【界 松本】老舗味噌蔵「石井味噌」と開発した宿泊プラン「信州...

【界 松本】老舗味噌蔵「石井味噌」と開発した宿泊プラン「信州味噌知る滞在」販売開始 ~味噌アイスとホットワインのペアリングやお味噌汁ブレンド体験を提供~|期間:2022年12月1日~2023年2月28日

松本の奥座敷・浅間温泉に佇むモダンな温泉旅館「界 松本」では、2022年12月1日、ご当地の味噌文化に触れる「信州味噌知る滞在」を販売開始します。これは、味噌仕込みのシーズンである冬限定の宿泊プランで、味噌の伝統の味を守り続ける「石井味噌」の協力のもと、開発しました。味噌蔵で、職人から味噌のいろはを学んだり、こだわりのお味噌汁を味わったり、身近でありながら意外と知らなかった味噌の魅力に触れることができます。そのほか、界 松本にてオリジナル味噌スイーツとホットワインのペアリングや、3種類の味噌を自分好みで調合する「お味噌汁ブレンド体験」も用意しています。提供期間は、2022年12月1日〜2023年2月28日です。

背景

信州で味噌が作られるきっかけとなったのは鎌倉時代。海のない山国「信州」では、塩は貴重で、大豆に塩と米麹を加えて発酵させる味噌は保存食として重宝されました。塩や海産物などは新潟県から長野県に続く千国街道、「塩の道」を通り松本まで運ばれ、標高が高く湿度が低い信州の気候が味噌作りに向いていたこともあり、信州に味噌作りが広まりました。長野県は味噌の生産量が全国1位(*1)でありながら、当たり前すぎて知名度のない味噌の奥深さを学びます。松本にも老舗の味噌蔵がある中、石井味噌では塩、国産の大豆、湧水、杉の桶を使用し3年熟成させた天然醸造の味噌を作り続けています。信州松本で味噌の作り手から知っている様で実は知らない、味噌を「知る」滞在を提案します。
*1 経済産業省工業統計調査より

石井味噌について

石井味噌は約150年前に松本城下伊勢町にて創業し杉桶仕込み・天然醸造・三年熟成の味噌を醸造しています。現在は、ステンレスタンクを使うことによって、1カ月~3か月ほどの短い期間で出荷される味噌が、日本に流通している味噌の約9割以上を占めている中、石井味噌では、古の「三年味噌に余念なし」の言葉通り、国産大豆と国産米、アルプスの山々の湧水にこだわり、昔ながらの純天然醸造によって今も尚信州「三年味噌」を守りつづけています。

石井味噌 牛山 寛章氏のコメント

石井味噌では、現在でも杉桶を使い昔ながらの「天然醸造法」で信州三年味噌を醸造しています。蔵や杉の桶には酵母菌や乳酸菌などの微生物が住んでおり、味噌の熟成・発酵を進め、味に深みと広がりを醸してくれる味噌にとっては大変適した環境です。しかし今日では、杉の桶を使っているのは珍しく、ステンレスタンクを使用し味噌を醸造する「速醸法」がほとんどです。ステンレスタンクによる速醸法の味噌は強制的に熟をかけて熟成を活発にするため、味噌を短期間に作り上げ、より短期間で市場に出荷できますが天然醸造の味噌と比べると、コクや香り、旨味や深みなど違いがやはりでてきます。日本の味噌のほとんどがこのような醸造法で作られている中でも、杉の桶の良さは未だ失われておりません。石井味噌ではこれから先もずっと杉の桶を使い続け、「信州三年味噌」を作り続けたいと考えております。

「信州味噌知る滞在」5つの体験

1 味噌蔵見学

界 松本から車で約15分、熟成年の異なる3つの味噌蔵を回りながら創業より守り続けている2メートルを超える杉の桶の前で、味噌作りの説明を受けます。味噌の色の違い、地域の特色などを実際に味噌が約5トン入る桶に囲まれながら、味噌の基本、作り方を職人から直接学びます。味噌職人から学ぶ、味噌の新しい知識には驚くものがあります。

2 味噌汁試食

味噌蔵見学を終えると目の前の店舗に入り、お味噌汁の試食行います。味噌汁は火を止め味噌をといた60度前後の「煮えばながおいしい」と言われており、毎日味噌を作ってきた職人だからこそのこだわりのお味噌汁を味わえます。

3 味噌樽ラベリング

お土産に石井味噌の2種類の味噌の詰め合わせを持ち帰ることができます。界 松本オリジナルラベルと石井味噌で用意しているラベル、全5種類の中からお好きなものを選び貼り付けます。樽の中には一年味噌、三年味噌の2種類が入っており、旅が終わった後、ご家庭でも味わえます。

4 足湯に浸かり、味噌アイスとホットワインのペアリング

界 松本の客室露天風呂で足湯を体験できるよう足湯セットの貸し出しを行います。足湯には身体を内側からすっきりとさせ心身を軽快に整える効果があると言われています。臓器にも影響を与えるツボが集まっている足を、「美人の湯」とも言われているアルカリ性単純温泉の浅間温泉のお湯でじっくり温めます。
足湯に浸かった後には、石井味噌の味噌アイスを使用したオリジナルの味噌スイーツを提供します。界 松本では、長野県塩尻市の桔梗ヶ原地域のワインを約50種類取り揃えており、地元の赤ワインを使用したホットワインとバニラアイスの甘みの中にふんわり広がる味噌の少し塩気のある味が特徴のオリジナルの味噌スイーツのペアリングを提案します。

5 お味噌汁ブレンド体験

石井味噌には、一年味噌、二年味噌、三年味噌があり、それぞれ色や味わい、香りが全て異なります。界 松本での朝食時、石井味噌の3種類の味噌を自身で出汁に溶き、飲み比べながら味噌をブレンドし自分だけの一杯を堪能することができるのも特徴です。きのこや寒天など、長野県を代表するような具材と合わせ自分のお味噌の好みを発見しつつ、体温の低い朝の身体を自分だけの一杯で温めることができます。

滞在スケジュール例

<1日目>
14:00 石井味噌にて味噌蔵見学、味噌汁試飲、味噌樽ラベリング体験
16:00 チェックイン
17:30 ご夕食 季節に合わせた会席料理、地元信州のワインと会席料理の繊細なマリアージュも
お勧めです
20:00 お部屋にて味噌スイーツとホットワインのペアリング体験
<2日目>
08:00 ご朝食 お味噌汁ブレンド体験 朝食は鶏肉、キノコなどをくるみ味噌と一緒に朴葉で
蒸し焼きにする「朴葉味噌」をメインとした和食膳
12:00 チェックアウト

「信州味噌知る滞在」概要

期間    :2022年12月1日~2023年2月28日
料金    :41,250円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料金込・税込)
含まれるもの:宿泊、夕食、朝食(お味噌汁ブレンド体験を含む)、味噌蔵見学、試食、
味噌樽ラベリング、味噌スイーツとホットワインのペアリング
予約    :公式サイト[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/activities/12943/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/activities/12943/}
にて3日前までに要予約
集合場所  :石井味噌 長野県松本市埋橋 1-8-1
対象    :宿泊者
定員    :1日2組限定 *1組4名まで

「界」とは

「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022年1月に19施設目となる「界 ポロト」が北海道・白老温泉に開業しました。
URL:[https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/ ]{https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/}

界 松本

界 松本(長野県・浅間温泉) 城下町松本の奥座敷・浅間温泉に佇む温泉旅館。現代建築家の先鋭的な感性と、日本の伝統 工芸美が調和したデザインが特徴です。八種十三通りの湯浴みや、信州ワインに合う和会席を堪能できます。松本や上高地へのアクセスも良く、観光拠点にもおすすめです。
〒390-0303 長野県松本市浅間温泉1-31-1/客室数 26室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/}
カテゴリ:
サービス
ジャンル:
レジャー・旅行 フード・飲食

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