資源循環型の学会ポスターサービス『らくポスECO』を開始 ～日本生殖医学会学術講演会・総会で採用されました～
キンコーズ・ジャパン株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：渡辺 浩基、以下 キンコーズ)は、資源循環型の学会ポスターサービス『らくポスECO』を開始しました。初の採用実績として、2022年11月3日～4日に開催された「第67回日本生殖医学会学術講演会・総会」を運営する株式会社コングレ(本社：東京都中央区、代表取締役社長：武内 紀子)に、「らくポスECO」が採用されました。
サービスタイトル
■捨てないポスターサービスを実現
当社は学会や講演会などのポスター発表へのサービスとして、オンデマンドプリントによるポスターの印刷サービス、会場でのポスターの掲出と撤去のサービスを提供しています。その際、開催後に不要になったポスターは廃棄物となり、資源の循環について課題がありました。そこで、ポスター用紙に石灰石を主原料としたシート素材『LIMEX(ライメックス)』を使用し、使用後は資源循環コーディネートサービス『MaaR for business(マール・フォー・ビジネス)』を活用して再資源化することで資源循環を確立させたポスター印刷サービス「らくポスECO」を開始しました。
■神奈川県内で完結できる循環型モデルでスタート
今回、初めての取組みとして「第67回日本生殖医学会学術講演会・総会」に採用されました。この学会の開催会場であるパシフィコ横浜には、当社が運営するキンコーズ・パシフィコ横浜店があり、また、再資源化するリサイクルプラントも同じ神奈川県内にあることから、県内完結のスモールスタートで展開を開始しました。今後、サービスの提供を通じナレッジを積むことで、展開エリアの拡大を推進していきます。
「第67回日本生殖医学会学術講演会・総会」での掲出模様 1
「第67回日本生殖医学会学術講演会・総会」での掲出模様 2
■回収＆再資源化で「捨てない」資源循環型の学会ポスターサービスを実現
回収＆再資源化
＜利用から再資源化の流れ＞
1. 注文 ：学会員は、専用Webサイトからポスター注文を行います。
2. 印刷 ：当社がプリントを行い、会場でポスターの掲出を行います。
3. 回収 ：閉会後、当社が不要になったポスターを回収します。
4. 再資源化：リサイクルプラントで再資源化を行います。
■『らくポスECO』のサービス概要
＜サービス名＞
らくポスECO
＜価格＞
・LIMEXポスタープリント ：12,000円／枚
・会場内掲出・回収・再資源化：3,000円／枚
＜お客様からのお問い合わせ先＞
キンコーズ・ジャパン株式会社
事業運営部 開発営業グループ
E-mail： BKJ_DP_SP@kinkos.co.jp
■LIMEXについて
LIMEXは、株式会社TBMが開発・製造・販売する、炭酸カルシウムなどの無機物を50％以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することができます。世界40カ国以上で特許を取得、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」に登録されています。
■株式会社コングレのニュースリリース
https://www.congre.com/news/20221128-19290
■キンコーズ・ジャパン株式会社 会社概要
当社は、お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様からパートナーと認識されることを目指しています。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。
会社名 ： キンコーズ・ジャパン株式会社
所在地 ： 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階
代表者 ： 代表取締役社長 渡辺 浩基
設立 ： 1991年12月24日
資本金 ： 100,000千円
従業員数： 762名(2022年4月1日現在)
プレスリリースロゴ画像
- カテゴリ：
- 企業動向
- ジャンル：
- ビジネス全般 自然・エコロジー その他IT・インターネット
