動画公開『がんとリハビリテーション 運動の効果と自宅でできる実践トレーニング』/第205回ホロニクス公開医学講座
理学療法士と一緒に実践!がん患者さん向けの運動トレーニング

医療法人医誠会(大阪府大阪市 代表者:谷 幸治)は、第205回ホロニクス公開医学講座『がんとリハビリテーション 運動の効果と自宅でできる実践トレーニング』をテーマに実施いたしました。
本講座は、がん患者さんやご家族、地域のみなさまへのサポートを目的に発足した、医誠会国際総合病院のがん患者会「さくらサロン」内で開催いたしました。医師、看護師、管理栄養士など様々な医療スタッフも参加いたしました。
その模様を5月17日(木)に動画配信しました。
本動画では、がん治療中の運動の効果や気軽にできるトレーニングについて分かりやすく解説した講座をご覧いただけます。実践できる運動も紹介していますので、ぜひ動画を見ながら一緒に運動を行ってください。
YouTubeリンク
ホロニクス公開医学講座の詳細
“ 運動はおくすり ” という言葉を聞いたことはありますか?
がんからくる痛み、治療による副作用によって活動が少なくなると、体力や筋力が低下します。そのため体力・筋力を維持する運動はとても重要です。さらに、がん診断後も運動することで体力の回復を促進します。また、治療後の再発率を低下させる可能性があると言われています。
しかし、どのような運動をどの程度実施すれば効果があるか指導を受ける機会も少なく、その効果
はあまり知られていません。本講座では、がん治療中の運動の効果や気軽にできるトレーニングについて分かりやすくご紹介しています。
目次
1.がんについて
2.がんとがん治療による体の変化について
3.がん患者さんのリハビリテーション
4.運動の効果
5.運動プログラムの紹介
講師
医療法人医誠会 医誠会国際総合病院 リハビリテーション部
木村 佑佳 理学療法士
がん相談支援センター


医誠会国際総合病院では、がん患者さんをサポートする体制をさらに充実させるため「がん相談支援センター」を開設しております。がん情報をまとめた冊子の配布や、相談窓口の設置をしており、より多くの患者さんが安心して相談できる環境を提供します。
また、医療スタッフ同席のがん患者会「さくらサロン」を定期的に開催し、がん患者さんの交流、情報共有の場を提供しています。
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。
地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車7台(ドクターカー4台・救急車3台)、医師12名、看護師24名、救急救命士30名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。
※ 2024年4月現在