“内房総”で異世界体験! 開催中の「深沢幸雄のガラス絵の世界」など 現代アートとグルメを満喫する五感で楽しむアートトリップへ

    イベント
    2025年2月27日 12:00

    豊かな自然と現代アートが融合した魅力的な内房総エリア。

    なかでも市原市では、3年に一度開催される「いちはらアート×ミックス」をはじめ、様々なアートイベントが開催され、まち全体が美術館のような雰囲気に。

    木更津市には、広大な自然の中で現代アートを体験できる施設「KURKKU FIELDS」も!アート鑑賞の後は、房総の新鮮な食材を使った料理やスイーツなど、美味しいグルメも堪能できます。そんな市原市と木更津市を舞台にした“アート×グルメ”満喫旅をご紹介します!


    メイン画像

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    【旅のはじまりはココ!「こみなと待合室」@市原市】

    ■みんなの憩いの場でほっとひと息


    「こみなと待合室」

    「こみなと待合室」


    房総半島の中央部、自然豊かな里山をのんびりと走る小湊鐵道。その起点となる「五井駅」の脇にある待合室&カフェ「こみなと待合室」は、行き交う列車を眺めながら、ほっとくつろぐことのできる地域の憩いの場です。会議室をリノベーションした木のぬくもりを感じる空間は、駅名標識など、鉄道会社ならではのアイテムもディスプレイされ、旅の気分を盛り上げてくれます。

    カフェメニューのイチオシは「安全第一カレー」。千葉県産の食材にこだわり、季節ごとに具材が変わります。また、県内で捕獲されたイノシシなどの肉を使用した「ジビエドッグ」も販売。ヘルシーで栄養豊富なジビエ肉のソーセージはパリッとした食感と深い味わいから看板商品となっています。

    小湊鐵道のオリジナルグッズも販売しており、列車を模したペンケースや文具など、可愛らしくて普段使いしやすいアイテムも充実。旅のはじまりに足を運んでみてはいかがでしょうか。


    「ジビエドッグ」

    「ジビエドッグ」


    所在地: 市原市五井中央東1丁目1-2

    HP  : https://kominatomachiai.com/



    【改札を抜ければそこは異空間!「牛久商店街」@市原市】

    ■商店街がまるごと美術館に!?

    「牛久商店街」は、小湊鐵道「上総牛久駅」の駅前に広がる昔ながらの商店街。

    しかし、そこには数々のアート作品が展示され、エリア全体が美術館のようになっています。

    駅前にある深山文具店の壁には、牛久の人々の生きる源になるよう願いが込められた、八木秀人氏による巨大壁画「全てのエネルギーはここから始まる」があり、一気にアートの世界に引き込まれます。

    そして、商店街の中心には“世界の光のアーティスト9人”に選ばれた千田泰広氏によるインスタレーション作品「Analemma(アナレンマ)」が。通りに面した旧店舗の中に、まるで宇宙のような幻想的な空間が広がっています。「Analemma」は、「牛久商店街」と「種子島宇宙芸術祭・ライトフェスティバル」で開催期間中に限り観賞できます。その他、藤本 壮介氏の「里山トイレ」など、ユニークなアート作品が点在。

    レトロな街を歩きながら、お気に入りのアートを見つけてみませんか。


    「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広 ※2025年秋イベントで再登場予定

    「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広 ※2025年秋イベントで再登場予定

    「里山トイレ」/藤本 壮介

    「里山トイレ」/藤本 壮介

    「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人 ※2027年6月頃まで展示予定

    「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人 ※2027年6月頃まで展示予定


    所在地: 市原市牛久(牛久商店街)

    HP  : https://ushikuredesign.com/index.html



    <商店街でアートに出会う「牛久 リ・デザインプロジェクト」>


    「牛久 リ・デザインプロジェクト」

    「牛久 リ・デザインプロジェクト」


    「牛久 リ・デザインプロジェクト」は、「アートのまちいちはら推進ビジョン」のモデル事業として2022年(令和4)3月に始動したアートプロジェクトです。牛久地区の商店街や空き店舗を活用し、アート作品の展示や作家によるワークショップ、作品解説ツアーなどのイベントを開催。さらに作家が牛久地区に滞在し、文化に触れたり地域の住民と交流したりしながら作品をつくる「アーティスト・イン・レジデンス」を実施し、地域に根差した活動をしています。



    【水辺に佇むアート空間「市原湖畔美術館」@市原市】

    ■アート×建物×湖の調和に魅せられる


    「市原湖畔美術館」

    「市原湖畔美術館」


    高滝湖のほとりに建つ「市原湖畔美術館」。2013(平成25)年に誕生し、アートディレクターの北川フラム氏が館長を務めるこの美術館は、じっくりとアートと向き合うことのできる絶好のロケーションです。建物のユニークな構造を活かしながら、スロープや階段で建物の中と外をつなぎ、連続的にアートを巡ることができる独特な建築構造も見どころ。湖の中にもアート作品が展示され、さながら山々や湖をキャンバスに見立てているようにも見えます。


    (左)「Heigh-Ho」/KOSUGE1-16(右)「MUSEUM-STAIRS/ROOF OF NEEDLES&PINS」/アコンチスタジオ

    (左)「Heigh-Ho」/KOSUGE1-16(右)「MUSEUM-STAIRS/ROOF OF NEEDLES&PINS」/アコンチスタジオ


    エントランスに足を踏み入れると、KOSUGE1-16が手掛けたオブジェ「Heigh-Ho」がお出迎え。“肺胞”を模したアートは、訪れた人の気持ちをモヤモヤからスッキリへと変換するという想いが込められています。屋外には、美術館の周囲にある竹林をイメージしたアコンチスタジオの作品など、アートと自然の調和を存分に感じることができます。

    また、年4回の展示替えをする常設展示や、企画展、ワークショップなど、子どもから大人まで楽しめるイベントも盛りだくさんです。


    所在地: 市原市不入75-1

    HP  : https://lsm-ichihara.jp/



    【高滝湖を眺めながら房総イタリアンを堪能「PIZZERIA BOSSO」】

    ■地元の味を薪窯で焼き上げる


    「PIZZERIA BOSSO」

    「PIZZERIA BOSSO」


    美術館の敷地内にある、窯焼きピッツァが味わえる「PIZZERIA BOSSO」。ガラス張りの店内からは、高滝湖を一望できます。房総の味を春夏秋冬で表現した「ピッツァボッソ 四季のピッツァ」や旬の千葉の野菜といすみ市産チーズを使用した「房総農家のピッツァ」など、千葉の食材にこだわったメニューが多数。アート鑑賞の後はドルチェピッツァもおすすめです!


    Instagram:@pizzeria_bosso_ichihara



    【“廃校×アート”みんなでつくる創造の拠点「月出工舎」@市原市】

    ■アートで地域をつなぐ「みんなの学校」


    (上)「月が生まれたとき」/岡田 杏里 (下)「彼方の家」/田中 奈緒子

    (上)「月が生まれたとき」/岡田 杏里 (下)「彼方の家」/田中 奈緒子


    廃校となった小学校をリノベーションし、アートのみならず、食や遊びなど幅広いプロジェクトを展開する創造の拠点「月出工舎」。校庭や付近の里山にアートが点在しており、小学校時代のプールや隣接する古民家など、周囲の建物を活かした作品も楽しむことができます。

    この場所から世界で活躍するアーティストも誕生している注目スポット。制作途中の作品もあり、訪れるたびに新しい顔を見せてくれます。


    ※2月末まで冬季休業中。開館日はHP参照。


    所在地: 市原市月出1045

    HP  : https://tsukide.jp/



    【“廃校×珈琲”月出の森で贅沢な一杯を「ヤマドリ珈琲」】

    ■かつての職員室がカフェに変身


    「ヤマドリ珈琲」

    「ヤマドリ珈琲」


    藁を積み重ねた壁が印象的な「ヤマドリ珈琲」の店内には、落ち着いた時が流れています。アート鑑賞の後は、店主がじっくりと焙煎し、ハンドドリップで丁寧に淹れた珈琲と自慢の「喫茶店プリン」を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごしてみては。


    喫茶店プリンとコーヒー

    喫茶店プリンとコーヒー


    所在地: 月出工舎内

    HP  : https://yamadori-coffee.com/



    【農と食、アートと自然が融合「KURKKU FIELDS」@木更津市】

    ■農と食とアートの体験空間

    日本を代表する音楽プロデューサー小林武史氏が、生きること食べることの本質的な喜びを体験できる場所としてプロデュースした「KURKKU FIELDS」。東京ドーム約6個分の広大な敷地の中で、動物たちからは牛乳や卵の恵みがもたらされ、排泄物は堆肥となる。できた堆肥は有機栽培で野菜やハーブを育てるために利用され、調理中に出た野菜くずも堆肥となって循環する。すべてがつながって循環する環境の中に草間彌生氏の作品をはじめとしたアートが溶け合い、農と食とアートと自然が一体となって訪れる人の心を癒してくれます。


    (上)「新たなる空間への道標」/草間 彌生(左下)「無限の鏡の間ー心の中の幻」/草間 彌生(右下)「ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE」/島袋 道浩

    (上)「新たなる空間への道標」/草間 彌生(左下)「無限の鏡の間ー心の中の幻」/草間 彌生(右下)「ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE」/島袋 道浩


    自然の循環を讃えるかのように点在する、アート作品は、「農」と「食」を存分に体感するためのヒントの役割を果たしています。草間彌生氏の「無限の鏡の間ー心の中の幻」や増田セバスチャン氏の「ぽっかりあいた穴の秘密」など、外観からは想像もつかない世界を覗くことで新たな発見があるかもしれません。また、島袋道浩氏の「ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE」など、季節や天候によってさまざまな顔を見せる屋外アートの数々もこの施設を特徴づけています。


    「ぽっかりあいた穴の秘密」/増田 セバスチャン

    「ぽっかりあいた穴の秘密」/増田 セバスチャン


    <よく遊び、よく学ぶ!かけがえのない体験を>


    地中図書館

    地中図書館


    木や草花が生い茂る土の下に、ひっそりと隠されるように存在し、洞窟のように横たわる「地中図書館」。この場所では、地中に潜り込んで約3,400冊の本と出会う特別な時間を過ごすことができます。本を読むだけでなく、空間全体が訪れる人の知的好奇心を刺激してくれる場所です。

    ※会員制、事前予約制



    【自然とのつながりを体感できる“循環型レストラン”「perus」】

    ■生命力に満ち溢れた旬の食材を堪能する至高のコース料理


    「perus」山名 新貴シェフが作るこだわりのコース料理

    「perus」山名 新貴シェフが作るこだわりのコース料理


    「KURKKU FIELDS」の小高い丘の上に佇むレストラン「perus(ペルース)」。店名の「perus」は、「素」を意味するフィンランド語が由来。野菜や卵、ジビエなど料理に用いる素材のほとんどが、敷地内の畑や山で収穫されたものです。国内外の星付きレストランで学んだ山名シェフのこだわりは、自然と共生し、生産者の想いと素材に寄り添った食体験。薪火でこんがり焼いたカリフラワーにクラフトジンを振りかけ一気にアルコールを飛ばすなど、工夫を凝らした独創的な調理法で、素材のおいしさを極限まで引き出します。また、ドリンクは、国産ワインや千葉県の日本酒を中心に取り揃え、料理一皿ごとにペアリング。食事を楽しみながら、山名シェフが語る素材にまつわるストーリーに耳を傾ければ、自然とのつながりをより一層体感することができます。


    ※メニュー内容は季節・天候により異なる


    所在地: KURKKU FIELDS内

    HP  : https://kurkkufields.jp/eat/perus/



    【市原湖畔美術館「深沢幸雄のガラス絵の世界」】


    <市原湖畔美術館>常設展「深沢幸雄のガラス絵の世界」

    <市原湖畔美術館>常設展「深沢幸雄のガラス絵の世界」


    銅版画家として高名な深沢幸雄氏が生み出した独特な“削り出す”ガラス絵の数々を共通の手法で制作された銅版画とともに展示。ガラス絵と併せて銅版画を展示することで、「削る」制作工程から2つの相関関係を垣間見ることができます。また、「不死鳥」や「天使」「紳士」など、深沢氏が気に入って描き続けたモチーフをガラス絵と銅版画という2つの分野からお楽しむことも。この春、内房総でアートトリップを満喫してください。


    開催期間: 2025年1月21日(火)~2025年3月30日(日)

    所在地 : 市原市不入75-1

    HP   : https://lsm-ichihara.jp/



    【現代アートと里山グルメ!アートトリップMAP】


    現代アートと里山グルメ!アートトリップMAP

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