株式会社インタープロトモータースポーツ

    野尻智紀が第5戦で今季初優勝! 卜部和久が最終戦を制し、2年連続シリーズチャンピオンに輝く

    2026インタープロトシリーズPOWERED BY KeePer 第5・6戦レポート

    2026インタープロトシリーズ POWERED BY KeePer Rd.3が10月31日(土)・11月1日(日)、富士スピードウェイで開催された。今シーズン最終大会となったプロフェッショナルクラスには11台が出走。31日に公式予選、1日に第5戦・第6戦の決勝が行われた。

    公式予選はドライコンディションの中、#55 野尻智紀(人馬一体ドライビングアカデミー)がポールポジションを獲得。#88 佐々木大樹(Pastel Motorsport)はマシントラブルでコースインが遅れながらも2番手につけ、#37 牧野任祐(キーパー号)が3番手、シリーズランキング首位の#3 卜部和久(INGING MOTORSPORT)は4番手となった。

    1日(日)の第5戦決勝は、曇り空ながらドライコンディションの中、9周で争われた。スタート前に2番手グリッドの佐々木がマシントラブルに見舞われ、後方からの追い上げを強いられる波乱の展開に。ポールの野尻はスタートからトップを守ると、安定したペースで後続との差を広げていった。

    その後方では牧野と卜部が激しくポジションを争い、さらに#96 阪口晴南(K-tunes Racing)が力強い追い上げを披露。卜部は牧野をオーバーテイクして前に出たものの、阪口とのバトルでは接触が発生。ステアリングにダメージを負いながらも走行を続けた。

    先頭の野尻は最後まで後続を寄せつけず、トップチェッカー。今季初優勝をポール・トゥ・ウィンで飾った。2位には阪口、3位には卜部が入り、4位ロニー・クインタレッリ、5位牧野となった。

    第5戦のフィニッシュ順位から続けて行われた第6戦は、スタート直後から激しいポジション争いが展開された。ポールの野尻に対して後方のマシンが一気に加速し、#44 山下健太(NAVUL)が好スタートで3番手まで浮上。卜部も上位争いに加わり、激しいバトルの中でポジションを上げていった。

    一方、第5戦のトラブルによって最後尾11番手からスタートした佐々木が猛烈な追い上げを披露。次々と前車を攻略し、上位グループへ迫った。

    先頭争いでは卜部が的確なオーバーテイクを決めてトップに立つと、そのままリードを守り切って優勝。最終戦を制して2年連続のシリーズチャンピオンを決めた。2位には山下、3位には11番手から8ポジションアップを果たした佐々木が入り、4位小林利徠斗、5位ロニー・クインタレッリとなった。年間ランキングは卜部が王座を獲得し、山下が2位、佐々木が3位で2026年シーズンを終えた。

    SUPRAクラスは、第5戦で#39 平良響(TR GR Supra GT4 EVO2)が優勝。#17 中山雄一(HW GR Supra GT4 EVO2)がわずか0.002差の2位、#38 松井孝允(P.MU GR Supra GT4 EVO2)が3位に入った。続く第6戦では#28 堤優威(KK GR Supra GT4 EVO2)が優勝を飾り、中山が2戦連続の2位、松井が3位となった。

    IPS 第5戦 優勝:#55 野尻智紀(人馬一体ドライビングアカデミー)

    「スタートでは佐々木選手のトラブルによってグリッドがひとつ空いたことが、有利に働いたと思います。その後もすごくいいペースで走れて、インタープロトでは珍しく後続を近寄らせない走りができました。今年は苦しんでいたので、最終大会で予選も決勝もいいパフォーマンスを見せられたことは大きな収穫です。今週は予選で前に行って、決勝でも前から戦うことをテーマにしていたので、それを実現できたことは良かったと思います」

    IPS 第6戦 優勝:#3 卜部和久(INGING MOTORSPORT)

    「レース2はすごく集中していて、あまり覚えていないくらいです。ただ、オーバーテイクを仕掛けたときにクロスラインで抜き返されるようなことも少なく、タイムロスを抑えながらバトルができました。優勝でチャンピオンを決められたことが何よりうれしいです。今シーズンは毎大会エンジニアさんといろいろなことを考え、パーツを変更しながら挑戦してきました。チャンピオンを意識しすぎず、目の前のレースに集中してきたので、結果として王座がついてきた感覚です。優勝やチャンピオンという結果がチームへの恩返しになると思っているので、本当にうれしいです」

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