サーモフィッシャーサイエンティフィック、 「川柳 in the ラボ 2024」入賞作品を発表

実験の苦労が報われないやるせなさを詠んだ句が多くの研究者の共感を得て、 最優秀人気作品賞を受賞  AI、研究予算や物価高を反映した句も

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ(グループ本社:東京都港区、代表:室田博夫、以下、サーモフィッシャー)は本日2024年8月28日(水)、サーモフィッシャーのWebサイト上にて開催した研究者川柳コンテスト「川柳 in the ラボ 2024」の結果を発表しました。


「川柳 in the ラボ 2024」キービジュアル


川柳 in the ラボは、ライフサイエンス研究者を対象にサーモフィッシャーが開催している川柳コンテストです。研究室で繰り広げられる「研究室あるある」や研究生活における喜怒哀楽について、時流を捉えつつユーモラスに表現した句を選考し、贈賞しています。今年は2年ぶり10回目の開催となり、2024年4月10日(水)から5月17日(金)までの応募期間中に、全国の研究関係者から多くの作品が寄せられました。応募作品の中から厳正なる審査の上、優秀賞候補作品20句を選定し、Webサイトでの人気投票を経て、「最優秀人気作品賞」「優秀人気作品賞」「優秀賞」が決定しました。


今年は、新型コロナウイルス感染症の流行がようやく収まりつつあり、活気の戻った研究室や学会・展示会での交流やボスとのリアルなやり取りの様子を詠んだ句が多く寄せられました。また、AIに関する句、研究予算や物価高に関する句など、昨今の世相を反映した作品も見られました。最優秀人気作品賞には「コロニーが 一個もない朝 帰りたい」が選ばれました。実験の苦労が報われなかった瞬間のやるせなさが研究者の共感を呼ぶ一句です。「帰りたい」の一言に研究者の落胆がリアルに滲み出ており、研究の大変さが伝わってきます。


サーモフィッシャーは、今後も製品・サービスを通じてライフサイエンス研究者の革新的な科学研究の実現のために支援し続けます。



■「川柳 in the ラボ 2024」受賞作品

【最優秀人気作品賞】

「コロニーが 一個もない朝 帰りたい」(シーケンス上等)


【優秀人気作品賞】

「試薬ラベル スマホで撮って 拡大す」(見えません)

「射止めたい 光る君より GFP」(岡田☆けん)


【優秀賞】

「新しい 機器にはしゃぐ 大人達」(ねこ麦)

「名刺見て 顔より研究 思い出す」(moldoi)

「女子会は 愚痴言いながら チップ詰め」(体育会系研究員)

「同じです、 ボスの『ひらめき』 『思い付き』」(RI)

「フルメイク マウスだけでも 見て欲しい」(かふかふ)

「細胞よ 時間外労働 無理なのよ」(無敵のマクロファージ)

「ウロウロと 室内なのに 一万歩」(ぽんぽん)

「何者だ バイオハザード 納豆菌」(タピオカ)

「夏の朝 低温室に 人だかり」(イベリンくん)

「物価とは 比例しないね 研究支援」(Kay)

「寒いラボ 反応熱で 暖をとる」(こまお)

「満開の 桜を横目に 散る結果」(ハタンポ)

「あらいやだ ネズミに2時間 愚痴ってた」(西明石家塩さんま)

「幹細胞 うっかりすると がん細胞」(けん)

「言えやしない この申請書 著者AI」(ラボの遣い魔)

「まだいける? 試薬をねだる 年度末」(サーモコッカス・オカネガネンデス)

「3才の 娘の夢は けんきゅうちゃ」(わーちゃん)


川柳 in the ラボ 2024 特設サイト

https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/products-and-services/promotions/a/senryu.html



■「川柳in the ラボ」コンテストについて

サーモフィッシャーサイエンティフィックが2013年から実施してきたイベント。「川柳 in the ラボ」では、大学や企業の現役研究者など理系研究者を対象に、「研究者あるある」をテーマとした川柳を募集し、人気投票を行っています。これまで、「届かない 試薬で世界の 危機を知る」(2022年)」「サンプルの 日付で思い出 振り返る(2020年)」「『Alexa』と 声を掛けたが 光らない(2019年)」など、多くの研究者の共感を呼ぶ名句を生み出しています。イラストは漫画家でイラストレーターの服部元信氏が担当しています。



■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて

サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム)は、科学サービスを提供するグローバルなリーディングカンパニーであり、収益は400億ドルを超えています。私たちのミッションは、私たちの住む世界を『より健康で、より清潔、より安全な場所』にするために、お客さまに製品・サービスを提供することです。私たちはライフサイエンス研究のさらなる加速、分析における複雑な課題の解決、研究室の生産性向上、臨床診断性能と治療の向上、患者さんの人生を大きく左右する医薬品開発・製造に取り組むお客さまを支援します。当社のグローバルチームは、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services、Patheon、PPDといった業界をリードするブランドを通じて、革新的な技術、購入における利便性、医薬品開発・製造サービスにおいて、他に類を見ない組み合わせを提供します。

URL: https://www.thermofisher.com

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

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この企業のリリース

新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請
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サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

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サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ  肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、 国立がん研究センター東病院と戦略的提携  新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2025年7月28日 11:30

オンコマインTM Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子変異陽性の
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する
アミバンタマブ(遺伝子組換え)および
ラゼルチニブメシル酸塩水和物併用療法の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
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EGFR遺伝子変異陽性の
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する
アミバンタマブ(遺伝子組換え)および
ラゼルチニブメシル酸塩水和物併用療法の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

オンコマインTM Dx Target Test マルチ CDxシステム、 EGFR遺伝子変異陽性の 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する アミバンタマブ(遺伝子組換え)および ラゼルチニブメシル酸塩水和物併用療法の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2025年7月22日 10:00

サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Thermo Scientific(TM) NanoDrop(TM) Ultra 
微量分光光度計」を日本市場で販売開始
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サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

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サーモフィッシャーサイエンティフィック、
細胞培養工程のプロセス開発を簡素化・加速し、
バイオ医薬品の市場投入を迅速化する、
5リットルサイズのシングルユースバイオリアクターを
日本市場で販売開始
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サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2025年7月2日 10:00

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