冷陰極電離真空計「CCTG200」を9月25日にリリース開始

~電極の長寿命化を実現した世界初の技術を投入した真空計~

 株式会社 アンペール(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:藤田 功)は、腐食性・汚染性ガスに強い冷陰極電離真空計「CCTG200」(トランスミッタ型、7セグ簡易表示器付)を、2013年9月25日にリリース開始いたします。

「CCTG200」
「CCTG200」

「冷陰極電離真空計 CCTG200」
http://fa.ampere.co.jp/products/vacuum/CCTG200/


【提供の背景】
 従来の冷陰極電離真空計は、ハロゲンなどの腐食性・汚染性ガスの環境下において電極の汚染劣化により、読み取り感度が低下し計測できなくなる問題がありました。
 その為、交換に必要とされランニングコスト(ダウンタイム、交換部品費、作業時間)が頻繁に発生する消耗品でした。
 このたびリリースを開始いたします冷陰極電離真空計「CCTG200」は、セラミック製カソードの加熱と最適制御により、汚染劣化による感度低下への対策をし、電極の長寿命化を図った真空計です。


【冷陰極電離真空計「CCTG200」の概要】
<特長>
1.感度低下が少ない
電極を加熱しながら圧力を測定しますので汚染物質が電極に吸着しづらく寿命がのびるため、ランニングコストの低減に貢献いたします。
(加熱温度:300、500、600℃の温度を選択して加熱します。)

2.超高真空領域での安定放電
従来の冷陰極電離真空計は高真空領域で起動が困難でしたが「CCTG200」は電極の加熱により高真空領域での起動(放電)が容易になりました。

3.低漏洩磁束
ケース(表面から1cm)からの漏洩磁束は約100ガウス、外部への影響、及び外部からの影響が少ない設計になっています。
そのため、磁力による工具、金属部品の引き寄せが少ないため作業性が良くなります。

4.コンビネーションモード機能(オプション)
レコード出力を持つ真空計(ピラニ、ダイヤフラムゲージなど)とコンビネーション動作が可能です。

5.データロガー機能(専用Windowsアプリケーション:当社提供フリーソフト)
PCと接続して圧力推移を記録(グラフ表示、付箋機能付き)する事ができます。

<価格(税別)>
CCTG200-001:¥198,000
NW25 アルミ測定子[アルミボディ、内部シール(バイトン)]

CCTG200-002:¥208,000
NW25 SUS測定子  [SUSボディ、内部シール(バイトン)]

CCTG200-003:¥228,000
ICF70 SUS測定子 [SUSボディ、内部シール(メタル)]

<詳細URL>
http://fa.ampere.co.jp/products/vacuum/CCTG200/


【会社概要】
商号  : 株式会社 アンペール
代表者 : 代表取締役社長 藤田 功
所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-3 斎藤ビル
設立  : 1971年10月
事業内容: 真空計・ペルチェ・LSIコントローラなど開発製品、文教関連製品、
      コンピュータ応用機器、周辺機器装置などの開発、製造、販売
資本金 : 22,200万円
URL   : http://www.ampere.co.jp/


【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社 アンペール 真空事業室
担当 : 星野
Tel  : 029-824-4777
E-Mail: hoshino@ampere.co.jp

プレスリリース添付資料

カテゴリ:
商品
ジャンル:
技術・テクノロジー

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