医療システムズ、『CriNavi(クリナビ)シリーズ』を “国際モダンホスピタルショウ2013”に出展 ~手術室の効率・コスト管理システム~

電子カルテなどの開発経験を有する医療システムズ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:高山 允伯、以下 当社)は、診療・物流支援システム『CriNavi(クリナビ)シリーズ』を2013年7月17日(水)~19日(金)に開催される“国際モダンホスピタルショウ2013”に出展致します。
2013年1月8日に6種のシステムをパッケージした『CriNaviシリーズ』を販売開始して以来、大学病院、中規模病院などからの引き合いが増加しております。そのため、市場ニーズが大きいと判断し、社内体制の強化と共に、“国際モダンホスピタルショウ2013”に出展することを決定致しました。

【『CriNaviシリーズ』について】
DPC(※1)対象病院では、病院全体のコスト管理までは把握できても、手術部門や心臓カテーテル検査室のコスト管理、効率化までは把握できていないことが課題として認識されています。
病院の中で最も大きい診療報酬額を占める心臓カテーテル検査室や、手術室の患者毎のコスト管理まで掘り下げなければ解決策は見つかりません。診療支援システムとしての『CriNaviシリーズ』は、従来のシステムでは難しかった医療材料や薬剤コストのリアルタイムな把握を可能にし、心臓カテーテル検査室や手術室の原価分析までを可能とするシステムです。院内で使用される医療材料や薬剤を精緻かつ瞬時に把握することにより、手術室や心臓カテーテル検査室の効率をUPさせ、経営改善の解決策を見つけ出すことができます。

(※1)急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度


【『CriNaviシリーズ』の特長】
手術室のコスト管理をする為には、医療材料と薬剤の在庫管理がとても重要です。医療材料メーカーや医療卸業者が提供する従来の管理システムでは、在庫状況に関係なく発注が進められてしまうなど、病院経営数値の改善には直結しないものでした。
『CriNaviシリーズ』はそうした商慣習とは一線を画した、独立系システム開発会社が病院従事者と共同で開発したもので、病院経営者や現場スタッフに対し、コスト管理の正しい指標を示すことができる画期的なシステムです。また、『CriNaviシリーズ』は6種のシステムからなる、診療支援と院内物流コスト管理を実現する総合パッケージです。「手術室支援」・「心臓カテーテル検査室支援」という2つの診療支援システムのほか、「院内物流管理」・「ME機器(※2)管理」・「薬剤管理」という3つの物品管理システムがあり、写真を見て直感的に物品を発注できる「電子カタログ」は看護師の在庫発注業務を大幅に軽減することができます。

(※2)医療工学機器


【開発の背景】
経営難の病院が多い中、健全な病院経営を行なっていくためには、現場業務を知り尽くした経験と、医療システム開発の経験者のコンサルティングが必要です。なぜなら、診療という職種は専門性の高さが業務に求められ、かつ、診療業務効率化という両方を可能とする必要があるからです。

当社では『CriNaviシリーズ』開発に病院従事経験者を加えることで、現場管理のし易さと経営効率の両輪で効果を発揮するシステムの開発を可能としました。
カテーテルなどの高額な医療材料の期限切れや、過剰消費・請求漏れの問題は病院の収益に直結する課題です。病院内に隠れている無駄な原価(コスト)を発見・削減したり、ME機器の保有数で効率化できていない運用を発見して、健全な病院経営を実現することができます。
従来の大手ITベンダーのシステムは非常に高価で手を出しにくく、一方で、診療業務の知識に乏しいITベンダーに開発を依頼するのは不安、という病院が多いというのが現状です。そのため、医療分野に特化したシステム開発会社である当社が、病院支援システムを提供する意義は大きいと言えます。
導入実績としては、既に関東の公立病院、九州の大学病院などに導入が決定しており、今後も導入病院が拡大する見込みです。


【出展品目】
今回“国際モダンホスピタルショウ2013”に展示するシステムは次の通りです。
・CriNavi_OR  (クリナビ_オーアール):手術室支援システム
・CriNavi_CATHE (クリナビ_カテ)   :心カテ室支援システム
・CriNavi_PRO  (クリナビ_プロ)   :医療材料倉庫の院内物流管理システム
・CriNavi_PHARM (クリナビ_ファーム) :医薬品管理システム
・CriNavi_ME  (クリナビ_エムイー) :ME機器管理システム
・CriNavi_VIEW (クリナビ_ビュー)  :電子カタログ
・医療用タブレット端末・薬品保管庫システム・医療用カート・医療施設用LED照明


【“国際モダンホスピタルショウ2013”の概要】
・会期    : 2013年7月17日(水)~19日(金) 10:00~17:00
・会場    : 東京ビッグサイト ブースNo.F-1(中央入口直ぐ)
・主催    : 一般社団法人 日本病院会/一般社団法人 日本経営協会
・出展予定数 : 380社(前回317社)
・来場予定者数: 約8万人(前回81,550人/3日間延べ)
・詳細URL   : http://www.noma.or.jp/hs/2013/outline/


【会社概要】
医療システムズ株式会社
所在地 : 〒171-0031 東京都豊島区目白2-16-20 TCS-HD南池袋ビル 3F
代表  : 代表取締役社長 高山 允伯
設立  : 2000年6月20日
事業内容: コンピュータのソフトウェア開発
      コンピュータ及び周辺機器の開発、設計、製造、販売
      コンピュータシステムに関連するコンサルタント業務
      医療システムの設計並びに医療機器の販売
      介護システムの設計並びにコンサルタント業務
      特定労働者派遣業務
      前各号に付帯する一切の業務
URL   : http://www.mds-ipnet.co.jp/

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
医療

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