【名城大学】薬学部が第22回「高校生体験実験講習会」を開催

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    2025年1月31日 20:00

    薬学部が主催し、実験の楽しさや薬学の魅力を伝える高校生対象の「高校生体験実験講習会」が1月25日、八事キャンパスで開催され、公募で選ばれた東海地区の高校1、2年22人が参加しました。

    この「高校生体験実験講習会」は2000年度に始まり、22回目。今回のテーマは「遺伝子変異に基づくがん治療」で、最適な抗がん剤治療を行うために行われているがん細胞の遺伝子変異を調べる実験を体験しました。

    なぜ遺伝子解析が必要なのかを学び、実験

    薬学教育開発センターの黒羽子孝太准教授が講師を務め、植田康次助教、武永尚子助教をはじめ、分子生物学研究室(村田富保教授)の橋本和宜准教授と5年生8名が補助してくれました。

    黒羽子准教授が、医療現場における遺伝子解析について解説。参加者は1班3~4人に分かれ学生スタッフからの説明を受けながら、マイクロピペットの操作、試薬の混合、試料のゲルへのアプライなどを教わりました。制限酵素による反応後、電気泳動を行いUVランプを照射して反応産物の違いを観察しました。うまく反応が観察されると受講生たちからは歓声が上がっていました。

    実験する受講生
    実験する受講生
    講義を聞く受講生
    講義を聞く受講生

    実験の合間には和やかな雰囲気の中で大学受験や学生生活について話をする姿が見られ、受講後のアンケートでは、「内容は難しかったけど大学での実験ができてとてもよかった」「薬学部でどんな研究がされているかよくわかった」「高校でもしっかり学んできたい」などの感想が相次ぎ、非常に好評でした。

    令和7年度も2回開催予定です。詳しくは4月以降に大学ウェブサイトなどでご案内します。たくさんのご参加をお待ちしています。

    ゲル撮影
    ゲル撮影
    講師を担当した黒羽子准教授
    講師を担当した黒羽子准教授

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    実験する受講生
    講義を聞く受講生
    ゲル撮影
    講師を担当した黒羽子准教授