「東京ベイeSGプロジェクト」令和5年度先行プロジェクトにアルガルバイオ「微細藻類の海上培養モデル」が採択決定！

～サステナブルなベイエリア都市モデルの実現に向けて～

2023.11.08 12:00

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「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションとする株式会社アルガルバイオ(本社：千葉県柏市、代表取締役社長：木村周、以下「当社」)が推進する「微細藻類の海上培養モデル」が、東京都の「東京ベイeSGプロジェクト」令和5年度先行プロジェクトにおける環境改善・資源循環分野に採択されました。

東京都は、50年・100年先を見据えて、ベイエリアを舞台に「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市を構想する「東京ベイeSGプロジェクト」を進めています。本構想の実現に向け、中央防波堤エリアの“陸海空”の広大なフィールドを活用して最先端テクノロジーの実装を強力に促進するのが、「先行プロジェクト」です。

当社は本プロジェクトにおいて、当社独自のバイオファウンダリー型藻類開発プラットフォームで培った技術や知見を用いて、複数種の微細藻類による実海水および半透膜を用いた半開放系培養装置による海上培養実証を東京湾の指定水面にて推進します。

海中の二酸化炭素や栄養塩、自然・再生可能エネルギーを利用した海上培養モデルを構築することで、カーボンニュートラルや富栄養化といった社会課題解決や、ベイエリアにおけるサステナブルな都市モデルの実現に貢献。将来的には「東京ベイeSGプロジェクト」先行プロジェクトにおける技術実証を機に、世界初の海上での微細藻類産業モデルとして、世界中のベイエリアへの事業展開を目指していきます。

プロジェクト概念図

なお、本プロジェクトにおいては、広島県大崎上島で海上培養の実証実験を行っている広島商船高等専門学校と共同研究体制を敷くことで、早期の技術実証を実現していきます。

＜先行プロジェクトについて＞

中央防波堤エリアにおける“陸海空”の広大なフィールドを活用して、最先端テクノロジーの社会実装を図り、東京が目指す未来のまちをショーケース化する取組です。東京都は、必要なフィールドを提供するとともに、国を始め関係機関等との調整を行うなど、社会実装に向けた支援を強力に行います。

先行プロジェクトは令和4年度からスタートし、「次世代モビリティ」、「最先端再生可能エネルギー」、「環境改善・資源循環」の3つのテーマにて、事業の推進が行われています。

先行プロジェクトの詳細は、以下東京都政策企画局ホームページをご参照ください。

先行プロジェクトURL：

https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/

＜アルガルバイオについて＞

東京大学発ベンチャーとして「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションに、健康・食糧・環境といった産業領域に最適な藻類技術をパートナー企業へ提供するバイオファウンダリー型藻類開発プラットフォームを構築しております。

用途や目的生産物に最適な藻類種を当社保有の藻類ライブラリーとそれに付随する蓄積データからスクリーニングするとともに、育種改良や培養製法の最適化を通じて事業化・実用化に必要な“藻類技術パッケージ”をお客様へ提供し、人々の健康、よりサステナブルな食糧供給、地球温暖化といった様々なグローバル規模の社会課題を解決する藻類由来の新たなプロダクト・ソリューションの事業化を進めております。