感度の高いビジネスマンがメタバースに殺到！？メタバースを活用したビジネス活動、メタ活が人気！

2022.04.27 11:00

ビジネス交流会「真誓会」を運営する一般社団法人中小企業相互扶助協会(所在地：東京都中央区、代表理事：荒井一寿)では、2021年12月からメタバースを活用した交流会を開始しました。メタ活ビジネスマンが増えており、次回は5月6日(金)10:00より開催します。

バーチャル交流会(1)

【市場規模は100兆円！？注目されるメタバース】

メタバースを活用した新たなビジネスが注目を集めています。メタバースとは仮想空間内で自分のアバターを通して交流できる空間のこと。Facebook社は2021年10月に社名を「Meta」に変更して大きな話題となりました。日本では2021年12月に渋谷の街をバーチャル化し、この仮想空間で買い物できるバーチャルマーケットを開催すると100万人以上が集まりました。メタバースの市場規模は今後100兆円に上ると期待されています。

メタバースは私たちの働き方にも影響を与えています。コロナ禍の影響でテレワークが定着していますが、最近ではメタバース上にオフィスを借りて出社する企業も出てきました。さらに、メタバース上のバーチャルショップで接客や販売などを行い働く人もいます。メタバースはさまざまな形で私たちの生活により身近なものとなって広がっています。

【メタバースを活用した、メタ活が密かなブームに！】

そんな中、今メタ活がブームになっています。ビジネスマンの交流の場を提供する一般社団法人中小企業相互扶助協会では、メタ活するビジネスマンが集まっています。参加者はメタバース内で知り合うだけでなく、商談や取引を行うなどしてビジネスに活用しています。参加者はサラリーマンや個人事業主、経営者などさまざまで、業種はIT系をはじめ不動産や飲食、イベント会社に花屋さんなど多岐にわたります。

メタ活が人気の理由は、自分の意思でアバターを動かすことができるためテレビ会議にはない自由度の高いコミュニケーションが取れることで、能動的に取引や商談が行えるからです。メタバース内では一定の場所に移動すると、他の人に会話が聞かれず個別で話せるスペースもあるため、ビジネスの場として役立っています。メタバース内にある壁の一面にパソコン内の資料を共有することも出来るので、メタバース内で商談を行うことも可能です。

提供されているメタバース空間はパソコンやスマホがあれば簡単にインストールでき、費用もかかりません。アバターは顔や髪型や服装など自由にカスタマイズできますが、メタバース上の出会いからビジネスが生まれリアルで会う事もあるので、アバターはなるべく自分に近い設定をしている人がほとんどです。

【メタ活から生まれる新たな出会いとビジネスチャンス】

参加者の中にはコロナ禍で厳しい状況になった人も、新たな出会いからビジネスチャンスを獲得できています。保険外交員の参加者からは「以前は企業に訪問して社員の方に営業活動を行っていたが、コロナ後は全く営業活動ができない状況になり売り上げは4分の1になりました。メタバース上での新たな出会いから営業に繋げることができ、コロナ禍でも売り上げがコロナ以前と比べ1.5倍くらいになりました。」という声をいただいています。また、他にも「IT企業に勤めていたが、コロナで在宅勤務が増え自由な時間ができた為、副業でシステム開発の仕事を始めた。たまたま知り合いから勧められてメタバース交流会に参加したところシステム開発の依頼をもらうようになり、仕事も増えてきたので念願の起業ができた。」という声もいただきました。

代表は「過去に自分の事業で大きく会社が傾いた時に、周りの人に助けられなんとか存続できた経験があります。コロナ禍で多くの中小企業が苦しんでいるのを見て、なんとか恩返しができないかとこの一般社団法人を立ち上げました。私は互いが助け合い協力し合うことで、日本の中小企業をもっと盛り上げたいと思っています。その上でメタ活はコロナ禍で直接人と会えないからこそ、ビジネスマンにとってとても有効な手段だと感じています。」と語ります。メタ活を通して新しいメタバース×〇〇といったビジネスが生まれる場所として期待されており、今後はZoomとの連携を開始する予定です。次回メタバース交流会は5月6日(金)10:00に開催されます。6月は14日(火)10時に開催します。

お問い合わせ： https://sofu-shinseikai.or.jp