暗号より簡便な『データマスキング』画像秘匿処理保存・閲覧シス...

暗号より簡便な 『データマスキング』画像秘匿処理保存・閲覧システムを開発  重要書類保管や出版・エンターテイメントの分野で事業開始

情報システム開発の株式会社プロスパー クリエイティブ(本社:東京都中央区、代表取締役:川端 秀樹)は、保存するデータに秘匿マスキング処理を行うシステムを開発し、受託事業としてアライアンス事業パートナーの募集を行っていきます。

このため、万一のデータ流出があっても漏洩を防ぐ「データマスキング」画像秘匿処理保存・閲覧システムを使って、1. 重要書類データの秘匿処理と、2. 出版・エンターテイメント分野の秘匿処理の2つの事業を2022年3月から行っていきます。また、2021年12月から準備チームを発足させて行きます。


詳細URL: http://www.prosper-c.co.jp



【「データマスキング」画像秘匿処理保存・閲覧システムとは】

文書などを保存するのに保管室や倉庫が必要だが、保管スペースや空調を必要とし、また離れた場所に設置した場合、探しに移動しなくてはならない。特に重要な書類の長期間保存に対しては、紫外線や湿度対策などの特別な保管庫を必要としている。そして現在、企業だけでなく国も書類保管の電子化を推進している。そこで、プロスパー クリエイティブは、入力画像データに網模様や文字・イラストなどで秘匿用のカバーマスクをかける「データマスキング」画像秘匿処理保存・閲覧システムを開発し、特許を世界の主要国に申請した。尚、申請特許には、映像や音楽などのマルチメディア分野も含まれている。


マスキング処理の一例


マスクの種類


【基本技術】

データマスキング処理は、基本的に書類の場合はスキャナで入力した画像データに、専用ソフトでマスキング処理と復元のための条件やパスワードを設定して、保存する。閲覧が必要な時は、パスワードで機器認証や個人認証の組み合わせで復元する。今回は、秘匿マスクの種類により、重要書類等の秘匿処理から、出版・教育・ゲームなどのエンターテイメントの分野にも活用できる事業を行う。「データマスキング」は、暗号と違い、自在に必要な一部だけのデータにも秘匿処理を行えることで、簡便さも特長となる。秘匿個所の復元を必要としない場合は、復元不可の処理機能も持つ。また、必要なら暗号との複合処理も可能にしている。



【「データマスキング」事業】

「データマスキング」画像秘匿処理保存・閲覧システムを使って、次の2つの新規事業を行っていく。

1. 重要書類データの秘匿処理・保存業務

例えば金融、保険、建築などの業界や、企業や会計士、弁護士、弁理士など、また学校、団体、官庁、地方自治体などでの活用を想定している。例えば契約書類や開発、財務などの部門の書類で、保管する個人情報等を含む重要な書類の電子化にあたって、マスキング処理を行い、万一の情報漏洩を防ぐ対策とする。


重要書類の保管期限をもとに、1年程度から必要とする年月日まで、自由に秘匿処理をした保存を行う。秘匿部分の閲覧については、いつでも権利者が復元処理や一次的な復元処理を行うことが出来る。さらに、暗号処理を加えた多要素多重の認証技術での秘匿処理も可能にしていく。



■「データマスキング」の2つの機能

「データマスキング」の書類等の秘匿処理の実務は、専用ソフトで以下の方法でマスキング処理を行い、マスキングデータ保存し、管理者に提供する。


(1) 一括マスキング

例えば、千ページ以上の重要な書類の多数ページを保存する場合は、スキャナ等で入力した画像データ化する全ページ画像の一部或いは全部に、文面が秘匿されるためのマスキング処理を行う一括処理ソフトを開発した。

千ページでマスキング処理からパスワードの設定などすべての作業が1時間以内に終了する。1万ページ以上でも、システムを複数同時に稼働させることで、数時間でマスキング処理を行うことが出来る。そして、マスキング処理したデータに、全体に或いは必要なページごとに復元のためのパスワード等が設定され、顧客に納入する。顧客は、必要とする時に、パスワードと、認証手段を使って復元出来る。


(2) 秘匿部分の個別マスキング

依頼者或いは管理者が、章単位や個別のページ毎に、秘匿部分を選択し、必要な種類の個別マスキング作業を行い、原データとのリンクを設定したり、新たに復元のためのパスワード等を自由に設定する。これを保管用に保存登録する。またサーバに保管することで、マスキングされたデータは、顧客の管理のもとネットワークからでも、閲覧を可能に出来る。


マスキングの一例


重要書類・伝票類


カタログ・図面


電子はがき・電子カルテ


■「データマスキング」の作業とアライアンス事業パートナー

作業は、依頼者立ち合いのもとに行い、作業スタッフがマスキング書類の内容を閲覧することは無く、システム内でコンピュータによる自動処理を行う。大量マスキング処理の場合は、依頼者の指定場所での処理も可能としている。

事業を進めるにあたり、倉庫業やデータベース事業者などのアライアンス事業パートナーと提携し、書類等の保管を電子化で行うため、企業や団体、官公庁・地方自治体などからの受託事業として行っていく。


2. 出版・エンターテイメント分野の秘匿処理業務

マスキングするマスキングデータに、面白さ・楽しさの要素を加えた特殊画像処理ソフトを開発した。そして、学習参考書や出版物の分野や、クイズ・ゲーム分野にも秘匿マスキング機能を使って対応する事業。この分野の受託は、クライアントとの共同作業で行う。一例として、図で例を挙げながら説明します。また、今後、個人ニーズの例えばネットアルバムなどの分野にも対応を検討する計画。


図例


電子出版・電子漫画


クイズ・電子スクラッチ


電子アルバム


■出版・エンターテイメント分野事業を進めるにあたり、出版社や広告代理店、テレビ局、コンテンツ事業者などからの受託・共同制作を予定している。



【会社概要】

商号  : 株式会社プロスパー クリエイティブ

事業内容: オフライン型印刷品質管理システム開発・販売。

      画像の比較差分評価分野で、印刷物の色差分評価や

      欠陥検査システムの開発を行っています。

      印刷物等をスキャナ入力した画像を用い、数値で測色・

      色評価する技術は世界で唯一の技術です。

      多くの印刷会社で使われています。

URL   : http://www.prosper-c.co.jp

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