大友直人×東京アカデミー合唱団、31年ぶりの再会 秋山和慶の遺志を継ぐヴェルディ《レクイエム》

『第71回定期演奏会 ヴェルディ「レクイエム」』が2026年9月21日 (月・祝)に東京オペラシティ コンサートホール(東京都 新宿区 西新宿 3-20-2 西新宿東京オペラシティ3階)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
大友直人 × 東京アカデミー合唱団
31年ぶりの共演で挑む、ヴェルディ《レクイエム》
— 故・秋山和慶が合唱団に遺した三つの大作に取り組むプロジェクト、第2弾 —
■秋山和慶が遺したプロジェクトを、大友直人が受け継ぐ
昨年急逝した、東京アカデミー合唱団を長年導いてきた指揮者の秋山和慶が、生前に計画した三つの大作の演奏——ブラームス《ドイツ・レクイエム》、ヴェルディ《レクイエム》、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》。 秋山はこれらを合唱団と共に三年に渡って取り上げる計画を立てたが、自ら指揮台に立つことは叶わなかった。 合唱団はその想いを受け継ぎ、三作品演奏の完遂を目指して歩みを進めている。本公演はその第二弾となる。
■大友直人、31年ぶりに東京アカデミー合唱団へ
大友は桐朋学園大学で秋山に師事し、当時アシスタントとして東京アカデミー合唱団の指導にも携わった。 バーンスタイン《カディッシュ》やオルフ《カルミナ・ブラーナ》などの大規模作品を大友のタクトで共に創り上げた経験は、合唱団にとっても鮮烈な記憶として残っている。 今回、秋山が振る予定であったヴェルディ《レクイエム》を託したいという合唱団の強い願いに応え、大友が31年ぶりに同団定期演奏会へ登場する。
■秋山と深い縁を持つ実力派ソリスト陣
また、ヴェルディ作品において重要な役割を担う今回のソリスト陣は、生前の秋山や東京アカデミー合唱団と数多くの共演を重ねてきた歌手たち。 互いに気心の知れた実力派が集い、作品の世界観を深く、濃密に描き出すことが期待される。
■ヴェルディ《レクイエム》——オペラ作曲家が描く人間の“死と運命”
オペラ作曲家ヴェルディが、人間の死と運命を劇的に描き出した《レクイエム》。 怒涛の《怒りの日》が幾度も押し寄せ、祈りの音楽がそれに静かに応える。宗教曲でありながらオペラの迫力を併せ持つこの大作を、ぜひ会場で直接体感していただきたい。
出演者プロフィール
大友直人(指揮)
桐朋学園在学中に 22 才で NHK 交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている日本を代表する指揮者のひとり。これまでに日本フィル正指揮者、大阪フィル専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ミュージックアドバイザー。
東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、数々の自主制作の企画を成功に導いた。海外オーケストラからも度々客演として招かれ、ハワイ響においては旧ホノルル響時代から 20 年以上にわたり定期的に招かれている。またフィルハーモニア管弦楽団の日本ツアーの指揮者も務めた。幅広いレパートリーでも知られ、その中でも日本を代表する邦人作曲家作品の初演やジェームス・マクミラン作品及びジョン・アダムスのオペラ日本初演等は代表的に挙げられる。小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK 交響楽団指揮研究員時代には サヴァリッシュ、ヴァント、ライトナー、ブロムシュテット、シュタインらに学び、タングルウッドミュージックセンターでは バーンスタイン、プレヴィン、マルケヴィチからも指導を受けた。
大阪芸術大学教授、東邦音楽大学特任教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。
中江 早希(ソプラノ)
北海道出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。東京藝術大学大学院修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科、同大学院博士後期課程を修了。
在学時ハンス・アイスラーの歌曲を研究し大学院アカンサス賞、三菱地所賞受賞。第 14 回日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門第2位。第 78 回日本音楽コンクールオペラ部門にて入選。第 12 回 中田喜直記念コンクールにて大賞を受賞。第25回ハイメス音楽コンクールにて声楽部門第1位。第3回ジュリアード音楽院コンクール第 1 位。旭川市新人音楽賞、第27回 道銀芸術文化奨励賞受賞。
国内外数々のオーケストラや指揮者と共演。レパートリーは宗教音楽からオペラ、現代音楽などのソリストを務めるだけではなく、ドラマやゲーム音楽など多くの作品にヴォーカルとして携わる。モーツァルトのコンサートアリアを歌った鈴木秀美指揮オーケストラリベラ・クラシカの自身初のライブ録音のCDが特選盤に選出されている。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバー。
また、北海道上川郡鷹栖町ふるさと応援大使としても活動をしていて、音楽を通じて音楽や地元である鷹栖町の魅力を発信し続けている。
洗足学園音楽大学非常勤講師。
谷地畝晶子(アルト)
岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース卒業。東京芸術大学音楽研究科博士後期課程独唱科修了。
ヨハネス・ブラームスの歌曲研究において博士(音楽)学位取得。第16回日仏声楽コンクール第1位。2012年度三菱地所賞受賞。第57回藝大メサイア、第28回 台東区第九、第349回藝大合唱定期ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」のアルトソロ、第54回藝大定期オペラ「ファルスタッフ」クイックリー夫人を務める。
これまでに、J.Sバッハ「クリスマスオラトリオ」、「ロ短調ミサ」、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト、ヴェルディ、ドヴォルジャーク、デュルフレ「レクイエム」、ベートーヴェン「交響曲第9番」、「ミサ・ソレニムス」、シューベルト「ミサ曲第5番」、「ミサ曲第6番」、メンデルスゾーン「パウロ」「エリヤ」、ドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、マーラー「交響曲第2番」、「交響曲第3番」、「交響曲第8番」等においてアルトソリストで出演している。
岩手大学、盛岡大学短期大学、盛岡医療大学校非常勤講師。
宮里直樹(テノール)
東京藝術大学首席卒業。卒業時にアカンサス賞、同声会賞等受賞。同大学院修了後、ウィーン国立音楽大学オペラ科で研鑽を積む。
第23回リッカルド・ザンドナーイコンコルソ第2位。第48回日伊声楽コンコルソ第1位、五十嵐喜芳賞、歌曲賞受賞。第10回東京音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)、聴衆賞受賞。第34回出光音楽賞受賞。第10回グラチア音楽賞受賞。
オペラでは、新国立劇場、日生劇場、東京文化会館、兵庫県立芸術文化センター、東京二期会などで、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『愛の妙薬』ネモリーノ、『ランメルモールのルチア』エドガルド、『椿姫』アルフレード、『仮面舞踏会』リッカルド、『ファルスタッフ』フェントン、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『トスカ』カヴァラドッシ、『蝶々夫人』ピンカートン、『ばらの騎士』テノール歌手、『ナクソス島のアリアドネ』バッカスなどを演じ、絶賛されている。
またコンサートでは、国内外の主要オーケストラと数多く共演し、ベートーヴェン「第九」をはじめ、ロッシーニ「スターバト・マーテル」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「交響曲第8番」「大地の歌」等で高い評価を得ている。
狩野 賢一(バス)
国立音楽大学卒業。同大学院修士課程声楽専攻首席修了。二期会オペラ研修所修了。
第9回藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。二期会『ばらの騎士』(愛知公演)オックス男爵、『ノルマ』オロヴェーゾ、『ファルスタッフ』ピストーラ、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『タンホイザー』ヘルマン、『影のない女』バラクの兄弟、小澤征爾音楽塾『フィガロの結婚』バルトロ、東京・春・音楽祭『ローエングリン』ブラバンドの貴族、日生劇場『カプレーティとモンテッキ』カペッリオ、上海交響楽団『サロメ』兵士2等数多く出演。
近年も、25年東京・春・音楽祭子どもワーグナー『パルジファル』ティトゥレル、二期会『くるみ割り人形/イオランタ』ルネ、『ルル』シゴルヒ等で好評を博す。コンサート・ソリストとしても、ロームシアター京都竣工式での小澤征爾指揮「第九」、サラダ音楽祭大野和士指揮東京都交響楽団「戴冠式ミサ」に出演の他、モーツァルト「レクイエム」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」等出演。25年12月二期会『ファウストの情景』悪霊/メフィストフェレス/深淵の父、26年1月二期会『ラ・ボエーム』コッリーネ、新国立劇場『サロメ』に出演予定。二期会会員。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1975年設立。現在、常任指揮者に高関健、首席客演指揮者に藤岡幸夫を擁する。年間100回を超える公演は、定期演奏会のほかオペラ、バレエ、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点としてティアラこうとう定期演奏会をはじめとする各種コンサートや公開リハーサル、楽器の公開レッスン、区内小学校へのアウトリーチ活動など、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。2015年4月、楽団創立40周年を迎え第4代常任指揮者に高関健が就任。2021年5月には桂冠名誉指揮者飯守泰次郎の傘寿記念として「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会(演奏会形式)を開催。コロナ禍での開催ながら、海外から世界最高峰のワーグナー歌手陣を招き大成功を収め、2022年8月に第30回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。2025年4月に楽団創立50周年を迎え、さらなる活躍が最も期待されているオーケストラである。
木村 美音子(合唱指揮)
東京音楽大学ピアノ専攻卒業。公立学校の音楽専科教諭をしながら、ピアノリサイタルの開催や、フランスでの国際ピアノコンクールでファイナリストになる等、積極的に演奏活動を行う。その後指揮者を目指し、洗足学園音楽大学付属指揮研究所に入所。マスタークラス研究生として同大学のオーケストラやオペラの演奏会で研鑽を積む。指揮を秋山和慶氏に師事。2005年東京交響楽団を指揮してデビュー。
2006年イタリアで行われた国際音楽アカデミー指揮マスターコースにてディプロマ受賞。
2012年にはニューヨークのカーネギーホールで東日本大震災支援チャリティーコンサートを日米合同で行い、モーツァルトの「レクイエム」を指揮した。2018年には日伊友好チャリティーコンサートをイタリアのマントヴァで行い、カール・ジェンキンスの「The Armed Man」を指揮し好評を博した。オーケストラ以外にも合唱団やオペラの指揮者としても幅広く活躍している。洗足学園音楽大学、玉川大学各講師。日本演奏連盟会員。
東京アカデミー合唱団
1964年9月に134人の有志によって結成されたアマチュア合唱団。67年から2024年まで秋山和慶氏に常任指揮者、音楽監督として指導して頂いた。130人前後の団員は学生、社会人、音楽を専門に学んだ者など多様な人々から成り、運営はすべて団員自らの手で行っている。選曲も団員で候補を絞り、指揮者の先生と相談して決める。初公演のヘンデル「メサイア」以来、バロック、古典派からロイド・ウェッバー「レクイエム」のような現代曲まで古今の名曲を、東響、東京シティ・フィルなどのプロ・オーケストラと共に歌ってきた。また創立10周年の74年以来、10周年ごとにJ.S.バッハ「マタイ受難曲」を歌うことにしており、創立60周年の2024年にも歌うことが出来た。
日常の練習は合唱指揮者3人、ピアノ伴奏者4人、発声指導者4人の優れたプロにご指導をお願いしている。
「音楽を愛する心、音楽を創造する喜び」をモットーに、常に最高レベルの合唱音楽を演奏することを目指して日々努力を続けている。
開催概要
東京アカデミー合唱団 第71回定期演奏会 ヴェルディ「レクイエム」
東京オペラシティ コンサートホールにて開催決定!
『第71回定期演奏会 ヴェルディ「レクイエム」』
公演期間:2026年9月21日 (月・祝)
会場:東京オペラシティ コンサートホール(東京都 新宿区 西新宿 3-20-2 西新宿東京オペラシティ3階)
■出演者
指揮:大友直人
独唱:中江早希 谷地畝晶子 宮里直樹 狩野賢一
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱指揮:木村美音子
合唱:東京アカデミー合唱団
■公演スケジュール
2026年09月21日(月・祝) 16:00
※開場は開演の45分前
■チケット料金
S券:6,000円
A券:5,000円
B券:4,000円
C券:3,000円
(全席指定・税込)

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