書籍「スクラムマスターとプロダクトオーナーのためのEXINハ...

書籍「スクラムマスターとプロダクトオーナーのための EXINハンドブック」を発売

ベンダに依存しない資格とスキルアセスメントを提供している国際的な試験機関、EXIN(本社、オランダ)の日本代表、中川悦子は、「スクラムマスターとプロダクトオーナーのためのEXINハンドブック」書籍の日本語版を令和5年1月より発売したことを発表しました。


本書は、EXIN Agile Scrum Master認定資格に紐づくものですが、アジャイル領域を学習されたい方に、アジャイルの知識とスクラムの実務スキルの両方を網羅した書籍となっています。


本書の特徴は、網羅性です。「BOK(知識体系)が存在しない領域」に対して世界的な試験機関がフレームワークの役割として提示したものです。理由は、現在のスクラムの教育は各スクラムマスター講師の「各個人の経験」に大きく依存するため、教育コースとしての品質は各々だからです。現在のスクラム教育に関する課題は、アジャイル領域の教育を多く手掛けているヨーロッパの教育事業者のニューホライズン社Lutz Weigelt氏の以下の説明をご参考とされてください。


アジャイル EXINハンドブック


EXIN Agile資格バッジ


タイトル:スクラムマスターとプロダクトオーナーのためのEXINハンドブック

著者  :ヨハン・ボタ

出版社 :NextPublishing Authors Press

ISBN  :4802079117

発売先 :アマゾン( https://www.amazon.co.jp/gp/product/4802079117/ )

価格  :3,630円


■目次

1. アジャイル シーンの設定

2. アジャイルの採用

3. リーン・マネジメント

4. スクラムと継続的改善

5. スクラムの基本

6. スクラムチームのその他の活動

7. アジャイル計画と見積もり

8. スプリントでは他に何が行われるのか?

9. 複雑で大規模なプロダクトバックログ

10. ビジュアルマネジメント、スクラムとカンバンボード

11. スクラムのスケーリングに関する従来の考え方

12. Nexusとスケーリング

13. アジャイル・スクラムの導入と成功のために

14. 説明責任-スクラムと Nexus のイベントとプラクティス

付録 A - その他のアジャイル手法

付録 B - アジャイル環境におけるリリースとよく使われるリリース管理ツールの詳細



■ヨーロッパでEXIN Agile Scrum資格認定者を多く輩出している教育事業者のLutz Weigelt氏(Managing Director, New Horizons Hamburg)は次のように語っています。


「スクラムを普及する上で、大きな課題が3つあります。


第一に、この領域ではBOKが無く、元祖のスクラム著者を含めて多くの実践書籍が溢れています。

第二に、スクラムの発展の方向性を決定するオーナーが存在しません。著者の間では一定の合意が見受けられるものの、それぞれが異なる経験をしているために、意見が違うという矛盾があり、スクラムガイドを参照している時のみ正しい、となります。

第三に、古典的なプロジェクトマネジメントと比較すると欠けている領域(例:リスクマネジメント、ビジネスケース、ガバナンスなど)があります。


EXINのプログラムの本書は、世界的試験機関のEXINが社外の専門家との協業により、しっかりした、一種のフレームワークを提供していると考えています。スクラムには無い領域でも、関連性の高い重要な側面(例:広義の意味のアジリティ、サービスマネジメントへの拡張、ビジネス マネジメント)を含め幅広い内容と考えています。」


尚、本書のPDF版は既に先行リリースを無料で提供しています。

● EXIN Agile Scrum Master資格概要と書籍無料PDF版入手先はこちら≫ EXIN ASM

( https://www.exin.com/ja/agile-devops-lean/exin-agile-scrum/exin-agile-scrum-master/ )

● 日本語版書籍の11人の貢献者のご紹介はこちら≫ ASM&POハンドブック貢献者ご紹介

( https://www.exin.com/jp-ja/hb-contributor/ )

● 本書を利用した教育コースは株式会社アイ・ラーニングで実施中≫コース詳細

( https://www.i-learning.jp/service/it/topics/agile-scrum-master.html )



■EXIN JAPAN(エクシン・ジャパン)

EXIN(本社:オランダ、代表取締役社長:ミヒル バイシンブ)の日本法人で、2005年より日本で活動を行う。EXINはオランダ経済省により1984年に設立され、ベンダに依存しないグローバルな独立試験機関。資格やスキルアセスメントを提供すると同時に教育事業者の認定も行い、162ヶ国、200万人以上に試験を実施しています。EXINの柔軟で革新的なサービスにより、受験者は世界中で様々な言語による試験を受けることができます。


EXINのグローバル資格は、デジタルトランスフォーメーションを可能にし、需要が高く、実務の課題に直結する広範囲なポートフォリオを実現しています。特にサービスマネジメント(VeriSM(TM)、SIAM(TM)、ITSM)、アジャイル(Agile Scrum、DevOps、Lean IT)、セキュリティ(情報セキュリティマネジメント、GDPRに基づくプライバシーとデータ保護、Cybersecurity)、さらにはデータセンターマネジメントなど、ITの幅広い専門分野をカバーする、最新かつ需要の高い資格を提供しています。

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