2023年の流通・マーケティング戦略を考えるセミナー「流通大...

2023年の流通・マーケティング戦略を考えるセミナー 「流通大会2023」をオンラインにて2月8日~10日に開催

~経済転換期における流通の対応力~

公益財団法人流通経済研究所(所在地:東京都千代田区、理事長:青山 繁弘)は、メーカー・小売をはじめとした消費財流通業界関係者を対象とした戦略セミナー『流通大会2023』を2023年2月8日(水)~2月10日(金)にオンラインにて行います。


2/8~10開催 アーカイブ配信もあり


セミナー詳細: https://www.dei.or.jp/ryutsu_fes/



■『流通大会2023』について

わが国の流通が直面する諸課題・問題点について、解決に向けた情報発信・提言を行う機会として毎年2月に開催している戦略セミナー「流通大会」。2023年度は「経済転換期における流通の対応力」をテーマに掲げ、コロナ禍に加えて、エネルギー価格・原材料・輸送費などが高騰している経営環境の変化の中で、事業変革に取り組む先進的な事業者から報告をいただきます。

開催はオンラインでのライブ配信方式ですが、アーカイブ(録画)の配信もありますので、当日ご都合つかない方でもご参加しやすくなっております。



■セミナー概要

タイトル:流通大会2023

開催日時:ライブ配信

     2023年2月8日(水)・9日(木)・10日(金) 各日13:00~17:30

     アーカイブ(録画)配信

     2月22日(水)~2月28日(火)

参加費 :1名様につき

     2月8日(水)  35,000円(税込38,500円)

     2月9日(木)  35,000円(税込38,500円)

     2月10日(金) 35,000円(税込38,500円)

     3日間参加[2月8日~10日の3日間通し]80,000円(税込88,000円)

登壇企業:ベイシア/ウエルシア薬局/カスミ/イオン/日清食品/花王/

     ワタミ/第一生命経済研究所 ほか


<お申込み方法>

公式サイト: https://www.dei.or.jp/ryutsu_fes/


<2月8日プログラム>

テーマ:新たな経営環境と流通業の戦略展開


●第1部「わが国流通の課題と経済産業省の流通・物流政策について」

時間:13:10 ~ 14:00

講師:経済産業省 消費・流通政策課長 物流企画室長 中野 剛志 氏

内容:

これからの流通の転換を展望する上で、産業全体の視点を持つことが重要です。そこで、経済産業省で流通・物流政策を担当する中野氏より、日本の流通・物流に関わる課題認識や政策展開についてご講演いただきます。


●第2部「消費と流通の今を捉え、先を読む2023」

時間:14:10 ~ 15:10

講師:公益財団法人流通経済研究所 理事/拓殖大学 名誉教授 根本 重之

内容:

新型コロナ4年目、企業物価上昇3年目、消費者物価上昇2年目となる直近の消費と流通の状況を捉えるとともに、進行する人口減少、2025年を境にステージがもう一段階進む高齢化、その他関連するマクロの動向も視野に入れ、消費財供給企業の営業、マーケティング分野の短期、中期の課題について考えてきたところをご報告します。


●第3部「小売業を取り巻く環境変化とベイシアの挑戦」

時間:15:20 ~ 16:20

講師:株式会社ベイシア 代表取締役社長 相木 孝仁 氏

内容:

コロナ禍により消費者の買物行動が変容したことに加え、エネルギーコストや商品原価の上昇など、小売業を取り巻く環境はさらなる変化に直面しています。そうした中、スーパーセンター・スーパーマーケット業態を展開しデジタル技術活用等、様々な取り組みを積極的に進めるベイシアの相木社長にご登壇いただき、同社の取り組みや今後のビジョンを伺います。


●第4部「2030年に向けたウエルシアHDのビジョン」

時間:16:30 ~ 17:30

講師:ウエルシアホールディングス株式会社 代表取締役社長/

   ウエルシア薬局株式会社 代表取締役社長 松本 忠久 氏

内容:

流通環境が大きく変化する中、価値訴求型の戦略によって順調に成長を続け、ドラッグストアとしては初めての売上高1兆円を達成したウエルシアHD。同社の松本社長より、2030年に向けたビジョン、市場・顧客ニーズに対応した同社が進めている取り組みの方向性についてお話いただきます。


<2月9日プログラム>

テーマ:流通における事業変革とデジタル・シフト


●第1部「変わる小売業の方向性」

時間:13:00 ~ 14:00

講師:株式会社カスミ 代表取締役社長/

   ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社

   代表取締役副社長 山本 慎一郎 氏

内容:

購入者の生活の必要に応じて商品やサービスを提供してきた小売業の役割やあり方が、現在大きく変化しつつあります。小売業は近未来を見据え、何を実現しなければならないのか?また、その実現のために業態を刷新し、運営する人をどのように育てていくのか?お客様との接点の拡大、店舗チャネルの役割変化、商品やサービスの価値創造、サプライチェーンの変革などのテーマについて、お話しいただきます。


●第2部「小売ビジネスモデルの変化とメーカー・マーケティングの対応」

時間:14:10 ~ 15:10

講師:公益財団法人流通経済研究所 理事/

   中央大学大学院戦略経営研究科教授 中村 博

内容:

小売業のビジネスモデルがデジタルを取り込むことによって、リアルのみの小売からネットを含むオムニチャネル・リテーリングに変わりつつあります。これからの小売業のビジネスモデルはどのように変化するか?メーカーのマーケティングはどのように対応したらよいかについて検討します。


●第3部「日清食品における事業構造改革に向けた取り組みについて」

時間:15:20 ~ 16:20

講師:日清食品ホールディングス株式会社

   サプライチェーン構造改革プロジェクト部長 兼 DX 推進部長/

   日清食品株式会社 取締役 Well-being 推進部長 兼

   サプライチェーン企画部 管掌 深井 雅裕 氏

内容:

環境が大きく変化する中で、日清食品ではwell-beingの実現をゴールとして、様々な変革を進めてきました。DXやサプライチェーン構造改革による生産性向上や、人事制度改革や組織開発による働き方改革の実現です。それらは、既に数値として効果が出てきているものもあります。しかし、取り組みの多くはまだ結果が出ておらず、現在も悪戦苦闘しながら進めています。今回は、企業を超えた改革の推進が加速されることを期待し、それらの事例を共有いただきます。


●第4部「2023年の日本経済の展望」

時間:16:30 ~ 17:30

講師:株式会社第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 永濱 利廣 氏

内容:

ドル高・円安のピークアウトや春闘の賃上げ期待により、2023年は個人消費がコロナ前の水準に回復することが視野に入ってきました。一方、欧米ではこの間の金融引き締めにより景気後退懸念が高まっています。また、中国でも習近平政権3期目突入に伴い、共同富裕の強化により中国経済の更なる減速には注意が必要です。そこで本セッションでは、懸念が高まっている海外の景気とともに、2023年の日本経済を展望します。



<2月10日プログラム>

テーマ:脱炭素・持続可能な社会に向けた流通のリーダーシップ


●第1部「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた環境省の取り組みについて」

時間:13:00 ~ 14:00

講師:環境省 地球環境局 地球温暖化対策課長 井上 和也 氏

内容:

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、サプライチェーン全体での脱炭素化が求められています。脱炭素化に向けての国内外の動向、サプライチェーン全体での脱炭素化を進めるための脱炭素経営、地域・暮らしにおける脱炭素の推進など環境省が進める取り組みについて紹介いたします。


●第2部「花王が目指す持続可能な流通・物流について」

時間:14:10 ~ 15:10

講師:花王株式会社 SCM部門 ロジスティクスセンター センター長 山下 太 氏

内容:

流通を取り巻く環境が大きく変化する中、花王は日用品業界のリーダー企業として製品・流通の変革を推進しています。本セッションでは、花王が目指す持続可能な流通・物流に向けた取り組みについて、お話しいただきます。


●第3部「ワタミのSDGs経営と持続可能な流通・消費の実現」

時間:15:20 ~ 16:20

講師:ワタミ株式会社 執行役員 SDGs推進本部長 百瀬 則子 氏

内容:

ワタミグループは、日経SDGs経営調査(2022)で外食産業最高位に認定されるなど、「SDGs日本一」を目指した取り組みを推進しています。本セッションでは、流通業のSDGs対応や循環型事業モデルの構築に取り組んできた同社の百瀬氏より、ワタミのSDGs経営と今後に向けた展開、及び流通業の持続可能な社会・経営の実現に向けた課題と展望についてのお話を伺います。


●第4部「サステナブルな社会とくらしの実現に向けた、イオンのサステナブル経営の取り組みと展望」

時間:16:30 ~ 17:30

講師:イオン株式会社 環境・社会貢献部 部長 鈴木 隆博 氏

内容:

イオンは「持続可能な社会の実現」と「グループの成長」の両立を目指す「イオンサステナビリティ基本方針」のもと、環境・社会課題についての中長期かつグローバル水準の目標を定め、ステークホルダーとともに、お客様のサステナブルなくらしと持続可能な社会の実現に向けて、「店舗」・「商品・物流」・「お客さまとともに」の3分野で取り組みを進めています。本セッションでは、イオンのサステナブル経営の取り組みをご報告いただき、今後流通が取り組むべきポイントや実践における課題、今後の展望について検討いたします。



※プログラムは一部変更となる場合がございます。あしからずご了承ください。



【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】

公益財団法人流通経済研究所「流通大会2023事務局」

担当:伊藤、中田、高橋

TEL :03-5213-4531

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