人類創造の元の元へと辿る意思の萌芽を、おんな、の身体一つで表...

人類創造の元の元へと辿る意思の萌芽を、おんな、の身体一つで表現する 金滿里の5作目となるソロ作品『漆黒の赤』3/11開幕! カンフェティにてチケット発売中!

劇団態変 金滿里ソロ・アイホール提携公演『漆黒の赤』が2022年3月11日(金)~3月13日(日)にAI・HALL 伊丹市立演劇ホール(兵庫県伊丹市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中!
http://confetti-web.com/kimmanrisolo/

公式ホームページ
http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html
© Kohji Fukunaga (Studio Epoque)
© Kohji Fukunaga (Studio Epoque)
金滿里の5作目 となるソロ作品『漆黒の赤』。
前作『寿ぎの宇宙』(2013年)から9年、いよいよ新たなソロ作品へと挑みます。

金の追求する身体表現は、身体の奥にある精神性を抽象的に表現しようとしてきました。

本作では、破壊の方向に向かい続ける人類の未来が、その破壊に行ききった時、行き着く先に再び立ち上がるものがあるのではないか…ということを、その身体で探りたいと願います。アフリカの大地溝帯や火山の中に力強い命の根源を見出しながら、それと呼応する蠢く想念のようなものが女の身体の中にすでにあるのだという確信が、形となって、まさにこの舞台の上に立ち現れていくことになるでしょう。

金は、舞踏の祖である大野一雄氏と、大野慶人氏との運命的な出会いをきっかけに、自身のソロ作品へと導かれてきました。しかし2020年大野慶人氏が亡くなられ、師と仰いできた二人を失うこととなりました。その後初めて取り組むソロ作品は、師の教えを核心に抱きながらこれからの自身の身体表現を突き詰める覚悟と出発の舞であります。

ここに華雪の書と、蝦名宇摩による津軽三味線の音が加わり、一期一会の空間が生み出されることとなりました。

金の身体だからこそ表現できる人間普遍の美をもって、命の真髄を探る渾身の舞台へ、どうぞご注目ください。
Photo by Hideto Maezawa
Photo by Hideto Maezawa

公演概要

劇団態変 金滿里ソロ・アイホール提携公演『漆黒の赤』
公演期間:2022年3月11日(金)~3月13日(日)
会場:AI HALL(伊丹市立演劇ホール)
作・演出・芸術監督 金滿里
演奏 蝦名宇摩(津軽三味線)
書 華雪

■タイムテーブル
3月11日(金) 19:30★
3月12日(土) 14:00 / 18:30
3月13日(日) 13:00

受付開始は開演60分前、開場は開演30分前
★の回は終演後アフタートークを行います。
平田オリザ(劇作家・芸術文化観光専門職大学学長)×金滿里

■チケット料金
【前売り】
一般:3,500円
障碍者/介助者:3,000円
22歳以下:2,500円
12歳以下:1,000円

【当日】
一律 4,000 円
(全席自由・税込)

・各種割引は当日受付にて要証明書提示
・障碍者は手帳をお持ちの方。介助者は障碍者と同伴1名まで
・車いすのまま観劇できる席は席数限定。劇団態変へ要事前予約
TEL 06-6320-0344(留守番電話の場合はお名前と電話番号をお残しください。)
E-mail taihen.japan@gmail.com

金滿里(キム・マンリ)プロフィール

劇団態変 主宰・芸術監督 舞踊家・演出家
Photo by Hideto Maezawa
Photo by Hideto Maezawa
日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末娘として生まれる。
3 歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度身障者となる。
70 年代に盛り上がった障碍者解放運動での活動を経て、1983 年、劇団態変を旗揚げ主宰。「身体障碍者の障碍そのものを表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という芸術思想を掲げ、どこにもない身体表現芸術を創出してきた。
劇団態変では一貫して芸術監督を務め、劇団と自身のソロの作・演出・出演を行っており、今作は 77 作目となる。
1998 年初めてのソロ作品 『ウリ・オモニ』を大野一雄・大野慶人監修で上演。以降、大野慶人監修でソロ作品 3 作品、計 4 作のソロ作品を世に出す。
ワークショップも国内外で開催し、「金滿里身体芸術研究所」で障碍・健常を問わず、広く身体表現指導を行なう。マレーシアでは、国際交流基金と現地アーティストとのタイアップにより現地の障碍者を舞台に上げる 3 年間の国際アートプロジェクトを実施、公演を成功させた。他、海外演劇フェスティバルからの招聘多数、韓国でも共同製作プロジェクトを行っている。
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