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植物の力で発電!環境配慮型のエネルギー『botanical light』を 都内の商業施設に設置し2022年2月まで実証実験を実施

株式会社グリーンディスプレイ(本社:東京都世田谷区三宿2-15-14 代表取締役:望月 善太 以下 グリーンディスプレイ)は植物と共存する微生物が生命活動をする際に放出するエネルギーを回収し、電力に変換する「botanical light(ボタニカルライト)」を2021年より都内の商業施設にイルミネーションの一環として設置し、2022年2月まで実証実験を行なっています。


botanical light(ボタニカルライト)


■botanical lightとは■

植物が根を張る土壌または水の中の植物付近のマイナスの電荷を拾い電力に変換し、現在4V程度の電圧をイルミネーションなどの形で活用できる実証実験中の技術です。

植物が育成可能な土壌、または水場に電極を挿すだけのため施工が簡易な上に景観を損ねません。

太陽光発電は天気や時間帯によって発電量が左右されるのに比べて、botanical lightは植物が元気で水分があれば、時間・気候関係なく半永久的に安定して発電をし続けます。


発電の際に排出されるものは水のみ。

また、栄養分を利用して発電するため、土壌や水の中のバランスを整え環境改善に役立つことが分かりました。


※botanical light(商標登録申請済)は株式会社ニソール(発電技術の特許取得済)と株式会社グリーンディスプレイの共同開発商品です。



■取り組みの背景■

植物を用いてオフィスや商業施設で空間演出を手掛けるグリーンディスプレイは、日頃から人と自然が生み出す快適な空間を創造する中で、植物の「癒し」だけではない分かりやすいメリットを探していました。

2017年から続く、社会への貢献を目指し新しい植物の見せ方や管理方法を研究する「GD lab.」の活動で植物が放出するエネルギーの可視化に着目する中で、植物発電の研究・開発を行なっていた株式会社ニソールと水野博士と共同開発を進めることとなり、2021年5月に自社開催による展示会にて初披露となりました。


botanical lightは光を灯して空間の賑やかさや安全性に寄与するだけでなく、災害時の非常用電力としてなど誰にとっても役に立つ可能性があります。

botanical lightによって植物や自然の価値観が変化し、環境への意識が高まることを目指しています。

発電のメカニズム

電極を挿すだけ


■実証実験事例■

・赤坂インターシティAIR イルミネーション(東京都港区赤坂1-8-1) 2021年11月~2022年2月予定


赤坂インターシティAIR


・東京ミッドタウン日比谷 クリスマスイルミネーション(東京都千代田区有楽町1-1-2) 2021年11月〜12月26日


東京ミッドタウン日比谷


■これからの可能性■

・休耕地のエネルギーを使用し防犯灯として

・停電や災害時の非常用電力として

・農業用のセンサーとして


その他にも様々な活用方法を展開していきます。



■株式会社グリーンディスプレイ■

グリーンディスプレイは、商空間やオフィス空間等の人々が集う場所に、植物を用いた環境演出や季節や旬を表現する空間演出を提案しています。

都市生活の中で、植物のある空間の心地よさや、一年を通して移り変わる季節の楽しみを感じて頂くためにクリスマス等のシーズンディスプレイの提案も企画から施工、メンテナンスまで一貫して行なっています。


ホームページ  : https://www.green-display.co.jp

botanical light: https://www.green-display.co.jp/info/column/info-691/

公式Instagram : https://www.instagram.com/green_display/

公式note    : https://note.com/green_display

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