【ご案内】直木賞作家・川越宗一さん7/2訪熊 歴史長編『パシ...

【ご案内】直木賞作家・川越宗一さん7/2訪熊 歴史長編『パシヨン』発売記念サイン会を開催

熊本ゆかりの謎の人物「小西マンショ」を主人公に描く

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年6月26日に『パシヨン』(川越宗一著/税込2,420円)を発売します。肥後南半のキリシタン大名・小西行長の孫で、禁教下での「最後の日本人司祭」となった小西マンショは、現存する記録が少ない謎の人物です。その知られざる生涯を、直木賞作家の川越宗一氏が壮大なスケールで描きます。発刊を記念して、著者の川越宗一さんにとって、熊本県では初となるサイン会を開催します。
『パシヨン』表紙
『パシヨン』表紙

作品ゆかりの地・熊本でサイン会

物語の冒頭で描かれる宇土城落城や、島原・天草一揆が印象的に描かれるなど、『パシヨン』は熊本とのかかわりが深い作品です。
【日 時】
2023年7月2日(日)14時~15時
【会 場】
メトロ書店熊本本店(JR熊本駅・アミュプラザくまもと6F)
【参加方法】
6月26日発売『パシヨン』をメトロ書店各店で予約または購入の際に配布する整理券を持参
【予約・問い合わせ】
メトロ書店熊本本店 096-351-4646
※サイン会参加の詳細は同書店ホームページ参照
https://metrobooks.co.jp/
【取材のお問い合わせ】
当サイン会の取材を受付中です。ご希望の方は下記までご連絡ください。お待ちしております。
◎株式会社PHP研究所 広報宣伝課 瀬間 (TEL)03-3520-9638 (MAIL)prinfo@php.co.jp

新聞掲載時から「勇気をもらった」と反響

著者の川越宗一氏は、秀吉の東アジア侵攻と儒教を題材にした松本清張賞受賞作『天地に燦たり』でデビューし、2作目の『熱源』で直木賞を受賞するなど、いま最も勢いのある作家の一人です。『パシヨン』は、2021年4月から2023年6月にわたって、『河北新報』『静岡新聞』『南日本新聞』『長崎新聞』『琉球新報』などの各紙に順次掲載された、著者にとって初となる新聞小説を書籍化したものです。直木賞受賞直後に連載開始となった本作は注目を集め、SNSには「毎朝勇気をもらった」「(登場人物の)行動力や熱さは毎日のエネルギー」「クライマックスは読み返すたびに泣ける」といった読者の声が相次いで投稿されました。

『パシヨン』について

「パシヨン」とは、キリストの受難を指す語です。迫害という厳しい現実に翻弄されながら生きるマンショと、キリシタン弾圧を取り仕切った幕府重臣の井上政重を軸に、「人はなぜ争うのか」を現代人に問いかける歴史長編です。

【あらすじ】

キリシタン大名・小西行長の孫で、対馬藩主・宗義智の子として生まれた彦七(のちの小西マンショ)の運命は、関ヶ原の戦さによって大きく変わった。離縁された母・マリヤとともに彦七は長崎へ。キリシタンへの迫害から逃れてきた、小西家の遺臣らの世話になりながら成長していく彦七だったが、彼には小西家再興の重圧がのしかかっていく。キリスト教が禁じられ、信徒たちの不安が高まるなか、彦七はある重大な決断を下すのだが……。

【著者】

川越宗一(かわごえ そういち)
1978年鹿児島県生まれ、大阪府出身。龍谷大学文学部史学科中退。2018年、『天地に燦たり』で第25回松本清張賞を受賞しデビュー。19年刊行の『熱源』で第9回本屋が選ぶ時代小説大賞、第162回直木賞を受賞。その他の著書に、『海神の子』『見果てぬ王道』(以上、文藝春秋)がある。

【書誌情報】

タイトル:パシヨン
著者:川越宗一
価格:2,420円(10%税込)
判型・製本・頁数:四六判上製448ページ
ISBN978-4-569-85486-1
発行:PHP研究所
カテゴリ:
サービス
ジャンル:
その他エンタメ
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