産学連携で誕生!ごみ分別を楽しみながら学べる、 資源分別支援AIアプリ「エコポン」を 「2025NEW環境展」(5/28~30 東京ビッグサイト) 跡見学園女子大学ブースにて展示

多くの自治体・企業のSDGs推進担当者等がブースを訪れアプリを実際に体験  AIアプリ・システムの共同・受託開発に積極的に取り組む株式会社カラクライ

企業動向
2025年6月23日 08:15
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株式会社カラクライ(本社:神奈川県横浜市)が産学連携で共同開発した資源分別支援AIアプリ「ECOPON(エコポン)」が、2025年5月28日~30日に開催された「2025NEW環境展」(開催場所:東京ビッグサイト)の跡見学園女子大学ブースにて展示されました。

エコポンは、跡見学園女子大学マネジメント学部の安藤生大教授と共同で開発した「ごみ分別を楽しみながら学べる」AIアプリであり、AI技術を活用した環境教育の新たなモデルケースとして、多くの自治体の担当者や企業のSDGs推進担当の方から注目されています。

すでに、川崎市立末永小学校などの学校や各種イベントでエコポンを使った環境教育の取り組みもスタートしています。


エコポンの概要

エコポンの概要


株式会社カラクライ公式サイト: https://karakurai.jp

跡見学園女子大学公式サイト : https://www.atomi.ac.jp/univ/



■資源分別支援AIアプリ「ECOPON(エコポン)」とは

「エコポン」は、主に小学校などの環境教育での利用を想定した資源分別支援AIアプリで、タブレット端末やスマートフォンで使用できます。

リサイクルの中でも特に雑紙の分別に着目し、AIキャラクター「エコポン」の育成やSDGsに関するクイズなど、ゲーム感覚で楽しく学べる設計になっています。


アプリには「学習モード」と「分別モード」の2種類のモードがあり、用途に応じて切り替えることができます。

「学習モード」では、AIキャラクターである「エコポン」に対して、タブレット端末やスマートフォンのカメラに写した雑紙の分別の仕方について正しい情報を教えてあげることで、子供たちがエコポンを育てていく(AIが自動で追加学習を行うことで分別精度が向上する)仕組みになっています。

「分別モード」では、学習モードで育てたエコポン(AI)に、カメラに写した雑紙をリアルタイムで分別してもらうことができます。


また、雑紙を撮影するごとにSDGsに関するクイズが出題され、正解するとポイントがもらえる仕組みになっており、子供たちが継続して「ごみ分別・リサイクル」について学べる、新しいタイプの環境学習ツールとなっています。



■開発の背景と株式会社カラクライの役割

安藤教授(跡見学園女子大学マネジメント学部)から株式会社カラクライにAIアプリ開発の相談があり、2024年10月から産学連携での共同開発がスタートし、約4カ月で「エコポン」が完成しました。

「エコポン」のアイデア自体は、安藤教授の「従来の環境教育の啓発活動が一過性で終わることが多かったため、AIとゲーム性を組み合わせることで、より深く・楽しく学びを継続できる仕組みを作りたい」という想いから生まれました。


株式会社カラクライは、安藤教授のアイデアや要望をもとに、具体的なアプリ設計・AIモデル開発などの技術的な役割を担当しただけでなく、さらに、効果的なユーザー体験を得られるUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの提案まで行い、アプリ開発において包括的な役割を担当しました。

安藤教授からは「自分のエコポンのアイデアを、カラクライの技術力と提案力とサポートのおかげで素晴らしいAIアプリとして形にできた」との評価をいただいています。



■2025NEW環境展での展示内容と会場の様子

5/28~30に東京ビッグサイトで開催された「2025NEW環境展」(来場者数:約10万人)の跡見学園女子大学ブースにて、「エコポン」が出展されました。

展示ブースでは、「エコポン」についての説明だけでなく、タブレット端末を使ってエコポンで雑紙の分別を行うデモ体験や、SDGsに関するクイズによる学びの促進など、来場者が「楽しみながら学べる」展示となっていました。


100名以上の自治体の担当者、企業のSDGs推進担当者などが展示ブースを訪れ、実際に「エコポン」を体験しました。

「エコポンを自分たちの施設で使いたい」「どうやって導入するのか」といった具体的な相談も多数寄せられました。


また、安藤教授のゼミに所属する大学生たちが主体となって展示の準備・説明・来場者対応を行っており、大学教育の観点でも有意義な機会になったとのコメントをいただきました。


「2025NEW環境展」での展示の様子

「2025NEW環境展」での展示の様子


<今後の「エコポン」関連イベントの予定>

●6/24(火) 学会発表「第92回紙パルプ研究発表会」

開催場所:東京大学

https://www.japantappi.org/ja/event/92kenkyuhappyoukai-sankashaboshu/


●6/28(土) ワークショップ「楽しく遊ぶ 紙のリサイクル」の開催

開催場所:跡見学園女子大学

http://www.en-bunkyo.org/kodomohiroba20250628.pdf


●8/2(土) 東京都文京区イベント「クールアースフェア」への出展

開催場所:文京シビックセンター

https://www.city.bunkyo.lg.jp/b037/p004970/index.html


※予告なく変更になる場合がございます。



■「エコポン」に関してのお問い合わせについて

2025NEW環境展での展示では「雑紙の分別」をテーマとしていましたが、「エコポン」のAIアプリの仕様としては、どのような種類の分別もできるようになっており、「ビン・カン・ペットボトルの分別」や「燃えるゴミ・燃えないゴミの分別」なども可能です。


学校・自治体などで「エコポン」を試してみたい場合は、安藤生大教授(跡見学園女子大学マネジメント学部 https://www.atomi.ac.jp/univ/inquiry/ )または株式会社カラクライ( https://karakurai.jp )までお問い合わせください。



■AIアプリ・AIシステムの受託開発・共同開発に関するお問い合わせについて

株式会社カラクライでは、リーズナブルな価格でAIアプリ・AIシステムの受託開発を承っております。また、AIを組み込んだ新商品・新製品の開発をご検討されている企業様には、共同開発の形でのご相談も承ります。

公式サイトのお問い合わせフォーム( https://karakurai.jp )より、お問い合わせください。



■会社概要

商号   : 株式会社カラクライ

設立   : 2019年4月1日

事業内容 : ノーコードAI開発プラットフォーム「ADFI」の提供、

       AIシステム開発、AIコンサルティング

本社所在地: 神奈川県横浜市

URL    : https://karakurai.jp

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「2025NEW環境展」での展示の様子
エコポンのデモ体験コーナー
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