投資ファンドと公認会計士が初の提携
報道機関各位 2006年3月1日
プレスリリース プルータス・コンサルティングLLP
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プルータス・コンサルティングLLP
『公認会計士のデューデリジェンス、投資ファンドにも浸透』
株主価値分析に特化した公認会計士が不正会計のリスクを事前回避
http://www.plutuscon.jp
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プルータス・コンサルティングLLP(所在地:東京都中央区)は、2006年2月14日
をもってシンプレクス・アセット・マネジメント株式会社(所在地:東京都
千代田区、代表取締役社長:水嶋 浩雅)と業務提携契約を締結いたしました。
当該契約の内容は下記の通りです。
【業務提携の背景】
今般の一部の企業がもたらした不正会計による事件を受けて、ファンドの運用
各社は投資決定までのフローの見直しを余儀なくされることになりました。
その中でバリューアップファンド※1を運用する
シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社は、公認会計士と金融工学
専門家を中心メンバーとするプルータス・コンサルティングとの提携に応じ、
投資先の会計・税務等の潜在的リスクを回避するためのデューデリジェンス※2、
企業価値向上アドバイザリー業務を共に進めていくことが決定いたしました。
※1:バリューアップファンド
マネジメント・フレンドリーをストラテジーの柱とするファンド。
投資先企業を長期的に保有し、その企業価値を高めて行くことを追求する。
※2:デューデリジェンス
精査のこと。ここでは企業財務の安定性を確認するため、専門知識を持った
公認会計士が多角的に調査・分析を行う。
【業務提携の内容】
今般プルータス・コンサルティングLLPは、次の業務に関して
シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社と業務提携を締結致しました。
(1) 投資先企業の事前デューデリジェンスによる株主価値の分析
(2) 上記に付帯する会計・税務のアドバイザリー業務
(3) 投資先企業の企業価値向上に向けた会計面/税務面でのサポート
【業務提携の理由】
敵対的スタンスを持たないシンプレクス・アセット・マネジメント株式会社の
バリューアップファンドは、投資先企業を長期的に保有し、その企業価値を
高めていくことを追求しております。そのため投資判断に際しては客観的かつ
精緻なデューデリジェンスを行うことが重要であり、第三者機関と提携する
必要がありました。
公認会計士と金融工学の専門家による評価・分析を提供するプルータス・コン
サルティングは、金融工学を用いた多くの評価実績があります。今回の業務
提携では、バリューアップファンドの投資家からの信頼を高めると同時に、
投資先企業に対して更に付加価値の高い提案が実現いたします。
【業務提携会社の概要】
名 称:シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社
事業内容:投資顧問業、投資一任契約に係る業務、投資信託委託業
設 立:1999年11月
所在地 :東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアイーストタワー15F
代表者 :代表取締役社長 水嶋 浩雅
資本金 :3億7000万円
社員数 :26名(非常勤取締役含む)
シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社は、オルタナティブ運用に
特化した国内独立系アセットマネジメント会社です。
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券出身の創業者三上 芳宏氏と、
日興シティグループ証券出身の社長水嶋 浩雅氏が協同。
高度な金融工学理論に基づく分析力、及び国内外のネットワークを強みに
多様な運用を行い、高品質な金融プロダクトを提供しております。
【プルータス・コンサルティングLLPについて】
プルータス・コンサルティング(旧LLP事業価値研究所)は、公認会計士の
専門的能力に金融工学の手法を組み合わせることによって、多面的な株主価値
の分析を実現させた専門コンサルティング集団です。ストックオプションの
カスタマイズ、事業価値評価を始めとした多岐にわたる資本政策により、独自
のソリューションを展開しております。
【パートナーの紹介】
◆棟田 裕幸(むねた ひろゆき)
1978年 明治大学商学部卒業。
1985年 青山監査法人・プライスウォーターハウス(現中央青山監査法人)に入社。
1989年 公認会計士登録、三優監査法人に移り、中堅企業の株式上場指導に従事。
1993年 社員就任。
1995年 棟田公認会計士事務所を開設、中堅・中小企業の税務業務、財務体質
改善コンサルティング業務等に従事。
1999年 有限会社赤坂マネジメント・コンサルタント設立。「資本戦略」を中心
テーマに、株式公開のための資本政策策定、キャッシュフロー経営を
主眼とした月次決算体制確立のコンサルティング業務、株価評価業務
を行う。
※著書:『詳説 自社株評価Q&A』(共著、清文社)
『新版「資本の部」の実務』(共著、新日本法規)
『税務弘報』、『T&Amaster』等の雑誌に多数執筆。
「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が3月に
上梓予定。
◆野口 真人(のぐち まひと)
1984年 京都大学経済学部卒業。その後みずほ銀行(旧富士銀行)に入行。
1990年 JPモルガン・チェース銀行に転職し、大手メーカーや機関投資家に対す
るデリバティブ商品の運用アドバイスや外国為替ディーリングに携わる。
1997年~1999年 3年連続最優秀デリバティブセールス(ユーロマネー誌)に
選ばれる。
2002年 ゴールドマン・サックス証券会社の外国為替部部長に就任、大手機関
投資家の運用戦略コンサルタントとして従事する。
2004年 株式会社リーベンマイスターを設立。
また同時に、社会人向けMBAスクールの草分けであるグロービスマネジ
メントスクールと業務提携し、ファイナンスの講義も受け持つ。
2005年 事業を拡大し、ファイナンス分野に特化した複合的コンサルティング
ビジネスを展開。
※著書:「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が3月に
上梓予定。
現在は「ストックオプション会計とその評価手法」(共著、税務研究会)
を執筆中。
◆中嶋 克久(なかしま かつひさ)
1984年 中央大学商学部卒業。
1985年 青山監査法人プライスウォーターハウス(現中央青山監査法人)に入社。
1989年 公認会計士登録。監査法人において証券取引法監査、商法監査、学校
法人監査、財団法人監査、外資系日本法人の米国基準決算の監査等を
行う。また、上場準備会社の監査および上場準備のためのアドバイザ
リー業務も行う。
上記の公認会計士業務に加え、ジャフコへの出向によるベンチャー企業
のコンサルティング業務(93年~95年)
法人営業サポートを目的に野村證券に駐在・実施したアドバイザリー
業務(00年~02年)
預金保険機構への出向による金融機関等の株式等(ピーク時12兆円)の
引受・管理・処分業務(02年~04年)を経験した。
2004年 7月に監査法人を退職し、公認会計士ならではの経営管理の視点から捉
えた資本政策等の提言、株式・新株予約権の評価業務、金融機関向けの
資本政策等のセミナー、中小企業大学校の講師等を行っている。
※著書:「資本政策の考え方と実行の手順」(共著、中経出版刊)
「ゴーイング・コンサーン早わかり」(共著、中経出版刊)等がある。
なお「新株予約権による企業買収防衛策」(共著、中央経済社)が
3月上梓予定。現在は「ストックオプション会計とその評価手法」
(共著、税務研究会)を執筆中。
≪本件に関するお問い合わせ≫
プルータス・コンサルティングLLP
マネージャー 根岸 秀明
T E L : 03-3243-0755
F A X : 03-3243-5592
E-mail: press@plutuscon.jp
U R L : http://www.plutuscon.jp
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