ユニ・チャーム、「CDP2022サプライヤー・エンゲージメン...

ユニ・チャーム、 「CDP2022サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に 2年連続で選定

ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、環境分野の世界的なNPOであるCDP(本部:イギリス ロンドン)より、「CDP2022サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されましたのでお知らせします。


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【CDPについて】

CDP(旧名称:カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)は、2000年に英国で設立された国際非営利団体です。CDPは、気候変動などの環境分野に取り組んでおり、世界の主要な企業や都市に対して、気候変動や水管理等にどのように取り組んでいるか情報開示を求め、調査・評価を行っており、その活動や調査結果は機関投資家から高く評価されています。


【サプライヤー・エンゲージメント評価について】

サプライヤー・エンゲージメント評価とは、企業が気候変動課題に対して、どのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するものです。 CDPは、気候変動質問書の中から、ガバナンス、目標、スコープ3排出量※1、バリューチェーンエンゲージメントのカテゴリーにおけるいくつかの質問において、サプライヤー・エンゲージメントの取り組みをスコアリングしています。


【CDP2022サプライヤー・エンゲージメント・リーダーとは】

2022年に実施したサプライヤー・エンゲージメント評価に回答した企業のうち、そのスコア上位8%の企業が選定されるものです。


【当社の取り組みについて】

当社では、中長期ESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」を策定し、「私たちの健康を守る・支える」「社会の健康を守る・支える」「地球の健康を守る・支える」「ユニ・チャーム プリンシプル」という4つの分野にそれぞれ5つ、合計20の重要取り組みテーマ、指標、目標を設定しています。

このうち、「地球の健康を守る・支える」において、以下の様な活動に取り組んでいます。

・気候変動に積極的に対応するために、当社はGHG(温室効果ガス)の削減に

 優先して取り組んでいます。このため、パリ協定の2℃シナリオに貢献するべく、

 2018年6月にSBT(Science-Based Targets/科学的根拠に基づく目標)

 イニシアチブより2045年までの削減計画に対する認定を受けています。

・上述を踏まえて、「Kyo-sei Life Vision 2030」において

 「2030年までに事業展開に用いる全ての電力に占める再生可能電力の

 比率を100%にする」という目標を設定しました。

 この目標に対し、国内では8工場、海外では9工場の計17工場において、

 太陽光発電システムの導入や再エネ電力証書の調達を推進しています。

・また、バリューチェーン全体でのGHG排出量削減の取り組みとして、

 国際基準である「GHGプロトコル※2」に準拠したGHG排出量算出規程を策定し、

 主だった原材料の調達先のサプライヤーより資材別の排出量一次データを入手し、

 より精度・鮮度の高いCO2排出量の算出を行っています。

 また、今後は製品別のCFP(カーボンフットプリント)を

 算出・情報開示を進める予定です。

なお、当社ではサプライチェーン上における社会課題や環境問題のマネジメントにSedex※3を活用しています。取引額の約8割を占める仕入先とSedexのプラットフォーム上でリレーションシップを締結(2022年12月末時点)し、各種のリスク評価に活用しています。


今後も低炭素社会の構築に向けたCO2排出量削減活動の取り組みを強化してまいります。



(関連情報)

ユニ・チャームサステナビリティサイト

https://www.unicharm.co.jp/csr-eco/index.html

ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision

https://www.unicharm.co.jp/csr-eco/kyoseilifevision/index.html

CDPサプライヤー・エンゲージメント評価

https://bit.ly/SupplierEngagement2021


※1 スコープ3排出量:事業活動のサプライチェーンで間接的に排出されるCO2排出量。

※2 GHGプロトコル:米国の環境NGO「世界資源研究所(WRI)」と国際的企業200社からなる会議体「持続可能な発展のための世界経済人会議」が中心となり、1998年、GHG(温室効果ガス)排出量算定と報告の基準を開発するための会議「GHGプロトコルイニシアチブ」が発足しました。2001年に「GHGプロトコル」第1版が発行されて以来、GHG排出量算定基準の世界基準となっています。

※3 Sedex:責任ある調達を推進するグローバルな会員組織であり、労働基準、健康と安全、環境、ビジネス倫理に関するサプライチェーンのデータを共有する世界最大のプラットフォームなど、責任あるビジネスとサプライチェーンを構築するためのテクノロジーと知見を企業に提供しています。世界170ヶ国の74,000以上の企業会員が、サプライチェーン・リスクの管理、法令等の遵守、インパクトの測定と開示にSedexのソリューションを利用しています。



■会社概要

社名  :ユニ・チャーム株式会社

設立  :1961年2月10日

本店  :愛媛県四国中央市金生町下分182番地

本社  :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館

社員数 :グループ合計16,308名(2021年12月)

事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品

     ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、

     ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売

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