~眠りが変われば人生が変わる?睡眠満足層 VS 睡眠不満層 徹底比較~ 「いい寝!フォーラム」発足記念「睡眠のメリットに関する意識調査」を発表

    睡眠満足層の億万長者割合は睡眠不満層の2.5倍! 睡眠満足度の分かれ目は、「規則的な就寝・起床」と「快適な布団」 http://iineforum.jp/

    調査・報告
    2013年11月6日 16:30

     2013年11月1日(金)を設立日として、「いい寝!フォーラム( http://iineforum.jp/ )」を立ち上げました。フォーラムメンバーとして、自律神経の専門家である順天堂大学医学部附属 順天堂医院・教授の小林 弘幸先生、脳科学と睡眠の専門家である金沢大学大学院医薬保健研究域医学系教授、医師、医学博士、櫻井 武先生、睡眠コンサルタントとして活躍する友野 なお氏、スリープマスターとして活躍する長谷川 夏美氏が参加します。本フォーラムでは、質の高い睡眠を取る必要性、及び質の高い睡眠を得るための工夫や方法を啓発すべく、情報発信を行います。

    グラフ1

     団体活動第一弾として、20代~60代の男女2,400名を対象に「睡眠のメリットに関する意識調査」を行いました。調査では、調査対象を睡眠の満足度により「満足」、「不満」の2層へ分類し、生活に関する様々な状況を質問し、回答を比較することで、質の高い睡眠が生活に与えている影響を分析しました。


    ■調査概要
    調査実施期間:2013年10月11日(金)~2013年10月15日(火)
    調査方法  :インターネット調査
    有効回答数 :2,400人
           (睡眠への満足度について満足、不満と回答した
            20代~60代までの男女それぞれ120人ずつ/どちらでもない、
            と回答した層はスクリーニング調査にて除外)

    【分析結果サマリー】
    (1) 睡眠満足層 VS 睡眠不満層 徹底比較、良質な睡眠で得られるものは?
    <年収・資産>よく眠る男はよく稼ぐ!
     満足度別に年収や資産の分布を比較。睡眠満足度が高いグループのほうが、金銭的に豊かな人が多かった。
    ●『満足層』は『不満層』と比較し、1,000万円以上稼いでいる人の割合が2.5倍多い
    ●『満足層』は『不満層』と比較し、「億万長者」の割合が2.5倍多い

    <英語スキル(TOEICスコア)>英語のスキルも睡眠に関係が?満足な睡眠は能力を高める?
     満足度別にTOEICスコアの分布を比較。睡眠満足度が高いグループのほうが、ハイスコア保持者が多かった。
    ●『満足層』は『不満層』と比較し、TOEIC 800点以上を取っている人の割合が1.24倍多い

    <美しさ>質の高い睡眠は美肌の条件
     満足度別にお肌の調子の分布を比較。睡眠満足度が高いグループのほうが、化粧ノリが良い人が多かった。
    ●『満足層』は『不満層』と比較し、お肌の調子が良い人の割合が1.79倍多い

    <幸福度>質の高い睡眠は幸せのバロメーター
     満足度別に生活満足度分布を比較。睡眠満足度が高いグループのほうが、日々の生活に満足度を感じる人が多かった。
    ●『満足層』は『不満層』と比較し、生活に満足している人の割合が1.94倍多い

    (2) 良質な睡眠の秘訣は?
    <睡眠時間>満足度の差はわずか「41分」
     満足度と睡眠時間の関係を分析。睡眠量と睡眠の満足度には一定の関係があることが示唆された。
    ●睡眠時間が増えるほど、満足層の割合も増える一定傾向が存在。
    ●『満足層』の平均睡眠時間は6.2時間(371分)。『不満層』の平均睡眠時間は5.5時間(330分)。その差は41分。

    <睡眠へのこだわり>こだわりの質にも差が!
     満足度別に、こだわっているポイントを比較。『不満層』に欠けているのは「規則的な就寝・起床」と「快適な布団」だった。
    ●睡眠に対するこだわりに関して、『不満層』は「自分にあった枕を使う(40.1%)」に回答が集中したが、『満足層』は「自分にあった枕(39.6%)」や「規則的な就寝、起床(34.4%)」、「快適な布団(30.6%)」に回答が分散。
     『満足層』と『不満層』の差は「就寝、起床時間」+「快適な布団」。



    (1) 睡眠満足層 VS 睡眠不満層 徹底比較、良質な睡眠で得られるものは?

    【年収・資産】よく眠る男はよく稼ぐ!

    ◎『満足層』は『不満層』と比較し、年収1,000万円以上稼いでいる人の割合が2.5倍多い
     働き盛りの20-40代男性に対し、昨年の個人年収をお聞きしたところ、『満足層』は『不満層』よりも高い年収を得ている傾向がありました。各層における、年収700万円以上の割合を比較すると、『満足層(13.1%)』では『不満層(8.1%)』に比べて1.6倍多いことがわかりました。年収1,000万円以上についても『満足層(4.2%)』は『不満層(1.7%)』と比較し、2.5倍多いことがわかりました。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/1_1.jpg (上図)

    ◎『満足層』は『不満層』と比較し、「億万長者」の割合も2.5倍多い
     働き盛りの20-40代男性に対して、個人資産額についてお聞きしたところ、『満足層(8.6%)』は『不満層(3.1%)』と比較し、3,000万円以上の資産を持つ人の割合が2.82倍多いことがわかりました。1億円以上の資産を持つ人に限定しても、『満足層(1.39%)』は『不満層(0.56%)』と比較し、割合が2.5倍多いことがわかりました。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/1_1.jpg (下図)

    【英語スキル】英語のスキルも睡眠に関係が?満足な睡眠は能力を高める?

    ◎『満足層』は『不満層』と比較し、TOEIC800点以上を取っている人の割合が1.24倍多い
     また、20代30代の方にTOEICの点数をお聞きしたところ、『満足層(3.1%)』は『不満層(2.5%)』と比較し、「800点以上」のスコアを持つ人の割合が1.24倍高いことがわかりました。良質な睡眠を得ている『満足層』では語学習得能力が高い人が多いことが示唆されました。良質な睡眠が、学習効果を高めているのかもしれません。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/2_2.jpg (上図)

    【美しさ】質の高い睡眠は美肌の条件

    ◎『満足層』は『不満層』と比較し、お肌の調子が良い人の割合が1.79倍多い
     女性に朝の化粧ノリについてお聞きすると、『満足層』は『不満層』よりも「良い(良い、まあ良い)」の出現率が高いことがわかりました。『満足層(55.7%)』は『不満層(31%)』と比較し、出現率が1.79倍でした。満足な睡眠をとるだけで化粧のノリにも大きな差が出ることが下記のグラフから読み取れます。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/2_2.jpg (下図)

    【幸福度】質の高い睡眠は幸せのバロメーター

    ◎『満足層』は『不満層』と比較し、生活に満足している人の割合が1.94倍多い
     日々の生活に満足しているかをお聞きしたところ、他の設問と比較しても大きな差の出る結果となりました。『満足層』では「充実している(充実している、やや充実している)」が66.8%と、半数以上の方が日々の生活が充実していることがわかりました。また、『満足層(66.8%)』の「充実している」出現率を『不満層(34.4%)』と比較すると、1.94倍の差がありました。良質な睡眠が、幸福度と強い相関があることが伺えます。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/3_3.jpg (上図)


    (2) 良質な睡眠の秘訣は?

    【睡眠時間】睡眠の満足度をわけるのは、「41分」

     満足度と睡眠時間の関係を分析したところ、睡眠時間量と満足度の高さには一定の関係性があることが示唆されました。睡眠時間グループ別に、満足層の割合を比較したところ、7時間以上で満足層の割合が最も高まり(72.2%)、4時間未満では最も少なくなりました(5.6%)。不満層では逆の傾向が見られました。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/3_3.jpg (下図)

     また、各層において平均睡眠時間を比較したところ、満足層の睡眠時間が多く、その差は41分でした。

    ・満足度別、平均睡眠時間
         平均分数(分)  平均時間数(時間)
    満足層       371         6.2
    不満層       330         5.5


    【睡眠へのこだわり】『不満層』に欠けているのは「規則的な就寝・起床」と「快適な布団」
     睡眠に対してどのようなこだわりがあるかをお聞きしたところ、『不満層』は「自分にあった枕を使う」が40.1%と高いものの、その他の項目はそれほど高くない結果となっています。しかし、『満足層』では「自分にあった枕を使う」39.6%や「規則的な就寝、起床時間を心がける」34.4%、「快適な布団を使う」30.6%と寝具へのこだわりが分散していることがわかりました。「規則的な就寝、起床時間を心がける」、「快適な布団を使う」では『満足層』と『不満層』の選択率に差があり、この2つが睡眠の質を分けている可能性が示唆されました。

    グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/4_4.jpg

     このことから、睡眠の満足度を高めるには、睡眠時間の「量」だけではなく、規則的な生活や寝具を整える「質」の改善も必要なことが伺えます。


    (3) いい寝!フォーラム団体概要
    ◎概要
    正式名称 :「いい寝!フォーラム」 http://iineforum.jp/
    活動内容 :質の高い睡眠の必要性、及び質の高い睡眠を得るための情報発信
    設立年月日:2013年11月1日
    協賛   :西川産業株式会社、株式会社資生堂、
          プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社、
          株式会社ワコール、
          特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会、
          日本睡眠科学研究所

    ◎参加メンバーより
    http://www.atpress.ne.jp/releases/40422/A_5.pdf

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