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語彙も文法もひと通り身につけたのに、英文読解がいまひとつ苦手───そんなあなたにおくる、複雑な英語“難構文”を気軽にクイズ感覚で攻略できる一冊が登場!108の構文ルールを解説するユーモラスな和歌の音声付録つきです

2022.05.02 10:00

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『英語難構文のトリセツ』(小倉 弘/著 Jack Barker/英文校閲)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276065を2022年5月10日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆複雑な108の“難構文”を丁寧に解説

本書は、基本文法では決して理解できない難構文の種類と特徴、それらの構文を紐解くための方法をクイズ形式で学べる一冊です。
ある程度語彙力もあり、英文法もひと通りは勉強しているけれども、それでもいまひとつ英文読解が苦手という人に向けて、「こういうところに気をつけて読むようにしたらいいのでは」「こういう構文があることをご存じでしたか?」という切り口を提供し、今後の英文読解の新たな武器を手にしてもらうことが狙いです。
英文読解で読み解けなくなってしまう箇所は、ふつう、構文が複雑で、一読しただけでは全体の文構造が把握できないところです。

例えば、
・第5文型(主語+動詞+目的語+補語:SVOC)の目的語(O)と補語(C)の間に修飾語(M)が入り込む文(SVOMC)
・have to do ~が「~しなければならない」の意味と思いきやそうではない文(見せかけのhave to)
・関係代名詞と先行詞の間が離れている文(遠方修飾)
・受動態になったために通常とは語順が変わり、熟語や決まり文句を見破れない文(熟語くずし)
・thatが省略されるだけでso ~ that...構文と気づかなかったりするケース(省略)
など。

本書では、そういった“難構文”を108個ピックアップ。その中には、“just because ~doesnʼt mean that...”“名詞 to do which SV~”“what ~ is all about”“as /than以下割込み”“there is more to ~ than...”など、英文法書や辞書にもあまり掲載されていない手薄なものも盛り込んであるので、独学で英語を学んでいる人が気づきづらい”難構文”もこの一冊でしっかり学ぶことができます。

◆難しい文法項目もクイズ感覚で解いて理解できる

本書で扱う英文は短文が中心で、空欄補充や選択肢の問題も設けてあります。腰を据えて取り組まないといけない英文読解問題と異なり、気軽にごろ寝しながらクイズ感覚で読み進めてもらえるよう、問題の例文はなるべく日常的な話題で手応えのあるものを取り上げました。
しっかりと頭を使いながら、英文読解の上で躓きそうな箇所、誤訳しそうな箇所を意識して解いていけば、本書で扱っている難しい文法項目も自分のものになっていくはずです。

さらに、著者の小倉弘先生が作成し自らが吟ずる“小倉一人百首”も音声ダウンロード可能。これは、すべての例題の英文と確認問題の英文、108の構文ルール、難構文の見破り方や仕組みなどを和歌のリズムにのせてユーモラスに解説するもので、本書の内容を頭に定着させる際の強力な味方になってくれること間違いなしです。

【目次】

PART1 文型
前置詞+B+主語+A / SVMO / 他動詞+前置詞+B+A / add to B+A など
PART2 倒置
場所を示す語句+V+S / C+V+S / O+S+V / p.p./-ing +be動詞+S など
PART3 that / it / as
thatの省略 / so much so that... / it is 名詞 that... など
PART4 関係詞
関係代名詞節の切れ目 / 見せかけhave to / 見せかけのhave+p.p. など
PART5 準動詞・修飾語句
have only to do~to see... / be to 不定詞 / 前置詞+関係代名詞+to do~ など
PART6 熟語くずし・名詞構文
関係代名詞編 / 受け身編 / to不定詞・過去分詞・how・what編 / 強調構文編 など
PART7 比較
as/than以下省略 / 許容範囲のas...as~ / nowhere+v+S+比較級+than... など
PART8 否定
not~because... / 前文を受けるnot / not that S V~ / cannot~too... など
PART9 仮定法・条件・譲歩
仮定法の後半倒置 / 意外な条件節の潜伏 / 言外に条件のcould など
PART10 その他の盲点構文
共通関係 / 重複回避省略 / which isの省略 / 挿入 など
確認問題

【著者プロフィール】

小倉 弘 (おぐら ひろし)
静岡県静岡市清水生まれ。5歳の時に『セサミストリート』に興味を持ち、事実上、英語の学習が始まる。
慶應義塾大学文学部英文学科卒。唐須教光教授の下で情報構造を教わり、予備校界でその理論を大学受験の説明にも取り入れる。講義では長年ネイティブスピーカーとのペア授業を行い、画期的な英作文指導が好評を博す。歴史にも精通しており、歴史能力検定日本史1級、世界史1級、日本史大博士取得。歴代天皇126代を40秒以内で言えるという特技を持つ。
著書に『小倉の入試英語オンパレード』(代々木ライブラリー)、『受験英語禁止令』(研究社)、『カラー改訂版 まるおぼえ英単語2600』(KADOKAWA)、『体系英作文』(教学社)、『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』『同(長文編)』『同(自由英作文編)』『英文表現力を豊かにする例解和文英訳教本 公式運用編』『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術(テクニック)』『京大入試に学ぶ 英語難構文の真髄(エッセンス)』『英語で愉しむ信長・秀吉・家康と戦国時代』(以上、プレイス)、『冠詞のトリセツ』(かんき出版)がある。

Jack Barker (ジャック・バルカー)
アメリカ合衆国イリノイ州出身。メトロポリタン・ステイト・カレッジ卒業。大学時代は英文学と日本文化について学び、卒業後はコロラド州デンバーの帝京ロレットハイツ大学で英語教師を務める。1994年に来日、英語学校や企業で英会話を教えながら執筆活動と翻訳業に従事する。著書に『CD付 就職試験の英語面接』(成美堂出版)、『ネイティブが教える英語の正しい言葉づかい』(大泉書店)などがある。

【書誌情報】

書名:『英語難構文のトリセツ』
定価:2,200円(税込)
判型:A5判
体裁:並製
頁数:296頁
ISBN:978-4-7612-7606-5
発行日:2022年5月10日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276065

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761276061/kankidirect-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&b=1&g=000&sitem=4761276061&v=2
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