印刷機能が搭載されたExcel/PDFドキュメント APIライブラリの最新版が登場 ― DioDocsシリーズ ―

グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリシリーズ「DioDocs(ディオドック)」の新バージョン「V5J」を2022年2月9日(水)にリリースします。

DioDocsシリーズは、Excelファイルを生成・更新するためのAPIライブラリ「DioDocs for Excel」と、PDFファイルを生成・更新するためのAPIライブラリ「DioDocs for PDF」の2つの製品を提供しています。両製品とも1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、イニシャル(初回)価格は、1開発ライセンスが297,000円(10%税込)、2年目以降のリニューアル(更新)価格は148,500円(10%税込)です。


DioDocsシリーズ最新版「V5J」リリース


新バージョン「V5J」では、「DioDocs for Excel/PDF」の両製品にWindows環境における印刷機能を追加しました。これまでDioDocsを介して作成された文書データを印刷するには、別途Microsoft Excelアプリケーションやブラウザ内臓のPDFビューワなどで文書を表示したうえで印刷という手順が必要でしたが、本機能が追加されたことにより、物理プリンタへ直接印刷することが可能となります。

また、「DioDocs for PDF」にフォントの最適化機能を追加しました。PDFデータは、ページ結合や分割といった編集を行うと埋め込みフォントの重複によりファイルサイズが肥大化する場合がありますが、この機能により重複フォントの統合や未使用フォントの削除が行われ、全体のファイルサイズを削減することができます。

一方、「DioDocs for Excel」には、Excelデータの高速インポート機能が新たに追加されました。この機能は、システムでExcelデータの一部を抽出して利用したいといった要件があった場合に、Excelのワークブックのオブジェクトモデル全体をロードせず特定のデータのみを抽出できるため、コード量の削減やシステムの高速化に寄与します。

このほか、DioDocsでは製品を利用するユーザーからの声を反映し、高パフォーマンスなシステムの実現や開発工数の削減につながる多数の新機能を搭載しています。

DioDocsの詳細は、Webページをご覧ください。

https://www.grapecity.co.jp/developer/diodocs



■ DioDocs for Excel/PDF V5J 共通の新機能

・印刷機能の追加

Windows環境で物理プリンタへの直接印刷をサポートします。コード上で出力するプリンタや部数の指定が可能です。


印刷機能の追加(DioDocs for Excel/PDF)


■ DioDocs for Excel V5Jの新機能

・Excelデータの高速インポート

ワークブックのオブジェクトモデル全体をロードせずに、Excelファイルから特定データを抽出するImportDataメソッドを提供します。 データは二次利用しやすいObject型の2次元配列として取得することが可能です。従来のOpenメソッドと比較して、省メモリかつ高パフォーマンスが期待できます。


Excelデータの高速インポート(DioDocs for Excel)


・「ブックの表示」に対応

Excelの「ブックの表示」に対応します。表示形式(標準/改ページプレビュー/ページレイアウト)の切り替えや、ユーザー設定のビューを作成・編集できます。


「ブックの表示」に対応(DioDocs for Excel)


■ DioDocs for PDF V5Jの新機能

・フォントの最適化

PDFデータの埋め込みフォント内で、重複するフォントの統合および未使用フォントの削除を行い、フォントの最適化が可能になります。最適化により、作成されるPDFデータのサイズの削減が可能です。ページ結合・分割などの作業後に実施するとより効果的です。


フォントの最適化(DioDocs for PDF)


・既存PDFのリニアライズ

既存PDFファイルのリニアライズ(Web表示用に最適化)をサポートします。PDFファイルは構造化されていないため、ブラウザに表示するにはファイル全体のダウンロードを完了する必要がありますが、リニアライズされたPDFファイルは全体のダウンロード完了を待たずに順次表示できるため、WebでのPDF体験が向上します。



■ PDFビューワの新機能

・UIの強化

PDFビューワのツールバー配下に「セカンドツールバー」が追加されました。セカンドツールバーは独自のツールバーの追加などカスタマイズが可能です。また、PDF レイヤーの表示/非表示を切り替えることができる「レイヤーパネル」、タグ付きPDFファイルの構造ツリーを可視化する「構造ツリーパネル」も追加しています。


UIの強化(PDFビューワ)


※ PDFビューワはDioDocs for PDFに収録されています。PDFビューワの機能を組み込んで開発したアプリケーションを運用環境へ配布するためには、配布ライセンスが必要です。


DioDocsの詳細は、Webページをご覧ください

https://www.grapecity.co.jp/developer/diodocs



■ 会社概要

会社名  : グレープシティ株式会社 [GrapeCity inc. 略称:GrapeCity]

設立日  : 1980年5月

資本金  : 9千万円

代表者名 : 馬場 直行

企業サイト: http://www.grapecity.co.jp

事業内容 : ソフトウェア開発支援ツールの開発、販売

       https://www.grapecity.co.jp/developer

       業務改善ソリューションの開発、販売

       https://www.grapecity.co.jp/enterprise

       学校法人向け業務管理ソフトウェアの開発、販売

       https://leyser.jp/

       各種映像制作、およびスタジオの提供

       http://www.winestudios.com

       幼児英語教育ソリューションの開発、販売

       https://grapeseed.com/jp

       社会福祉施設向けソフトウェアの開発、販売

       https://www.serve.jp

国内事業所: 本社 仙台市泉区紫山3-1-4

       /関東支社/関西支社/札幌営業所/東北営業所/

       北関東営業所/首都圏営業所/九州営業所

海外事業所: 中国(上海・西安)/インド/ベトナム/ミャンマー/

       ブラジル/アメリカ/マレーシア/韓国


・Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

・GrapeCityおよびDioDocsはグレープシティ株式会社の登録商標または商標です。

・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。

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