江戸木目込人形の柿沼人形が、ヨーロッパのドレス生地をまとった...

江戸木目込人形の柿沼人形が、 ヨーロッパのドレス生地をまとった新シリーズを発表  雛人形と兜を数量限定で発売

株式会社柿沼人形は、同社の節句人形「itowa(いとわ)」の新シリーズとしてフランス、イタリアメイドのテキスタイルや、ヨーロッパをイメージさせるテキスタイルを用いた「旅するitowa」を発表いたしました。2024年の「旅するitowa」では、雛人形3商品、五月人形(兜)2商品を新作として限定数にて販売いたします。


「旅するitowa」スペシャルページ: https://itowa.tokyo/?mode=f26


オンラインショップ: https://itowa.tokyo/

Instagram     : https://www.instagram.com/itowa_official/

X(旧Twitter)   : https://twitter.com/itowa2020

Facebook     : https://www.facebook.com/Itowa.Tokyo

YouTube      : https://www.youtube.com/@itowa-rj2gd


親王飾 柚々(ゆゆ)と生地


柿沼利光がパリの街で出逢ったドレス用生地を人形の衣裳に使用。ドレス生地はチューリップの花畑をイメージさせるデザインになっています。


パリの店にディスプレイされていた生地


■旅するitowaのコンセプト(思い)

itowaのプロデューサーである伝統工芸士・柿沼利光が、フランス、イタリア、ドイツなど欧州を旅するなかで、ふと目にした空、街に咲く花、そして赤ちゃんをくるむ一枚の布。それは日本で見るものとは違う色や形ではありましたが、その土地の人々の心を癒す自然の色であり、小さな子どもへの深い愛情を感じる布の色でした。

節句人形は日本の文化ですが、わが子の健やかな成長を願う心は、世界共通。欧州を旅した時に心を動かされた空や花の色、一枚の布の色に思いを馳せ、世界中の子どもたちの健やかな成長を願って、新たにitowaに加えたのが“旅するitowa”シリーズです。


旅するitowa ロゴ


■これまでのitowa商品との主な違い

・これまでは日本の伝統的な生地を生産する京都・西陣の生地を主として使用。

・「旅するitowa」シリーズではフランス、イタリアメイドの生地やヨーロッパをイメージさせる生地を使用。

・これまでよりも、より可愛らしさを演出するため、人形の目の比率をひと回り大きく変更。



■商品概要


親王飾 湖々(ここ) 


商品名:湖々(ここ)

価格 :101,200円(税込)

型番 :ha0512h017

生地 :レッドとブルーのバラがプリントされた、イタリア製ジャージ生地

サイズ:30×20×19センチ

その他:屏風は変わり二曲屏風(大小の丸は赤銅色の箔押し)


親王飾 瑠々(るる)


商品名:瑠々(るる)

価格 :102,300円(税込)

型番 :ha0512h016

生地 :美しい数種類の糸が交差するイタリア製ツイード生地

サイズ:30×20×16.5センチ

その他:天然木で作られた衝立には桜模様で春の訪れを表現


親王飾 柚々(ゆゆ)


商品名:柚々(ゆゆ)

価格 :115,500円(税込)

型番 :ha0512s018

生地 :プロデューサー・柿沼利光がパリの街で出逢った、

    フランス製のドレス用生地

    金糸でチューリップのシルエットが縁取りされた優雅なデザイン

サイズ:30×20×33.5センチ

その他:飾り台が収納箱を兼ねた「収納飾り」

    屏風は二曲屏風で藍色のベースに桜と唐草の金彩を施した


兜飾り 陽光(ようこう)


商品名:陽光(ようこう)

色  :紫

価格 :68,200円(税込)

型番 :ga05k1h004

生地 :西陣の生地をヨーロッパを感じさせる配色に

サイズ:30×20×22センチ

特長 :飾り台はマーブル柄の紀州塗、屏風は二曲の金屏風


兜飾り 光騎(こうき)


商品名:光騎(こうき)

色  :青

価格 :113,300円(税込)

型番 :ga05k1h011

生地 :紋章をイメージさせる柄の西陣織の生地

サイズ:30×25×31センチ

特長 :兜の鍬形は天然木製、兜の緒は伝統工芸品の東京組紐

    エンジ色の屏風は二曲

    屏風のオリエンタルな模様は手描き

    杢目を際立たせた矢立には、宝来鈴を添えた



【木目込人形とは】

木目込とは、衣裳のひだや布切れの境となる部分に細い溝を彫り込み、そこに布を「きめこむ」ことからそう呼ばれています。発祥は、約270年前の元文年間(1736~41)の京都。通説によると、当時の上加茂神社の雑掌の高橋忠重という人が、余技で、神社の祭礼用の道具を作った余りで木彫りの人形を作り、それに神社の衣裳の残り裂を木目込んだのがはじまりといわれています。この人形は当時、加茂人形・加茂川人形・柳人形と呼ばれ、のちに木目込人形と呼ばれるようになります。木目込人形は江戸の発展と共に、京都から江戸に移り住んだ人形師により、「江戸風」に発達していきました。現代では、「江戸木目込人形」として経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定され、おもに東京・埼玉でつくられています。



【柿沼利光】

itowaの雛人形・五月人形の作者は江戸木目込人形の伝統工芸士、柿沼利光。25歳より人形師・芹沢英子、2代目・柿沼東光に師事し、技と感性を磨いてきた柿沼利光が、現代的な可愛らしさと本物志向の品格を追い求めてプロデュースしたのが、itowa~いとわ~です。衣裳の柄や色合わせはもちろんのこと、お人形のふっくらとしたお顔のシルエットを「優しさ」「愛しみ」「見守り」「包容」といったコンセプトに合わせて決定。またお人形の「眼」も、それぞれのコンセプトに合った表現とするなど、こだわり抜いたプロデュースを行なっています。



【会社概要】

商号  : 株式会社柿沼人形

事業内容: 節句人形や木目込製品の製造・販売

      https://www.kakinuma-ningyo.com/

所在地 : 東京都荒川区西尾久2-13-2(本社)

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