お客様から回収したスーツをリサイクルした「防災毛布」を新潟県...

お客様から回収したスーツをリサイクルした「防災毛布」を新潟県佐渡市に寄贈 9月1日 『防災の日』 に合わせ、佐渡市役所で贈呈式を開催

「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」
「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」
 青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))はこの度、新潟県佐渡市へ「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」100枚を寄贈いたします。これを受けて、9月1日「防災の日」に合わせ、佐渡市役所にて「贈呈式」を開催します。当社がこの「防災毛布」を同市に寄贈するのは、2020年に続き2度目(累計200枚)です。

 佐渡市は、離島という地域特性があるとともに、2018年1月の寒波に伴う大規模漏水の経験などから、市民の防災意識向上の取り組みや災害対策の備えを継続して実施されています。また、当社では ①過去に大規模な自然災害を経験した地域であること ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地であること ③当社店舗を営業している地域であることを基準に、防災毛布寄贈の取り組みを行っています。そうした背景から、継続した社会貢献活動が必要であると判断し寄贈させていただくことになりました。

 この防災毛布は、店頭で回収したスーツの一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を「洋服の青山」「THE SUIT COMPANY」にて実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユースの他に車の断熱材や荷物の緩衝剤などにリサイクルしており、2018年からは近年の全国的な自然災害の増加を受けて防災毛布へのリサイクルも新たに開始しました。これに伴い2019年より、佐渡市の他に、石川県輪島市、鹿児島県奄美市・龍郷町(奄美大島)熊本県天草市の計5自治体に寄贈させていただいております。
「下取り」→  リサイクル → 防災毛布を寄贈
「下取り」→ リサイクル → 防災毛布を寄贈

贈呈式 概要

日時:2022年9月1日(木)11:00~
場所:佐渡市役所 2階 市長応接室(新潟県佐渡市千種232)
主な出席者:佐渡市長 渡辺 竜五様 / 洋服の青山 佐渡店店長 伊東 隆文
寄贈:防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚 ・ サイズ 200㎝×140㎝

スーツのリサイクル工程(防災毛布)

・「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」で回収されたスーツの一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛織で綿状に加工されます。

・綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。

・この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。

回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付

 2021度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。これまでに「more trees」とは、スーツの売上金の一部を寄付する活動も2015年から始めています。2021年度(2020年4月~2021年3月)回収量実績は約340トンとなり、850,322円を寄付しました。

■一般社団法人「more trees」について

 一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすため、坂本龍一氏らが発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。
 地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指した様々な取り組みを行っています。

私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
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