住宅・ビル建築物の省エネ　新型日本初上陸　 Retrotec社製の新型気密測定器300Xを10月20日より販売

新しいカタチへ　その1

2023.09.29 14:30

ハイシマ工業株式会社

ハイシマ工業株式会社(本社：さいたま市西区)は、米国気密測定器メーカー最大手Retrotec社製ブロアードア(玄関ドアや窓へ設置)タイプの新型300Xの予約販売を2023年10月20日より開始します。

新機能DM32Xゲージも含め、ISOおよびJISの測定基準にも合致し、減圧加圧も簡単な日本初上陸の新型です。

300X設置例

○商品概要

商品名　　　　：レトロテック　300X　住宅用

お問い合わせ先： info@haishima.co.jp

○米国気密測定器メーカー最大手Retrotec社製ブロアードアの特徴

Retrotec社製の気密測定器には、3つの優れた特徴があります。

・設置が簡単

玄関ドアや窓枠に設置するためのフレームとシートが同梱されており、フレームは伸縮可能でほとんどの大きさの開口部に素早く設置することができます。

・減圧と加圧の入れ替えが容易

ファンの前後を入れ替えるだけで素早く減圧と加圧を入れ替えることができます。

・自動測定が可能

パソコンと接続して専用アプリの自動測定ボタンをクリックすれば自動測定が開始され、その指示に従って操作をするだけで簡単に精確な測定が可能です。

ハイシマ工業ではこちらの気密測定器を現在販売中です。また、関東地区および関西地区でこちらの気密測定器を用いた気密測定業務も承っております。ご興味のある方は当社HPやお電話にてお気軽にお問い合わせください。

※1 Retrotec社が開発したクラウドシステム「rCloud」(有料)。「rCloud」は自動テストアプリでテストの場所を認識し、建物の気密を測定する。測定結果報告は即刻、共有できどこでも見ることができる。

これには、新しくリリースされた業界を変える DM32X ゲージも含まれています。

最近は夏型結露が騒がれていますが、減圧測定だけでなく加圧測定もしなければ本当のチェックにならなのです。

○加圧および減圧がなぜ必要か？

どのような建物でも、隙間風や空気漏れはエネルギー効率、温熱快適性、安全性耐久性に対して深刻な問題を引き起こす可能性があります。

複数の要因による漏気

○気密測定には2種類ある！？

建物の気密性能を測定する方法には2種類あります。ひとつは建物内をマイナス圧に保って外から空気が入ってくる状況で測定する「減圧法」、もうひとつは建物内をプラス圧に保って外へ空気が出ていく状況で測定する「加圧法」です。日本では一般的に気密測定といえば減圧法という認識がされているのですが、アメリカやEU諸国の試験規格では減圧法・加圧法の両方で測定することが求められます。