日清食品ホールディングス、Qlik Talend Cloud(R)の活用により データ統合を変革しリアルタイムの意思決定を実現

リアルタイムのERPデータ利活用における「ゲームチェンジャー」としてQlikを採用、 データに基づく問題点の可視化、業務改善、意思決定が可能に

企業動向
2025年6月4日 10:30
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2025年6月4日、東京 - データ統合、データ品質、データ分析および人工知能(AI)のグローバルリーダーであるQlik(R)( https://www.qlik.com/ja-jp )は本日、食品業界における世界有数のグローバル企業である日清食品ホールディングス( https://store.nissin.com/?utm_source=google&&utm_medium=cpc&&utm_campaign=os_cv&&utm_content=100&&gad_source=1&&gclid=CjwKCAjwp8--BhBREiwAj7og19RiyVB1GmfsOG9OyHaXgqN0WfBNaHWpcPPZdQcYbudJTxzCyXUUNRoCuXUQAvD_BwE 以下、日清食品HD)が、新たに開発したデータ統合およびデータ分析基盤の核としてQlik Talend Cloud(R)を導入したことを発表しました。このソリューションにより、基幹業務システム(ERP)のデータをリアルタイムでSnowflakeに統合することができ、より正確かつ迅速な意思決定が可能になりました。


日清食品HDは、社内業務の改善を目的としたデータ統合基盤の構築に注力しています。Qlikの導入前は、SAPを基盤とした基幹システムのデータが複数のプラットフォームに分散し、統一された基盤の構築が難しい状態でした。また、データの更新は1日1回のみ手動で行われていたため、リアルタイム性の欠如により意思決定が遅れるとともに、運用上の負担を増加させていました。


Qlikの導入により、日清食品グループ全体で最新のERPデータをSnowflakeに統合し活用することが可能になりました。手作業によるデータのダウンロードも不要となり、データ活用の幅が飛躍的に広がり、迅速な意思決定が可能になりました。物流部門や営業部門ではAIを活用した自動化技術もあわせて適用し、出荷や売上のデータからトラブルへの対処をはじめとした意思決定に必要な情報を、リアルタイムで従業員に通知できるようになりました。またQlikには、日清食品グループが多様な事業部門においてより効率的に運営できるよう、今後も支援し続けることが期待されています。


日清食品HDの 執行役員およびCIO(グループ情報責任者)である成田 敏博氏は、次のように述べています。「私たちはブランドの強みに甘んじることなく、データドリブンな企業文化の構築に真摯に取り組んでいます。私たちのゴールは日清食品グループを、データで判断し、議論し、意思決定する企業体にしていくことです。基幹業務システムを一つの基盤に統合することは不可欠です。その実現のために、Qlikは私たちにとってまさに要であり、ゲームチェンジャーです。これからもサプライチェーン、営業現場、そして全体的なビジネスの意思決定をする場で活躍することに期待を寄せています。また今後は、Qlikの持つ技術と知見をさらに活用し、従業員が持つナレッジを可能な限りAI-readyなデータとして活用することも視野に入れています。」


Qlikのアジア太平洋および日本担当シニア・バイス・プレジデントであるマウリツィオ・ガラベッロ(Maurizio Garavello)は、次のように述べています。

「データ品質、つまりデータの信頼性や鮮度、そして多様性は、ビジネス上の最適な意思決定を行う上で非常に重要です。Qlikの導入により日清食品HD様が実現するリアルタイムでのデータ統合をサポートできることを嬉しく思います。また、日清食品HD様がDXを推進し、組織全体にプラットフォームをさらに拡大できるよう支援することを楽しみにしています。」



■日清食品グループについて

1958年に世界初の即席麺「チキンラーメン」、1971年に世界初のカップ麺「カップヌードル」を世に送り出すなど、新たな食の創造を通じて世界の食文化を革新する即席麺のパイオニア企業です。即席麺を中心に、チルド食品、冷凍食品、菓子、飲料など、幅広いカテゴリーでトップブランドを育成しています。各国の食文化や味の好みに合わせた製品を21の国と地域、34工場で生産しており、グローバルブランドとしての強化と各地域でのプレゼンス向上を目指しています。近年は、最適化栄養食をはじめとする新規事業にも注力し、マーケティングとイノベーションを駆使して多様な食のソリューションを提供しています。



■Qlikについて

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国 Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlikは、複雑なデータ状況を実用的なインサイトに変換し、戦略的なビジネス成果を促進します。世界40,000社以上の顧客にサービスを提供しているQlikの製品ポートフォリオは、最先端かつエンタープライズ水準のAI/機械学習、データの統合と分析を提供します。さらに、実用的で高度な拡張性を備えたQlikのAI/機械学習ツールで、適切で迅速な意思決定を可能にします。また、優れたデータ統合およびデータ統制、多様なデータソースに対応する包括的なソリューションを提供しています。Qlikの直感的でリアルタイムの分析は、隠れたパターンの発見や複雑なビジネス課題の解決、新たなビジネスチャンスの獲得を支援します。Qlikは顧客の戦略的パートナーとして、プラットフォームに依存しないテクノロジーと専門知識で、顧客の競争力を高めます。



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