TENGAI GALLERY天明屋尚プロデュース第七弾  天明屋尚展「下絵と版画」のご案内

    イベント
    2013年2月13日 17:30
    天明屋尚展「下絵と版画」を開催致します。 ■天明屋尚展「下絵と版画」 Hisashi Tenmyouya“Rough Sketch and Print” 2013年4月12日(金)―7月4日(木) オープニング・レセプション:4月12日(金) 18:00―20:00 これまでTENGAI GALLERYでは天明屋尚が注目する新進気鋭の作家の紹介に努めて参りましたが、今展は天明屋自身のこれまでの画業を下絵と版画で振り返る内容となります。 作家の筆致が鮮明に残る過去作の下絵は、本画とはまた別の魅力にあふれており、作家の創作の軌跡をたどる貴重な手がかりに他なりません。一方、今展のために制作した版画は、過去の代表作から最新作まで約650点の中から、作家自身が厳選した10枚を、版画作品として一挙に展示します。さらに今回の版画は、シリーズ制作された過去作を一枚の版画として一枚仕立てにした特別仕様となっています。 天明屋自身、「シリーズものは本来、単体で観るより、すべて合わせて観るものとして制作している」と語るように、シリーズものを一枚仕立ての版画とすることで本来の作家の意図を忠実に反映した趣向となっています。なかでも、後のJ-artの流れを決定づけた、1997年から2004年まで制作された初期の代表作「Japanese Spirit シリーズ」や、その挑戦的なコンセプトで今なお斬新な存在感を放つ「ネオ千手観音 3部作」の一枚物は必見です。 下絵と版画により、天明屋の過去の代表作から最新作までが一堂に会するこの機会、ぜひご高覧ください。 〈天明屋尚版画 ベスト10作品〉 「韻」 「Japanese Spirit シリーズ14点(全15点)」 「思念遊戯」 「闘魂」 「五輪画 火 風 空 水 地」 「BUNSHIN」 「ネオ千手観音 3部作」 「英姿颯爽、容貌魁偉、鎧袖一蝕」 「婆娑羅者 シリーズ5点(全8点)」 「麒麟、九尾の狐、鵺」 〈天明屋尚 profile〉 1966年2月東京生まれ。現代美術家。 日本伝統絵画を現代に転生させる独自の絵画表現「ネオ日本画」を標榜し、権威主義的な美術体制に対して、絵で闘う流派「武闘派」を2000年に旗揚げ。2010年には、南北朝期の婆娑羅、戦国末期の傾奇者といった、華美にして革新的な規格外の美の系譜を“BASARA”として提唱。2012年には、美術の制度に一石を投じるべく、コマーシャル・ギャラリーをプロデュースするなど、一貫して反骨精神に根差した活動を続けています。主なグループ展に、2002年「天明屋尚と暁斎展」(埼玉、河鍋暁斎記念美術館)、2003年「The American Effect」(ニューヨーク、ホイットニー美術館)、2010年「第17回シドニー・ビエンナーレ」(オーストラリア、シドニー)、「BASARA展」(東京、スパイラル)を主催・企画・キュレーション。 天明屋尚 ウェブサイト: http://www3.ocn.ne.jp/~tenmyoya/ http://www.atpress.ne.jp/releases/33389/1_1.jpg 天明屋尚「Japanese Spirit シリーズ14点」 Copyright (c)1997-2002 Tenmyouya Hisashi. Courtesy of TENGAI GALLERY

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