利用規約総合サービス「Social Pentagon」が、 AI導入による利用規約・プライバシーポリシーの 解析・要約開発に着手!

利用規約やプライバシーポリシーの重要箇所や注意点などを、提携弁護士による分かりやすい表現でレビューできるようにした利用規約総合サービス「Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)」を運営しているcake(ケイク)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤 宏充、與那嶺 裕輔、以下「cake社」)は、新たにAIを用いた利用規約・プライバシーポリシーの要約・解析の開発を開始しました。

あらゆるサービスを利用する際に必ず読む必要がある“難解な利用規約やプライバシーポリシー”を、弁護士の視点で解析・要約している現行事業と併せて、法律分野での本格的な実用化としては、未成熟な段階にあるAI技術を用いた解析・要約を推進することで、さらなるAIの精度錬磨を加速するとともに、現行事業との合理的連携を強化。より一層誰でも簡単に読め・理解できる「利用規約・プライバシーポリシー」の比類なき総合サービスを確立してまいります。


Social Pentagon


■AI開発の背景

「Social Pentagon」では、リリース当初からAI解析機能の開発を進めてきましたが、弁護士が実際に行なうレビューに比べると精度に問題があり、公開はしてきませんでした。2023年8月1日に法務省が企業契約書に対してAI審査を行う際の適法範囲の指針を発表したことを受け、本格的に開発をスタートしました。(AI等を用いた契約書等関連業務支援サービスの提供と弁護士法第72条との関係について: https://www.moj.go.jp/content/001400675.pdf )

まずは、利用規約のレビューを無料閲覧できる「Social Pentagon」サイト( https://pentagon.social/ )への掲載を予定しています。



■cake社が利用規約×AIを行うことの意義

cake社は2021年の「Social Pentagon」リリース前から、読みにくさや分かりにくさから行われる利用規約やプライバシーポリシーの「未読同意」を社会課題として認識し、その社会課題をどのように解決するかに焦点を当て取り組んできました。


利用規約やプライバシーポリシーを、どのように解析・要約すれば消費者へ伝わりやすいか。どのような見せ方をしたら視覚的にも受け入れやすいか。消費者が潜在的に求めていることはなにかを日々追求しています。

その成果こそが、あらゆるサービスの利用規約を提携弁護士と一緒に解析してきたことによって得られた膨大な情報、技術の蓄積、そして、法の基に照らした信頼性です。


一方、cake社は、AI導入に関しても数年前から取り組みを開始しており、去る8月1日、法務省が法律に関係する業務をIT(情報技術)で効率化するリーガルテックのひとつでもある「AI審査」の指針公表を受け、利用規約総合サービス「Social Pentagon」への、AI解析・要約サービスの搭載に踏み切りました。


これにより、世界に先駆けてまだまだ未成熟なAI利用の危うさ、脆弱さを問うとともに改善を重ね、これまで蓄積した膨大な知見をAIに学習させることで、AI独自の不確かな解釈ではなく「専門性を持った知見者とAIの融合」が生み出す精度の高い情報提供を確立。約款レビュー分野におけるAIリーガルテックのガイドラインを提示してまいります。



■今後のビジョン・展望

cake社は今回開発するAIサービスによって、健全なWeb上の取引が当たり前となることで、より良い社会へと共に成長していけるように、利用規約における社会課題の解決を目指します。



(※補足)

Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)は以下の5つの項目に分けてソーシャルペンタゴン所属弁護士が解析・要約・レビューを行い、また項目を1~5の段階のレベル(レベルが高くなるほど注意が必要)に区分し、5角形のペンタグラフで表示し、類似サービスの平均との比較ができるWebサイトです。


・「権利関係」

・「解約解除」

・「あなたの責任・義務」

・「事業者の責任・義務」

・「その他(プライバシー)」



【会社概要】

会社名  : cake株式会社

サービス名: Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)

代表者  : 代表取締役 吉澤 宏充・與那嶺 裕輔

所在地  : 東京都千代田区神田小川町3丁目28−5 axle御茶ノ水

URL    : https://pentagon.social/about/

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