パフォーマンスを改善するカギは「暗黙知を言語化すること」、新...

パフォーマンスを改善するカギは「暗黙知を言語化すること」、新刊『身体動作解体新書』が3/8に発売!

株式会社カンゼンより、新刊書籍『身体動作解体新書 現象を本質的に分解してパフォーマンスを上げる』が3月8日に発売されます。ラグビーをはじめさまざまな競技のチーム・選手のパフォーマンスを飛躍的に向上させたパフォーマンスアーキテクト・里大輔による本質的「身体動作のガイドライン」。

■暗黙知をすべて言語化するとありとあらゆる動きを設計できる!!

どうすれば速く走れるのか、どうすれば高く跳べるのか、どうすれば強く蹴れるのか――。「本質」を知ると、「現象」が見えるようになり、「評価」できるようになり、「できる」ようになる。ラグビーをはじめさまざまな競技のチーム・選手のパフォーマンスを飛躍的に向上させたパフォーマンスアーキテクト・里大輔による本質的「身体動作のガイドライン」。

■もくじ

■はじめに

■序章 暗黙知の言語化
パフォーマンスを改善するカギは『暗黙知を言語化すること』/人間の身体を以後課すロジックは複雑そうでシンプル/伝えたいのはパフォーマンスを改善する汎用の解法

■一章 パフォーマンスとは何か?
パフォーマンスを成立させる3階層のチューブバランス/「なぜダメだったのか」の基準があれば感情的な叱責はなくなる/バランスよく取り組みたい3要素『アビリティ』『スキル』『テクニック』/チームスポーツがフォーカスしがちな『スキル』/3階層のバランスが悪いときは『代償動作』が補う/”適応してしまう”という代償動作の怖さ/パフォーマンスチューブを真上から覗くという視点/3階層を『ピラミッド型』で捉えるときの留意点/トレーニングをオーガナイズするのはコーチの役目/予算に応じ、現状と理想の数字の間になめらかな階段を作る

■二章 アビリティ・スキル・テクニック
パフォーマンスを完全解析するための9つの指標/アビリティの3つの指標『速さ』『力』『持久力』/テクニックの3つの指標『ライン』『ポジション』『タイミング』/『ポジション』によって身体の部位と場所の関係性を言語化/テクニックの分析では『タイミング』が最も難解/バッドデモの感覚がわかれば正しいタイミングも明確になる/コーチがいなくても『自走可能な選手』へ導く/スキルの3つの指標『スキャン』『ジャッジ』『ディシジョン』/9つの指標で言語化すれば感覚に依存せずに実行に移せる/子どもの跳び箱に当てはめる『9つの指標』/コーチングには専門的な知識と伝える能力の両輪が必要/言語化するメリットは立ち返れる場所ができること/一個前の段階と、一個先の段階を説明することが明確な基準になる

■三章 テクニックの分析法
「知る」その次に「見る」ことで「できる」/『ライン』――身体のどこに直線があるのか?/『ライン』を意識したまま『ポジション』を意識する/直線と傾斜と組み合わせが美しさと躍動感につながる/独特な身体の使い方を修正すべきか?/ラインと影響し合う『勝ちポジション』/日本人がシュートをふかしてしまう理由/『勝ちポジション』を習慣化する大事さ/動き出しで『勝ちポジション』になるカギは足の3つの関節が曲がっているか否か/オフ・ザ・ボール時は『猫背』でも加速時には『勝ちライン』/『ライン )がピンち垂直に立ったままというケース/正しい『ライン』と『ポジション』を身につけると『タイミング』は自然と合う/タイミングの見方は関節の曲げ伸ばしと始点-終点(着地と最高点)

■四章 指導スタンス
グッドイメージとバッドイメージをセットで使い分け、基準を明確に知ってもらう/重要なのは起きている現象を正確にすべて説明すること/速さや巧さを再現できるか繰り返す方法を知っているか

実践編 連続写真と動画による実践

■おわりに

■サンプルページ

■編著プロフィール

著者:里大輔(さと だいすけ)
1985年9月12日生まれ、長崎県出身。スピードコーチ・パフォーマンスアーキテクト。株式会社SATO SPEED代表取締役。陸上の短距離(100メートル)選手時代はジュニアオリンピック、全日本中学生大会などで優勝。大学・実業団陸上競技部の監督を経て日本ラグビー協会のスピードコーチとしてさまざまな代表カテゴリーを指導しながら、サッカー、陸上、野球、バレーボール、バスケットボールなど、さまざまな競技、年齢、国籍のチーム・選手を指導。2019年に日本ラグビー協会コーチングアワード日本代表カテゴリー賞を受賞し、20年にはフランスラグビー協会から招待を受けた。23年は日本ラグビー協会、NECグリーンロケッツ東葛(ラグビー)、明治大学(ラグビー)、NECレッドロケッツ(バレーボール)、サンフレッチェ広島ユース(サッカー)でパフォーマンスやスピードの指導を行う。著書に『RUN FAST! 「走り方」の本質』(東洋館出版社)。

構成:清水英斗(しみず ひでと)
1979年12月1日生まれ、岐阜県出身。プレーヤー目線で試合の深みを切り取るサッカーライター。著書に『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』(東邦出版)、『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』(中公新書クラレ)、『サッカー好きほど知らない戦術の常識』(小社)など。
書名:身体動作解体新書 現象を本質的に分解してパフォーマンスを上げる
著者:里大輔
構成:清水英斗
ISBN:9784862556745
定価:1,980円(本体1,800円+税)
判型:A5判
ページ数:208P
発売日:2023年3月8日
出版社:カンゼン
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