出される廃材＝カラー剤のキャップPP(ポリプロピレン)キャップを活用し、環境と向き合う新たな体験機会を提供いたします。

再生プラスチック製コーム「COMEL」

■アップサイクル体験ワークショップ：Precious Plastic Waseda コラボ企画

内容　：廃プラスチックキャップを溶かし、

　　　　新たなプロダクトCOMEL(コメル)を制作する体験型ワークショップ

日時　：2025年8月5日(火) 10:00～15:30

対象　：小学生～大人まで(親子参加歓迎)

会場　：てくのかわさき5F会議室(神奈川県川崎市高津区溝口1-6-10)

参加費：1,000円(材料費込)　予約不要

「COMEL」は「とかす」ことで「とかしあう」をコンセプトに生まれた、再生プラスチック製コーム。約7～10個のキャップで1つのコームが完成し、1本あたり29.9gのCO2削減効果が確認されています(スギの木1本の1日分吸収量に相当)。

シュレッダーされたキャップが「COMEL」へ

■美容業界の廃材を価値ある資源へ

サロンの「捨てる」から、循環する「創る」に。

2015年から、これまで美容業界で捨てられていたヘアカラー剤のアルミチューブをリサイクルする活動をスタートし、熊本地震を機に復興支援として全国集荷の仕組みを構築しました。2025年からは、早稲田大学の学生NPO「環境ロドリゲス」と共に「Precious Plastic Waseda(PPW)」というアップサイクル活動を展開。PPキャップなどのプラスチック素材を溶かし、再生プロダクト「COMEL」に生まれ変わらせる取り組みです。

PPWのメンバーは「使い終わったプラスチックを自分たちの手で新しいモノに生まれ変わらせる」学生プロジェクト。環境問題を身近な視点で考えるきっかけとして、夏休みの自由研究にも最適な内容となっています。

美容室から出る廃材(カラーチューブ)