万引き行動検知システム「veesion」が 日本万引防止システム協会の「推薦製品」に認定

    ~AIで万引き常習犯を特定・排除し、店舗スタッフの負担を軽減~

    企業動向
    2025年3月6日 13:00

    高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出 尊信、証券コード:2676、以下「当社」)が取り扱う、AI映像解析技術で万引き行動を検知する「veesion(ヴィージョン)」が工業会 日本万引防止システム協会(以下、JEAS)の定めるシステム認定基準と運用認定基準に関する試験に合格し、JEAS推薦製品の7機種目として認定されたことを発表します。

    ◆ veesion: https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/cctv/veesion/


    JEAS推薦製品認定証

    JEAS推薦製品認定証

    veesion ロゴ&イメージ

    veesion ロゴ&イメージ


    【JEAS推薦製品に認定された背景】

    ドラッグストアを対象とした転売目的の組織的な万引き事件が発生するなど、大量窃盗による被害が近年深刻化しています。人手不足もあり、万引き対策は店舗運営における大きな負担となっています。このような課題を解決するため、当社はAI映像解析技術で万引き行動を検知する「veesion」を2024年9月より提供しています。

    この度veesionはJEASの定めるシステム認定基準と運用認定基準に関する試験に合格し、「JEAS推薦製品」として認定されました。「JEAS推薦製品」とは、JEASが地域社会及び小売業等に向けて推薦できる製品を定め、その製品の普及を図る目的で定めています。

    当社は個人情報保護法に則り、veesion社の管理サーバー監査等を実施しております。また、veesion社のテクノロジーは、身体的または感情的な特性を認識せずに機密性を尊重し、AIの倫理に沿って安全な監視を保証します。個人データやプライバシーの保護についてデータ利用者に厳格な責任が課されている、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に準拠しています。veesionはこのような点が評価され、JEAS推薦製品に認定されました。



    【万引き行動検知システム「veesion」とは】

    カメラの映像をAIで処理して、体の部位をパーツ別に自動で認識し、万引きに関連するジェスチャーを高度かつリアルタイムに検出するインテリジェント監視ソフトウェアです。万引きに特化した動きを高精度で認識・通知することで、店舗責任者や警備担当者の負担軽減を図ります。2018年に設立され、2020年より本格展開をしてからわずか4年で世界25ヵ国4,000店舗に採用されました。



    【veesionの特長】

    (1) 万引き行動のリアルタイム検知

    防犯カメラのライブ映像をAIで処理して、体の部位をパーツ別に自動で認識し、万引きに関連するジェスチャーを高度かつリアルタイムに検出します。


    (2) 万引き常習犯の特定・排除

    保存された過去のアラート映像を元に、繰り返し万引きを行う常習犯を特定することができます。常習犯をスタッフ間で共有し、再来店時に声掛けするなどの対策を行うことで、常習犯の排除に繋げます。


    (3) 最新プログラムが自動アップデート

    世界25ヵ国4,000店舗の検知データはクラウド上で管理され、ディープラーニングによってveesionの検知精度は継続的に向上されます。


    (4) 直観的に操作できるアプリ画面

    veesionのアラートは、スマートフォンの専用アプリで確認できます。アプリ画面は、シンプルで分かり易く簡単な操作で、アラート映像の確認が行えます。


    (5) 既存の防犯カメラを有効利用

    これまで有事の際に映像確認するだけだった防犯カメラを、万引き犯を炙り出す強力なツールとして有効活用できます。



    【veesionの利用イメージ】

    既存カメラと既存のルーターをveesionサーバーと繋ぐだけで利用可能です。


    veesion 利用イメージ

    veesion 利用イメージ


    ● 製品ページ: http://www.takachiho-kk.co.jp/prod/cctv/veesion/

    ● veesionに関するお問い合わせ先: https://www.takachiho-kk.co.jp/contact/retail_sol/

    ● 販売開始時のプレスリリース: https://www.takachiho-kk.co.jp/news/news24_09_17/



    【veesionの今後の展開】

    当社はveesionと他の製品を組み合わせた運用の提案も進めることで、店舗スタッフの負担をさらに軽減し、小売業の万引き対策を支援してまいります。


    (1) 顔認証システムとの連携

    veesionで万引き常習犯を検知した後、顔認証システムに連携すると、次回来店時に自動で通知されます。その後、声掛け等を実施することで、万引きを未然に防ぐことが可能です。顔認証システムと連携することで、常習犯共有の手間が削減されます。


    (2) 万引き対策用情報共有システム「EMLINX」との連携

    同じくJEAS推薦製品であるEMLINXを併用することで、自社の他店舗への情報共有や周辺店舗への警戒を促すことも可能です。



    【セミナーのお知らせ】

    セキュリティショー2025にて、JEAS主催の特別セミナーが行われます。テーマは「AI(映像等)の店舗活用とJEASデータガバンナンス遵守の両立事例の公開」です。当社からはマーケティング戦略推進部 佐久間が登壇し、万引き行動検知システム「veesion」についてご説明します。ぜひお立ち寄りください。


    セキュリティショー2025

    セミナー「AI(映像等)にデータガバナンスを織りこむ重要性。その事例は」

    ・日付 : 2025年3月4日(火)15:30~16:30

    ・会場 : 東7ホールステージ【会場(リアル)定員100名】

    ・主催 : JEAS(工業会 日本万引防止システム協会)

    ・申込先: https://messe.nikkei.co.jp/ss/seminar/#seminar_144646

    ・費用 : 無料



    【プライベート展示会2025のお知らせ】 *小売業のお客様向けイベントです。

    ・日時 : 2025年3月6日(木)・3月7日(金)10:00-18:00(受付開始:09:30-)

    ・会場 : 高千穂交易本社(東京都新宿区四谷1-6-1 YOTSUYA TOWER 7階)

    ・申込先: https://www.takachiho-kk.co.jp/contact/event-exhibition25030607/

    ・費用 : 無料



    ■工業会 日本万引防止システム協会について(Webサイト: https://www.jeas.gr.jp/ )

    万引防止システムを製造、販売、サポートする企業の業界団体です。流通業界の健全な経営、また青少年の非行防止という産業的、社会的役割を果たすべく、行政機関、関連業界団体とも連携をとり活動しています。



    ■高千穂交易株式会社について(Webサイト:https://www.takachiho-kk.co.jp/)

    高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。