顧客ニーズの多様化に応える生産体制構築に向けてICTを活用し...

顧客ニーズの多様化に応える生産体制構築に向けて ICTを活用した介護食製造工場を兵庫県神戸市に竣工

全国の福祉施設・病院さま向け給食サービスを展開する、株式会社ナリコマエンタープライズ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:竹内 美夫、以下 当社)は、介護食の製造を担う新工場を兵庫県神戸市に竣工いたしました。新工場はICTを活用し、製造工程の自動化を実現。本年3月に本稼働を予定しています。本工場の稼働を含め、顧客ニーズの多様化に対応し得る生産体制の構築を進めていきます。


神戸工場外観


■新工場建設の背景・目的

当社では、進む少子化による人材難の中でも、顧客の多様なニーズに寄り添った安定生産・供給ができる体制への変革を進めています。現在、全国5つの地域に工場を構え、東北~九州のお客さまにサービス提供を行う中、多様なニーズに応えていくためには、既存工場だけでは生産が追い付かなくなりつつあります。そこで、介護食製造を専門に担う神戸工場を建設し、生産体制の強化・最適化を図ります。

当社が全国的に成長していく中で、各地域の嗜好に応えていくこと、さらに病院をはじめとした新たな顧客ニーズに対応することは必要不可欠です。これまで既存工場で担っていた介護食の製造を新工場へ移管することで、より効率的な生産体制を構築。これにより生まれる余剰を活用し、よりお客さまの多様なニーズに寄り添ったサービスの創造、提供を実現します。



■新工場の特徴

*2万平米を超える当社最大規模

新工場は2万平米を超える敷地に、既存工場では採用できなかった大規模設備を導入。ICTや先端技術を活用することで、増え続けるお客さまからの介護食ニーズに応えていきます。

*オートメーション化

介護食製造に特化した工場であるため、製造工程をよりシンプルに自動化しやすい設計にし、オートメーション技術を最大限活用しています。少子化による人材難を見据えた省人化の取り組みにもつながるとともに、調理が煩雑になりがちな介護食を普通の食事と同じ価格で利用いただくことに寄与できます。

*介護食のクオリティ向上

製造工程のオートメーション化により、365日異なる多彩な献立メニューであっても、調理者によるブレをなくし、学会基準を踏まえた安全安心、衛生的で高栄養の商品を実現します。見た目にもこだわった、素材の風味を生かした五感で楽しむ介護食をお届け。当社の企業理念である「お食事を通じてご高齢者の皆さまに生きる喜びを」提供できるよう、前進していきます。

*環境に配慮した生産

オイルを用いないインバーターの使用や冷凍原料・解凍水を使わない工程による水道使用量削減など、環境に配慮した取り組みを行っています。今後はソーラー発電、コージェネレーションシステムの導入等、脱炭素に向けた設備強化も行っていく予定です。



■今後の展開

3月14日(月)に本稼働を予定しています。ソフト食製造から新工場への移管を進め、段階的に当社で生産する全介護食の製造機能の集約を図ります。



■神戸セントラルキッチン概要

所在地 :兵庫県神戸市西区高塚台6丁目2-2

竣工日 :2022年1月31日(月)

稼働開始:2022年3月

投資額 :約100億円

生産量 :24万食(1日最大)

従業員数:約200名(予定)

建屋概要:延床面積23,000m2、鉄骨構造5階建て



■ナリコマグループについて

ナリコマグループ(ナリコマホールディングス、ナリコマエンタープライズ、ナリコマフード)は「超高齢社会の課題解決に取り組む企業」として、全国の福祉施設・病院さま向けの給食サービス事業を展開。食事を召し上がる方の満足に加え、福祉医療に従事される方の負担を軽減できるよう、商品のクオリティの向上、厨房業務の負荷軽減、収支改善につながる様々なサービスを提供しています。


本社  : 大阪府大阪市淀川区西宮原1-4-2 ナリコマHD新大阪ビル

代表  : 竹内 美夫

従業員数: 3,782名(グループ計)※

売上高 : 334億円(グループ連結)※

URL   : https://www.narikoma-enterprise.com

※2021年5月末時点のデータ



【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】

カスタマーセンター

TEL        : 06-6396-8020

お問い合せフォーム: https://www.narikoma-enterprise.com/inquiry/form

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