GSアライアンスが、ほぼ100%(99.4%)天然バイオマス、 植物由来成分の生分解性樹脂で作った 農具(マルチキーパー)を販売開始

脱炭素、カーボンニュートラル社会構築のための、環境、エネルギー分野向け最先端技術を研究開発するGSアライアンス株式会社(所在地:兵庫県川西市、代表取締役:森 良平)は、天然バイオマス、植物成分の生分解性樹脂を用いて、射出成形法により農具(マルチキーパー)を量産できる体制を整えました。バイオマス度、生分解性成分は99.4%となります。


詳細URL: https://www.gsalliance.co.jp/


天然バイオマス、植物由来の生分解性樹脂から作った農具(マルチキーパー)


人口爆発に伴う気候変動、地球温暖化、森林破壊、生物種の絶滅などの環境問題は深刻な問題であり、プラスチック汚染も生態系を破壊する壊滅的なレベルになりつつあります。既に我々人体にマイクロプラスチック、大気中からナノプラスチックが入りつつあり、人体への影響が懸念されています。生分解性樹脂は使用後、生分解され、土などの自然環境中に戻る材料であり、このようなプラスチック汚染問題を解決できる可能性のある1つの手段です。生分解性樹脂が天然バイオマス、植物由来の素材である場合は、植物が成長過程で周りの環境中のCO2を光合成で吸収するので、カーボンニュートラルとなり、石油を原料とする樹脂を生産、消費する場合と比較して、CO2を削減することにもなります。


ところで農業においては収穫袋や肥料袋などの包装材料、プラスチック容器、農業用フィルム、茎の留め具など種々のプラスチック製品が使用されていますが、これらも収穫シーズン後、使用後にはプラスチック汚染の原因になります。そこで例えば、農業用マルチフィルムなどは生分解性農業用マルチフィルムの検討、実用化が少しずつ進んできています。


そのような状況において、以前から、同社で開発している天然バイオマス系生分解性樹脂を用いて、射出成形法により農具(マルチキーパー)を作りました。農業用マルチフィルムを地面に固定したり、各種のシート、フィルム、ネットの地面、畑、農場への固定が可能です。天然バイオマス度、生分解性成分は99.4%となります。農業用フィルム、マルチフィルムを畑、地面に固定するマルチキーパーは、現在、石油由来のプラスチックが主に使用されており、毎シーズンの農作物収穫後に、これらのマルチキーパーを回収しないと、畑で細かくなっていき、マイクロプラスチックの原因になっています。本製品は、このようなプラスチック汚染を緩和させる1つの手段になりえます。


この天然バイオマス、植物由来成分の生分解性樹脂製の農具(マルチキーパー)は、同社のホームページ、または楽天市場においてNano Sakuraの商標名で2023年2月2日(木)以降販売されます。


天然バイオマス、植物由来の生分解性樹脂から作った農具(マルチキーパー)のサイズ


■商品概要

商品名: 植物由来生分解性マルチキーパー

発売日: 2023年2月2日(木)発売予定

サイズ: 販売サイト上に掲載

URL  : https://item.rakuten.co.jp/nano-sakura/c/0000000100/



■会社概要

商号   : GSアライアンス株式会社

代表者  : 代表取締役 森 良平博士(工学)

本社所在地: 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11

事業内容 : カーボンニュートラル、脱炭素、SDGs課題に取り組む環境、

       エネルギー分野の最先端技術の研究開発

       (国連のスタートアップ企業支援プログラムUNOPS GIC KOBEに

       2020年に採択)

URL    : https://www.gsalliance.co.jp/

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