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介護事業者の倒産が止まらない!その理由は人材不足!? 介護希望者6倍、ミャンマー人が日本に殺到する理由

ミャンマーからの人材送り出しを行うミャンマー・ユニティ(東京都千代田区、グループCEO=北中 彰)では、全国的に介護人材不足が深刻な一方で就職希望者が2年間で6倍に急増しています。2023年1月に人材不足解消を目的とした特定技能候補者のリアルタイム検索サービスをスタート、2月21日に同サービスの介護を含む全事業者向けの説明会を行います。


介護現場のミャンマー人


【介護事業者の大型倒産が前年比で3倍、背景には人手不足】

厚生労働省が昨年発表した介護人材の必要数によると、不足している介護職員は今年22万人、17年後の2040年には69万人に達し、職員1人の要介護者数は現在の1.5倍となります。(※1)負債額10億円以上の倒産件数が前年比で3倍に増加し連鎖倒産も続発した背景には、人手不足があります。人手不足解消の切り札である海外人材も、不足職員数のわずか10%以下と効果は限定的です。(※2)


※1:厚生労働省の「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000804129.pdf

※2:厚生労働省の「「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和3年10月末現在)」より

https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000887555.pdf



【クーデター発生でミャンマーからの人材が日本へ】

そんな中で、ミャンマーからの介護職希望者が急増しています。ミャンマーからの人材送り出し機関ミャンマー・ユニティでは、同国の介護職希望者は2020年11月からの2年間で6倍と急増し、全ての国の年平均28%を大きく上回っています。その理由はミャンマーで起きているクーデターです。現在、大卒者にも就職機会はほとんどなく、ミャンマー・ユニティの日本就労希望者は大学進学者が全体の57%に達しています。


ミャンマーからの介護職希望者は日本語能力が高いのが特徴です。特定技能の在留資格試験で合格率97%とフィリピンの63%など他国の合格率を突き放しています。(※3)ミャンマー・ユニティではミャンマーからの介護希望者がすぐに現場の戦力になれるよう、日本語教育を重要視しています。口腔ケアや着脱介助などの実践教育を日本語で行い、介護に5名、日本語教育に7名の日本人教師を当てています。


介護にあたりコミュニケーションは重要なポイントです。ほとんどの海外の送り出し機関に日本人による日本語教育が行われない中、ミャンマー・ユニティでは日本語での教育を徹底しています。その結果、介護の現場でも言葉の問題によるトラブルなどが生じにくくなっています。特別養護老人ホーム リアンヴェール美里に勤める技能実習生からは「入浴介助や夜勤など今まで経験したことが無い業務をやってみたい」


※3:厚生労働省の「令和4年11月介護技能評価試験・介護日本語評価試験の試験結果」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_000117702.html



【ミャンマー人が日本の介護に向いている理由】

ミャンマーから介護人材2名を受け入れた湖山医療福祉グループ 社会福祉法人平成会は、利用者の介助を通じて良好な関係を築いており、介護職不足緩和に貢献している様子を話します。「介助の仕方も丁寧で、施設利用者としっかり目と目を合わせて話したり、やさしさが一つ一つの仕草に表れています。日本語も上手でお客様とも早くに馴染んでいました。」


グループCEOの北中より「ミャンマーの文化も介護現場で受け入れられている要因だと言います。ミャンマーは人口の約9割が敬虔な仏教徒で、国民性が日本と似ている親日国です。以前ミャンマーでスマホを置き忘れたことが2回ありましたが、2回とも手元に戻ってきました。そういったことからも、日本人と感覚が似ていて馴染みやすさを感じます。」



【海外人材供給にさらなる取り組み】

今年3月から特定技能外国人は大幅減少すると予測しています。コロナ禍で3年間入国がほぼ皆無となったこと、コロナ禍前に入国した技能実習の約8割は今年3月に実習を終えることが理由です。そんな中でも介護不足の現場にいち早く人材を送り込めるよう、ミャンマー・ユニティでは特定技能候補者のリアルタイム検索サービスを開始しました。これにより、一般的に採用までに1ヶ月かかるところを一週間ほどに縮めることができます。この度、事業者向けに外国人材不足の緊急提言「特定技能2023年3月問題」と同サービスを解説するセミナーを開催します。



【セミナー開催概要】

テーマ: 「迫り来る特定技能2023年3月問題をいかに乗り切るか セミナー」

     ~ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能が人材危機を救う~

日時 : 2023年2月21日(火) 12時から13時まで

概要 : セミナー、リアルタイム検索機能紹介、質疑応答

     オンライン形式

参加料: 無料

申込 : https://www.myanmarunity.jp/pages/22987/



【会社概要】

会社名 : ミャンマー・ユニティ日本駐在営業部(代表取締役:北中 彰)

事業内容: ミャンマー人材送り出し、教育・学習支援

所在地 : 〒101-0032

      東京都千代田区岩本町1-2-11 渡東ビルディングアネックス303

電話番号: 03-5809-2216

      (受付時間:9:00-12:00/13:00-17:30(土日祝日・年末年始除く)

URL   : https://www.myanmarunity.jp/

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