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<アーツキャンプひのはら> 東京・檜原村にアートプロジェクトの拠点を クリエイティブクラスターが令和5年度オープンへ向けて準備開始!

新たな創作の場を求める新世代の芸術家とTOKYOの源流の 風光明媚な風土がうみだす「むらのよさ」に期待

先端的な芸術表現やデザインによる新たな価値の創出やイノベーションを創発に取り組んでいる一般社団法人クリエイティブクラスター(本社:東京都中央区日本橋大伝馬町、代表理事:岡田智博)は、東京都の本州部唯一の村である檜原村との間で、地域の活性化を目的とした活動の拠点となる地域の伝統的特徴を今に残す建物と土地の賃借契約を締結、4月1日より、アートプロジェクト拠点「アーツキャンプひのはら」(東京都西多摩郡檜原村樋里)のオープンに向けた準備を開始します。

「アーツキャンプひのはら」は、これまで弊会代表である岡田智博を中心に、檜原村を中心とする西多摩地区に活動の拠点を移した、クリエイティブディレクターや若手現代美術家とで令和3年より取り組んできたアートプロジェクト「ひのはらアート」における新たなステージとして、令和5年度のオープンを目指します。


アーツキャンプひのはら


■「アーツキャンプひのはら」について

 東京都を貫く河川として親しまれている多摩川水系最大の支流である秋川の上流域の集落に位置する築年不詳、新しくても戦前に遡れる大型民家を、これからのクリエイティブな活動を期待できる新たな世代の芸術家の創作や展示の場として提供する文化のための「キャンプ」です。アートセンターではなく、キャンプと名を込めた理由として、現代のライフスタイルに合致した空間づくりではなく、建物そのものの趣を活かし、当時そのままの設えにしたところ、四季折々の風を感じられる庵となったことにありました。外部と隔絶するのではなく、山郷の自然とともにある、日本の伝統的な美意識にも通じる佇まいと空間がここにはあります。また、頻繁にニホンザルの群れがアーツキャンプの屋根や庭を通過するなど、リアルな山郷の風情が日常のなかにあります。

 芸術家としてのスタートアップ期にあるようなアーティストにとって、創作や発表の場や機会が求めれてる一方、都心部にその場を持つことが難しいことが、日本の文化経済と文化そのものの発展にとって課題としてあり続けている中、東京の都心部から50-60キロの範囲にあり、公共交通機関でのアクセス比較的容易な檜原村は、そのような次の才能にとってアクセスしやすい場を、創作意欲を高める風光明媚な風土の中で提供することが可能です。

 地元多摩で育ち、その可能性に着目していた弊会代表の岡田智博(博士(学術)東京藝術大学)は、創造の場として開いていく取り組みとして、これまで国内外で培ってきた芸術や創造産業分野へのプロデュースや政策形成のノウハウを傾け、既に可能性に触れて拠点を移した各分野のプロフェッショナルともに、アートプロジェクト「ひのはらアート」を令和3年より開始しました。

 制作に際し、場づくりができる檜原村や隣接するあきる野市の物件を、村や市、地域住民の協力で得ながら、「むらのよさ」をテーマにした回遊型の展示を毎年開催してきました。昨年開催した「ひのはらアート2022」は、チームラボ、anno lab、遠藤麻衣など13組が出展した、西多摩地区最大規模の現代アートとメディアアートによる回遊型展覧会(地域芸術祭)へと成長しました。

 その中でもメイン会場となった村有の物件を通期において、これら新たな才能が活用できる場として通期提供することで、秋川流域の人々の暮らしと結びついたクリエイティビティーの共創と日常的魅力化を目的とした、新たなステージが「アーツキャンプひのはら」なのです。

 また、これらのコンセプトを私たちは「日常藝術」というキーワードで展開、既に CNN International が新しい東京のサスティナブルなスタイルとそれに触れられる観光として2023年2月18日と20日に番組 “The Journey Matters” でストーリーのひとつとして特集、全世界に放送される(CNN による英文リリース https://en.prnasia.com/releases/apac/cnn-s-the-journey-matters-explores-tokyo-through-the-lens-of-sustainable-travel-393258.shtml )など、はやくもポジティブな「むらのよさ」のインパクトが広がっています。


ひのはらアートについて

https://honohara.pro/



■「アーツキャンプひのはら」の展開について

 アーツキャンプひのはらではオープン後、以下のプログラムを予定しています。


・首都圏を代表する現代芸術分野の審査員チームのプロボノによるオープンコール形式の展示・制作プログラムの開催

→ひのはらアート2022」より導入した、新世代の作家の活動の場を提供するオープンコールを実施します。昨年の第1回では、審査員に国際的に活躍するキュレーターの四方幸子と武居利史を招き、NYから遠藤麻衣、秋田から早坂葉が選ばれ、村内での展示や制作を実施しました。


・アーツキャンプを創作や展示の場とした次世代作家によるアーティストインレジデンスプログラムや企画展の開催


・地域の魅力を活用した作家によるワークショッププログラムの開催や新たな産品の開発


・多彩な才能を招いたフォーラムや学習プログラム、ライブ、食事会といった知的体験の提供


また、一般社団法人クリエイティブクラスターの本社もアーツキャンプ開所後、中央区日本橋よりアーツキャンプひのはらに移転します。

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