工業デザイナー村田智明氏監修によるワークショップを活用した セーバーソー用ブレードを発売、順次店頭に導入開始

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    2022年7月1日 10:00

    株式会社ベッセル(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田口順一、以下 ベッセル)は年々拡大するセーバーソー(レシプロソー)用のソー市場へ向けて、「バグトリデザイン」を提唱する工業デザイナー村田智明氏監修によるワークショップを活用した、ブレード3種を2022年5月に発売、順次店頭に導入してまいります。


    セーバーソーブレード3種


    ■村田智明氏起用について

    ベッセルでは2015年より、ブランドメッセージとして「こたえる かなえる」を掲げ、お客様の困りごとを発見し共に解決するというモノづくりをしてまいりました。

    その中で今回、村田智明氏の提唱する「バグトリデザイン」「行為のデザイン」に着目。氏とのコラボレーションによるモノづくりを実施しました。


    村田智明氏


    ■村田智明氏提唱の「バグトリデザイン」とは?

    「バグトリデザイン」とは、人々の行為の中で生ずる、あらゆるミス・不便・起こりうる障害等「行為が阻まれる事象」を「バグ」と定義し、購入者や利用者の行為を観察、想像体験することで「バグ」を見つけ出し、それを解消することで、製品の機能・性能に限らず人の行為までも、より不便のないよう、快適に使えるよう「デザイン」する考え方です。



    ■従来とは視点の異なる製品特長

    開発には主要な開発・製造メンバーを招集し、ワークショップ形式で進行。時には実際のユーザーを会議に招きヒアリングを行うなど、あらゆるバグを検証した結果、プロダクトアウトの製品ではなく、購入行為までもデザインされた、従来のソーブレードにはない製品が完成しました。


    ◎購入前のバグトリデザイン

    ・どのブレードを購入していいか、わからない。

    →ブレードの基本性能を、アニマルモチーフで表現。

     チーター:スピード×しなやか

     ライノ :突破×パワー

     リザード:スリム×自在

    →高精細プリンタを使い、対応素材アイコンを刃面に印刷。

    →刃面のQRコードを読み込んで、製品情報をホームページで確認可能。


    ◎使用時のバグトリデザイン

    ・ソーをパワーツールに差し込みづらい。

    →差し込み時の角度(5度)が視覚的にわかるよう、刃後端にガイドラインをデザイン。(赤部)

    →スムーズなブレードの差し込みを可能にする、差し込み部の角R形状※

    ※意匠登録出願中。


    ◎使用後のバグトリデザイン

    ・再購入したいが、どの刃を使っていたかわからない。

    →刃面の情報がこすれて消えても、刃の形状から刃の種類を判別可能。

    →使用後も情報が読み取れるよう、ガイドの内側に対応素材アイコンとQRコードを印刷。

    →刃面のQRコードを読み込んで、製品情報をホームページで確認可能。



    ■各製品の主な仕様

    ・用途に合わせて長さ・歯数・刃厚が選べる、3種類・46アイテムのソーをラインアップ。

    ・ブレードの性能・特長をアニマルモチーフで表現。

    ・一目で種類が把握できる刃先形状。

    ・高精細プリンタの採用で、対応素材のアイコンと製品ページへリンクするQRコードを刃面に印刷。

    ・動力工具へのスムーズな差し込みを実現する、差し込みガイド&角R形状。(※意匠登録出願中)

    ・素材には切れ味と耐久性を両立する、バイメタルハイス鋼を採用。



    ◎セーバーソーブレード製品ページ

    https://vessel.co.jp/product/saver_saw_blades/



    ◎商品に関するお問い合わせ先

    株式会社ベッセル 企画開発部

    電話:06-6976-7773

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